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前向きな人に囲まれること

上手くいく人、上手くいかない人

ビジネスにおいても、自己啓発においても、セミナーや本を読んでも上手くいく人といかない人は当然いるものです。

人生を明るく前向きに生きたいと思っていても、ポジディブに生きる人もいれば、ネガティブな気持をたくさん抱えて生きている人も当然いるものです。

その差はどこで生まれるのだろう。どうして、自分の願望を叶えられる人もいれば、叶えられない人もいるのだろう。みんな叶えたいと願っているはずなのに。そう僕は、ずっと疑問に思っていました。

それは、生まれもっての才能なのでしょうか。もし、そうなら、僕は人生に絶望してしまいます。それを持ち合わせていない僕は、どうやったって、前向きにもなれないし、夢の実現が叶わないのですから。

苦しい日々が続いた

ついこの間まで、立て続けに続いたトラブルによって、日々に追われていました。スタッフが何人も辞めてしまったり、けがをして長期にわたる休養を余儀なくされたりと、人手不足によって会社が窮地に追い込まれたのです。

だから、自分のやりたいことであることも、そんなことをしている暇がどこにあるのかと言われそうで、やる事の意義を失いそうでした。

毎日の睡眠時間が、一時間くらい。いつも寝落ちしては、首を横に振っては無理やり目を覚まそうと必死でした。この「note」を書くことだけは、諦めずにいよう。そう自分と約束をして心に決めたからです。無理をすることは良くないということ。これまでに何度も思い知ってきたときに、いざとなったら、自分に鞭を打ちこむ自分がいて、とても苦しくかったのです。

もう、自分でも倒れる寸前であると弱気になっていた時に、職場に笑い声が聞こえてきたのです。

周りのみんなが助けてくれた

それは、今もなお働いてくれている、残っているメンバーでした。一気に人手不足に陥って、休みも削られて、毎日、スタッフの数が足りてなく、仕事の量も負担がかかっているのにも関わらないのに。愛も変わらず、明るく元気に働いてくれていたのです。

自分たち自身がきついのにも関わらず、辞めてしまったスタッフのことや休養をしているスタッフのことを、本気で心配したり。そして、今がピンチだから、これからどんどん良くなっていくよと、僕に声をかけてくれるのでした。

もう、体力的にも限界で、今にも心が折れそうな僕は、気持ちを取り戻すことができたのです。

環境の力は大きい

ここから学ぶことは、自分ひとりでは、どんなに高い意識であっても、どんなに夢を追いかけていても、時には心が沈んでしまう時があるものです。そんな時でも、環境が自分を救ってくれるのです。

これほどまでに環境が大事であることだとは思っていませんでした。なぜなら、自分の強い気持ちさえあれば、絶対に心が折れないと思い込んでいたからです。自分の周りにいる人たちがどういった環境を築いているのか。自分がどういう環境の中にいるのかは非常に大切であるといえるのです。

たとえば、愚痴や不満ばかりの環境にいる中で、自分の夢や目標を叶えたり、達成することは可能でしょうか。きっと、大きく影響されて、出来ないことや現状に自分も不満を感じてしまうのではないでしょうか。みんながみんなを応援し合える環境であるのならば、きっと、自分も夢を叶えることにためらわずに意欲的になれるのではないでしょうか。

はじめに、上手くいく人と上手くいかない人との違いはなにかと疑問を感じていたと申し上げました。きっと、その理由の多くは環境であるに違いありません。誰もが、前向きにポジティブになって、夢を持ち、夢を叶えられるということを願っているのは間違いありませんから。環境に影響を受けて、いつのまにか、その環境に染まってしまっているのです。

こんな経験を思い出しました。高校生の僕は、とても自分が確立されておらず、不安定でした。その中で、運よく色んな友達と仲良くさせて頂きました。その友人によって、自分という人間がコロコロと変わってしまっていたのでした。

不良と言われるやんちゃなグループにいる時は、自分の思考も行動も、そうでした。しかし、ある時は、まじめな友達と仲良くしているときは、学校が終わっても勉強会をしていました。そして、ある時は、アニメ好きの友達といるときは、そのアニメが好きになり、一緒に話題を共有できるくらいでした。思い出せばどんどん出てきます。ゲーム好きになっていたり、サッカー少年になっていたり、アイドルを応援したり。

これらは、あいまいな自分軸がなければ、こんなにも環境の影響が大きな証拠だと言えます。そこまで大きな影響力を今も受けているのです。だから、今の環境がどういうものなのかを確認して、自分にプラスになるものなのかを確認する必要があると思います。

今回の僕は、本当にスタッフのみんなに助けられました。僕の中にある優しさの半分は、きっと、僕の周りにいる人たちの優しさをたくさんもらっているからだなと思いました。僕のいる環境は間違いなく優しさ溢れる前向きな環境だからです。

それと同時にこうも思えました。僕自身がそうでありたい。自分の周りにいる人たちの為に優しさや前向きに出来る存在でありたいと。

そんな時に、スタッフの一人の方に言われたのです。

あなたが頑張っているから、私たちも頑張れているんだよって。

その時に感謝の気持ちと驚きがありました。

そうだったんだ。僕のまわりの環境を作っているのは、僕自身でもあったんだということを。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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