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より少なく。より良く。

自由である反面

先ず僕らは、どんなときも自由だということを理解しておかなくてはいけません。どんな状況やどんな状態であっても僕らは、何を感じて何を思うのかは自由であるし、どう行動するのかも自由に選ぶことができるのです。

その反面、僕らは自分自身が何かを選び、決断し行動しているという事実を突きつけられています。

僕の場合でいうと、金銭問題で大学に行けなかったと思っているのかもしれませんが、事実は金銭問題を理由に大学にいかない選択を決断して行動したと言えるのです。更に、自分に対して悪く言うと、金銭問題を言い訳にして、大学受験から逃げたに過ぎない。そうとも言えるのです。

更に、僕は無理やり過重労働を強いられブラック企業と言われる会社に酷使されたと思っていますが、その会社を選んだのも、その会社で働き続けたのも、僕自身の選択と決断によるものです。本当に嫌なら、辞めるという選択を決断すれば良いだけの話なのです。

では、どうして僕は大学にいく選択も、嫌だと感じる会社を辞める選択が出来なかったのでしょうか。それは、僕自身が選択肢がないものだと思い込んでしまったこと。僕は自由ではないと思い込んでしまったこと。このふたつが原因なのです。

その中で自分自身が選ぶという心の武器を手にしていなかったともいえるのではないでしょうか。それは、自分に正直に生きるという決意がなかったから。だから、ありとあらゆる情報に流されてしまうし、他人の思考に惑わされてしまうのです。

この会社を辞めてしまったら、あなたは職を失い、生活が出来なくなる。今ここで、夢を諦めてしまったら、もうあなたには輝かしい未来も成功も手にすることは出来なくなる。その言葉を受け入れてしまうと、選択肢はなくなり、追い込まれてしまうのは当然なのです。

しかしながら、自分の気持ちに正直に自分で選ぶという決意があれば、その言葉は本当に真実でしょうかという疑問が生まれ、確かめようとします。

そのことから、違う視点が生まれ、違う選択肢を持つことが出来るようになるのでしょうか。


自分に正直になるには

どうすれば、自分に正直になることが出来て、自分で選ぶという決意が出来るのでしょうか。

それは「より少なくより良く」という生き方を選んでいないからなのです。受け取る情報も思考も行動も取捨選択するという生き方です。

どんなに素晴らし本を読んで、その全てをやろうとするのではなく、その本の中でも、これは自分に合うと言うものを選び、それ以外の内容をやらないということです。

たくさんのどうでもいい事をより、自分の中で大切なものをひとつ追求することのほうが、楽しく学び大きく成長もできる。このことが、人生はシンプルに研ぎ澄まされれるし、何より自分の居場所、使命感も生まれるのではないでしょうか。

しかし、じっくり考えてみて下さい。僕らはどうでもいい事に、エネルギーと時間を費やし、心を消耗していることを。

本当は、家族との時間が何よりも大切にしたいのに、嫌な仕事を押し付けられて残業したり、家族との会話時間もスマホを維持っていたり。

それは、自分にとって本当にやりたいことなのでしょうか。本当に頭を屈指して考えていかないといけないことでしょうか。

それらは、つまり着るかどうか分からないような服で溢れかえっているクローゼットの中のようになってしまっているのです。そうなった場合、本当に着たいと思う服が見つからないように、自分にとって大事なものが見えにくくなるものでもあるのです。

ですので、僕らが大事にしなくてはいけないものは「より少なくより良く」という意識をもって、普段から取捨選択をしていくこと。取捨選択が出来るようになると全てが変わって行くのです。

今の自分にとって、本当に必要なのかどうかを見極めることが出来る。みんながやっているから始めよう。友人から勧められたから始めよう。そういった理由で選択と決断することを辞めることが出来る。

自分にとって必要か必要でないか。自分がやりたいのかやりたくないのか。自分がより成長出来るのか出来ないのか。これを軸に選択と決断が出来るということは、自分に正直に生きられるということなのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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