自分を感じることから始めよう〜『「自分の心」をしっかり守る方法』加藤諦三
あなたを諦めない
身の回りに、声が大きい人、暴れ出す人、怒り出す人、、様々な手法であなたに「譲る」ことを強いてくる人はいませんか?
この本はそんな人に振り回されず、自分の心を保つための方法が書いてあります。
気の弱い人は、「どうせ無理だろう」と自分を自分で決めた檻の中に入れ安心してしまいます。あなたはいかがですか?
投げ出すと諦めるは全然違います。諦めるは、なぜ手放すかを明確にし、プロアクティブに手放す選択をすることなのです。
今を味わう
自分をあきらめないために必要なことは、自分自身と向き合い、つながることです。
人の悩みは、『自分が自分じゃなくなったとき』に生じます。しっかりと自分の手綱を握り自分の頭と心がつながった状態を保ちましょう。
そのためには今ここに在ることに感謝。
例えば、何かを所有するのではなく、味わうこと。自分の人生の使命に生きると決意をすること。
相手を知り、諦め、感謝する
自分とつながったら、次は相手とつながろう。相手の頭の中にお邪魔し、相手の思考をしっかりと把握する。なかでも、主語が自分になっていない人の話やお説教は、気にしても意味がない。あなたを一般化して話し、気持ちよくなっているだけです。
あなたを傷つけてくる人からは、速やかに距離をとって避難する必要があります。そして、あなたの喜びを喜んでくれる人であるか見極めましょう。
不意にあなたを傷つける人もいます。まずは距離をとります。そして、解釈を入れずに出来事を眺めます。必ずその裏側には、あなたにとってポジティブな面が隠されています。
もしポジティブな面が見つかったら、傷つけたその人であっても感謝をし、成仏させます。そして次の素敵な人を探しに出かけましょう。
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