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毎日ATMで少しずつ引き出させて7400万円をだまし取った詐欺

被害女性:80代女性
ふつーにひどい…

和歌山県警は23日、和歌山市内に住む一人暮らしの80歳代女性が計約7400万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

和歌山東署の発表によると、女性は昨年12月5日頃、自宅で電話を受け、防犯協会を名乗る男らから「あなたの名前が会社の名簿に載っている」名前を削除するための番号を教える」などと言われた。

翌日に「名簿の変更手続きを行っている」という別の男にその番号を伝えたところ、「監督官庁のアイザワ」と名乗る男らから「番号を教えたのは犯罪」「民事訴訟で解決するためには保証金が必要」などと矢継ぎ早に電話がかかってきたという。

要約しようと思ったのですが、あまりに訳が分からなかったのでそのまま記事から引用しました。

つまり複数の人間を絡ませて任意の行動をさせてその中に犯罪行為があると罪悪感を染み込ませて現金をだまし取ったという感じでしょうか。

会社のブラックリストに載っている名前を消すための番号があり、その教えられた番号を別の人に教えたらそれが犯罪で、その解決を示談金みたいな感じで解決してやるから金を寄越せ…という感じ?

無知により知らぬ間に犯罪を犯していたと錯覚させる手法だと思います。

銀行窓口だと怪しまれるからATMで毎日少しずつ引き出させて、女性宅の近くでまとまった額を渡してしまっていたとのこと。
不自然に思った金融機関が通報したことで判明したそうです。
つまりおばあさんは自分だけでどうにかしようとしてしまっていたということです。

よくある相談させないための示談商法なので、怖くて相談できなかったんでしょうね。
80年も生きているといつかどこかで良くないことをしていた可能性があったとしても思い出すのが難しいかもしれません。
証拠(っぽい事柄)を押し付けられると捕まるかもしれないという不安と恐怖で言いなりになってしまうこともあるのでしょうか。

この和歌山市在住の女性がどういう人なのかも分かりませんが、少なくともこの件に関しては完全に詐欺行為で大金をだまし取られたことに変わりはありません。

自分の身は自分で守るためにもこういう詐欺行為も存在するということは覚えておいた方が良いかと思います。
新しい詐欺は生まれ続けるので、いたちごっこだという事は百も承知ですが、最終的に振り込む段階で最低でも一度ネットで調べるくらいのことはするべきだと思います。

ちなみに知らない番号から電話がかかって来た時には必ずネット検索をすることをオススメします。
ちゃんとした会社なら会社情報が出てくるはずです。
逆に詐欺や電話販売ならそういった電話を受けた他の人からの情報が出てくるので大抵なんらかの有用な情報を得られるはずです。

ひと昔 前ならハローページという個人や会社の電話番号が記載された個人情報の塊の分厚い冊子があったのですが、今は個人情報漏洩の危険性から廃刊されています。
まずはネットで検索しましょう。
怪しいと思ったらすぐに周りの近親者、消費者センター、警察、障害者ならばケアマネージャー、地域包括支援センターなどに相談を。

今回はこんなところでノシ

メルカ


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