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運の良さは心次第

運がない人間とは

僕自身、自分が運のない人間だとずっと思っていたんです。いつも予期せぬ出来事によって悩み苦しんいたからです。思い返してみれば、自分が運が良かったなんて思ったことが記憶にないんです。これからだって、僕には奇跡のようなことは起きるなんて思えなくなってしまっていたんです。

ですので、自分の身の丈にあった選択しかしてきませんでした。でも、そうすることは、思いの外寂しい気持ちになってしまうのです。どうしても、憧れを持つことがあるものですから。届かないような大きな夢を思い描いてしまうことだってあるんです。そうした希望を、全て否定しないといけませんでした。そんな事なんか僕は望んではいけない。だって、僕に運がないから奇跡なんか起きるはずもないのですから。悪い方に引き寄せられるだけの運命なんだからと自分に言い聞かせてきたんです。

こうして冷静になって、当時の自分を思い出してみると、僕がどうして運のない人間になってしまったのか、なんとなく見えてくるのでした。

そんな風に、自分に運がないと言い聞かせながら、憂いている状態であるのに、奇跡が巡ってくるなんて思えないからです。

運の良さは心次第だった

あなたが運がよかったと思えた時のことを思い出してみて下さい。心は喜びに満ちていて、とてもポジディブな状態ではないでしょうか。

それは、運が良いことが起きたから、心が喜びといったポジディブな状態になれたのでしょうか。現実的にそのように見えるけれど、物事の順番を考えてみれば、本来は心が喜びといったポジディブな状態だから、運が良いことが起きたのだと言えるのです。

全ては心が先に動くものだからです。

考えてみて下さい。今のあなたの状態は全てあなたが望んだことだということだったのです。

僕は今、こうして「note」を書いているのは、誰かの役に立ちたいと思うから、書いています。そこで、読んで頂けるときの喜びを想像することができたからこそ、行動に移すことが出来たことだったのです。

僕は、こう思いました。雨の日は、気が重くなる。そう思い憂鬱な自分の姿を想像したから、雨が降った時に気が重たく憂鬱な気持になるから嫌いだと言ってしまうのです。

良いことも悪いことも全て、心が先に思うからこそなんです。

では、運がないということは、何よりも自分が運がないということを自分で思い、その時に、落胆した自分を強く想像してしまっているから、運がないということ認識していたのだということです。

自分の見えている世界とはそうやって出来ているのです。精神世界というものでしょうか。それは、人それぞれ異なる世界であるのです。この同じ社会にいても、絶望してしまう人もいれば希望を持つ人もいます。それは、心が憂いてしまっているから、この社会の絶望するような一面ばかりに目を向けてしまい、この世界は、絶望するに値する社会であると認識してしまうのです。だったら、心を前向きな状態にすることで、この社会に対してもポジディブな一面に目を向けることが出来ます。そして、素晴らしい社会であると希望を持つことで積極的な行動をすることが出来ます。それは、ひょっとすると、自分の望む結果をもたらすものになるのかもしれません。

このことを踏まえてみると、僕はこれまで自分が運がない人間だと思っていたから、運がない現実しか目に入らなかったということになります。

そう簡単に、自分の意識を変えることは出来ないのかもしれません。ただ、僕は自分が運がいい人間であると想像してみたんです。そんな自分がどんなことを思うのかって。そのことで、どんな気持ちを味わうことが出来るのかを想像してみると、感謝の気持ちが溢れてきたんです。運が良い出来事は、嬉しい気持ちや喜びの気持ちになることが出来ます。それを奇跡だと思えば思うほど、ありがたいという感謝に変わっていくのです。

感謝の気持ちを味わえたことで、沢山の気付きがあったんです。

こうして僕自身が健康であることも運が良いことなんだということ。僕のことを大切に思ってくれる人との出会うことも出来たのも奇跡なことなんです。過去のいじめを乗り越えることができたのも、偶然の出会いがもたらした奇跡のようなことだと言えることだったのです。かつての僕が絶望して自ら人生を投げ出そうとしたのに、そうならなかったことも、本当に奇跡としか言いようがなかったことです。

こうした感謝の気持ちを持つとが出来るというのは、これまでの苦難や困難があったからこそ、味わえる感情であり、かつての僕が求めていたことでもありました。当り前なものはなにひとつなく、運が良いことだということです。

改めて、僕は思いました。僕は本当はとても運が良い人間であったんだって。

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