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自分を罰さない

ネガティブをほっておくと

毎日ポジディブでいようとしても、何故かネガティブな感情になってしまいます。まるで、自分の意志とは正反対に心がネガティブな方向に引っ張られていく感覚です。

ネガティブ思考になってしまったら、ほっておくと、どうしたものか自分を傷付けてしまいます。

「あの時、どうしてああしなかったのか。」
「もっと、ちゃんとしなくちゃ。」
「イライラする。」
「どうせ、自分はダメだ。」

人から言われて傷つく言葉は、自分自身に言ってしまっても、自分を傷つけてしまうものなのです。

色んなことで自分の中で消化しきれずにネガティブになってしまって落ち込んでいるのに、そう言った言葉をかけることで、自分をより一層追い込んでしまう結果になってしまうのです。

それでは、自分がかわいそうです。

この状態で、どんなにポジディブな言葉を耳にしても、ただ理想と現実の差を見せつけられるようで、更に落ち込んでしまうのです。


自分を罰するのは辞めよう

思考は現実化すると言われています。自分を罰するような思考は、自分をどんどん委縮させたり、何かにどんどん依存してしまったりする。だから、自分を罰するような現実をどんどん作ってしまうのです。

気持ちは前向きでありたいのに、思考が自分を罰していくものだから、どんどん苦しくなってしまうのです。これが、とても恐ろしいことだというのは、容易に想像がつくとおもいます。

ずっと、引きずってしまうのです。永遠の負のループから抜け出せないのです。もはや心が重い病気になってしまうようなものです。

心のクスリ

病気の進行を止めるように心のすり減りを止めて、心の病気を治してくれるようなクスリのような言葉があるのです。

それは、「労いの言葉」なのです。

「よく頑張ったね。」
「凄いと思うよ。」
「大丈夫だよ。」
「無理しないでね。」
「お疲れ様でした。」

そういった言葉を自分にかけてあげるのです。

これは、最初はそう思えなくても、無理やりにでも口に出していってあげる。面倒でもいちいち言って自分に伝えてあげるのです。

どんなに中の良い夫婦であっても、言葉にして伝えることがとても大事なように、自分自身にも労いの言葉をかけてあげることは大事なことです。

最初は反復練習のように何度も何度も労いの言葉を伝えているうちに、クスリのように、じわじわと心が癒されていくのが分かります。これが自然と出来るようになるまでに伝えてみる。

そうすると、徐々に、徐々に、自分の心が開いていくのが分かります。最初は振り向いてくれない心が思いを伝えていくうちに労いの言葉を聴いてくれるようになるのです。

そして、自分を罰していたのがいつの間にか変わっていたのに気が付きます。

「あの時、どうしてああしなかったのか。」
         ↓
「次は、こうしてみたらいいよね。」

「もっと、ちゃんとしなくちゃ。」
       ↓
「きっと、次は上手くいくよ。」

「イライラする。」
    ↓
「落ち着いていこう。」

「どうせ、自分はダメだ。」
     ↓
「きっと大丈夫だよ。」

自然にポジティブな言葉を自分にかけられるようになります。

人は無意識に自分と自分で会話しています。そして、無意識に自分を罰しているものなのです。これが無意識にでも、自分を労うことが出来れば人生は大きく好転していくものではないかと思うのです。


追伸

そうでした。僕は大事なことを忘れていました。

自分にかける労いの言葉で最も効果がある言葉があるのです。

それは、感謝の言葉「ありがとう。」なのです。

自分に感謝の言葉を伝える。これほど、効果がある言葉はありません。

何か一区切りした後でも、お風呂に浸かっているときにでも、寝る前にでも一言でいいので、感謝の気持ちを自分に伝えてみてはいかがでしょうか。

人生の中で上手くいかない時や辛く苦しい時って、この感謝の気持ちを忘れているときが多いものです。

だから、ネガティブな気持ちになった時や、自分を罰している思考になっているときは、自分に対しての感謝の気持ちを忘れてしまってはいないか確認する必要があります。

僕もネガティブになったときは、感謝の気持ちを確認します。

それから、自分に感謝するのって照れくさく感じるのなら、夫婦喧嘩して仲直りのときに花を贈るように、ネガティブになった時は、自分に花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

想像するより自分の心が喜んでいるのが分かりますよ。



最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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