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聞く、考える、伝える〜『佐藤可士和のクリエイティブシンキング』
共感する
共感すると言う事は、耳を傾け合うという事。つまり傾聴。共感してもらうためには傾聴が欠かせない。
そもそも私たちは誰に共感する必要があるのだろうか。それは顧客だけではない、自分自身にでもある。
自分自身に傾聴し共感した言葉を発しない限り他責になってしまうし、エネルギーも少ない。自分自身が共感していないことを他人に共感してもらう事はとても難しい。
まずは自分に共感しよう。
本質を伝える
本質が尖ると課題が分かっていない人に伝わりにくいことがある。そういう時は例えることがとても大事。
原理原則の公式の話をするより、なぜその公式を使うか身近なものにたとえて説明してあげたほうがわかりやすい。
そのためには私たちが日ごろから様々なものを観察し、いざと言う時に例えられるような引き出しを持っていなければならない。
つまり、
これって何に似ている
どういう意味があると
要するにこういうことだな
といった思考で記憶を引き出しにしまっておくと、いざと言う時に相手に共感しやすい説明ができ、すんなりと本質を伝えることができる。
デザインをソリューションに
何かを始めるときにゴールを設定しているといいというが、どういう状態になっていてどういうことができるようになっているなど、さらに具体的にゴールが示せるとわかりやすい。
さらにそれが絵で示してあると、もっと分かりやすいし共感ができる。
デザインは付加価値ではない。デザインは人の思考に影響を及ぼすソリューションそのもの。
言葉でフラッグを立てるだけではついて来れない人がいる。そもそも人間は一人一人前提が違うので、何も不思議ではない。
このラフなデザインが今にも動き出しそうなことが想像できると、スピードも質もアップ!!
傾聴し伝える、全てこれの繰り返しだと思った。
話を聞く、解釈を言語化・デザインして確認する。そのデザインが今にも動き出しそうなくらい、相手と共有する。
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