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結果ではなく過程が大事だって理解できますか?

結果にこだわらない訳にはいかない

結果よりも過程が大事だと言われているんです。そう言われて僕も納得できる部分はあるんです。だって、結果は時に、残酷だからです。どれだけ思いを持っていても結果が伴わない時もあるし、どれだけ努力しても思うような結果が残せない時もあるからです。でも、結果が全てとも言われるじゃないですか。過去の経験から、どうしても、結果にこだわってしまう自分がいるのでした。

僕にだって、これだけは負けたくないと願う夢がありました。絶対に叶えなければいけない夢でした。その夢の為だったら、逆境にも負けない気持ちでいました。ただ僕は、弱い人間だから、右往左往してしまいます。やる気になったり時に無気力になったりします。本音を言えば、自暴自棄になってしまうことも多かったことは確かです。

でも、絶対に叶えたいものであることには間違いありませんでした。

寝る間も惜しんで勉強だってしました。朝も誰よりも早く出勤したし、帰りは誰よりも遅くまで残ってやっていました。やれと言われたことは、嫌なことでも、頑張ってしました。仕事が休みの日は、勉強させて下さいと言っては、色んな所で働きました。

そんな僕を知っている人は、体が大丈夫なのかと心配してくれていたけれど、新しいことを学べるのことが、何よりも嬉しかったのです。一時期は苦労しているなんて思っていませんでした。夢にひとつ近づけていると思えることが楽しくて、自分を肯定することができたのです。

でも、結果は上手くいきませんでした。周りを見れば、才能がある人はどんどん結果が出ているのに、僕は全然手の届かない場所に立っていました。挙句の果てに、もう立てなくなるまで精神を壊してしまい、ダメになってしまったのです。精神病院のベットの上で、僕は絶望したのを憶えています。

自分の中で、どれだけ頑張ったとしても、やはり思うような結果が出ない時もあるのです。

それは、どの世界を見ても言えるのではないでしょうか。

誰よりも努力していたのに、ケガや病気をしてしまったり、事件事故に巻き込まれてしまうことだってあります。結果は時として残酷なものです。結果が出るかどうかは、紙一重なのに、結果ひとつでその後の世界はがらりと変わってしまう訳ですから。

こんなちっぽけな僕でさえ、結果が残せなかったことで、噂されていました。「おかしくなってしまった。」「遊んでばかりいた。」「自分の欲に走ってしまった。」酷いもので言えば、精神病院に入院しただけで、薬物をしているとまでささやかれていたのです。

それは、とても心に傷を残すものです。

そうなってしまうと、結果が全てだと言わざるを得ないのではないでしょうか。

僕自身も、次は失敗することは出来ないと、極限までに自分を追い込んでしまうのでした。

習い事で学んだこと

以前、自分の何かを変えたいとおもい、これまでしてこなかったことであるジムに通ったことがあります。これまでは、時間が無い、お金が無い、気持ちに余裕が無い。と出来ない理由を並べては、動こうとしなかったのです。でも、自分を変えるきっかけになるかもしれない。そんな気がして、やってみました。

トレーナーの方と一緒に目標を決めて、トレーニングをはじめました。はじめは、思いの外結果が出て、それが嬉しくなって、進んでやるようになりました。しかし、しばらく続くと、結果は思うようにならなくなりました。

成長の段階とはそういうもので、必ずと言っていいほど、やってもやっても結果が伴わない時期があるものです。そこで、多くは諦めてしまうものではあるのですが、その段階を乗り越えると、そうした時期が終わり、また次の段階で成長は進んでいくものです。

僕も同じように苦しみました。自分の大事なお金や時間を使ってまで、することなのか。このことに何の意味があるのか。投げ出したくなりました。迷いました。自分には向いていないんじゃないかって。

でも、そこを乗り越えることが出来ると、自転車に乗れた時と同じように、世界がひとつ広がるのです。自転車に乗れるようになるまで、何度も転んでは痛い思いをします。もう辞めようと一度は挫折したくなるものです。しかし、一度乗れるようになると、これまで行かなかったところまで行動範囲が広がるのです。僕は当時、嬉しくなって、自転車であっちこっちと行きました。そこで初めてみた世界に感動したのを憶えています。

これと同じなのです。成長したからこそ、世界が広がるのです。見える景色が変わるものでした。

僕もジムで習い。何度も挫折しかけて、何度も諦めようとしました。しかし、自分を変えようという思いが働いて、どうにかこうにか続けることが出来たのでした。そのおかげで、なんとなく自分に自信が持てたような、僕でもやれるんだという思いが持てたような気がします。そうしたことで、僕自身の世界が変わったんです。それから、色んなことをやってみようとチャレンジできるようになりました。もう、あれこれ理由をつけてやらない選択をしなくなったのでした。驚くべきなのは、ジムにおいて結果が全然だめだったのです。それでも、僕は続けることを選らんでいました。

この経験を得たから、自分に言えることがあります。結果ではなく行動こそがだいじだということ。社会に生きれば、否応なしに結果を求めてしまうし、結果さえよければいいという考え方が当たり前になります。

結果が出るか出ないか、そうしたら結果が出るかどうかばかりに意識がいってしまうのものです。そうなってしまうと、どんどん挑戦することをためらうようになってしまう。だって、結果が確実に出るものでないと動くことが出来なくなってしまうからです。

でも、成長の面でいうと、止まってしまうのです。挑戦することが現役であることは、人生に活力をもたらすことができるし、希望を持つことが出来るのです。

確かに上手くいかないこといかないこともあります。いやむしろ上手くいかないことばかりです。恥ずかしい失敗だってするかもしれません。でも、とっても自分らしく生きられているのは間違いありません。それは、間違いなく頑張っていこうという気持ちが自分の中で湧いてくるものです。

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