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徒然なるまにまに

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なんとなく思いついたこと、思い至ったこと、思いにふけったことなどを つらつらと書きしるし、書きのこし、書きつけた何か
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#詩

野芥子

野芥子

 アパートの玄関の前、そしてベランダの前には植え込みがあって、年末年始の改修で砂利で埋められてしまった。

 ジブリ的には、そこで小さな虫たち、生き物たちのドラマが繰り広げられるのかもしれないけれども、ドラマチックなことど何もおきないのです。

 この画像よりももっと前は、ビニールシートもなかったから、それはもうジャングルとまでは言わないまでも、いい感じにうっそうとしていた。

 僕は部屋の前のそ

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曇り空

曇り空

晴れ渡った空は気持が良い
だけど人の心はいつも晴れてはいない
時には青空が眩しすぎるときがある
美しくはないかもしれない
曇っていても空は広い
どこまでも雲は続く
時には青空を覆い隠してくれることに
感謝をしなければいけないのかもしれない
今の僕にはそれがわかる
曇りのない人生はない

明日は晴れるかな

地図のキャンバス

地図のキャンバス

地図を片手に歩けよ歩け
見知らぬ路地もなんのその
地図を片手に行けよ行け
怖くなったら引き返せば良い
雨が降ったら雨宿り
疲れ果てたら一休み
のどが渇けば地図を見て
探せよ探せ
オアシスを
地図を片手に歩けよ歩け
気の向くままに
赴くままに
道はどこまでも続いている
広げた地図のキャンバスに
描けよ描け
我が足跡

月の光

月の光

なぜ月にはうさぎがいるのかって、いろいろ調べたら今昔物語にこんな話が

老人が倒れていて、おなかが空いたので何か食べ物がほしいといったら、サルは木に登り果実を、狐は魚をとってきて食料を与えた
でもウサギは何も取ることができなかったので、自らを焼いて差出した
実は老人は神様で、ウサギの献身に心打たれ月に昇らせた・・・って少し残酷な話だったんですよね

それをヒントにいくつか物語を書いたことがあるので

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