YOSHIMI LOVINSON|大西芳実

ラーメン職人歴21年『うずとかみなり』店主 数々のラーメン本の優秀賞受賞 某歌舞伎役…

YOSHIMI LOVINSON|大西芳実

ラーメン職人歴21年『うずとかみなり』店主 数々のラーメン本の優秀賞受賞 某歌舞伎役者や他有名店とのコラボレーション TV・ラジオ出演、催事・イベント出店 ラーメン店プロデュース ミシュランガイド掲出などメディアへの露出や店舗外の活躍も多い #創作大賞2024応募中

マガジン

  • ラーメン屋である僕たちの物語3rd season

    「ラーメン屋である僕たちの物語3rd」をまとめたマガジンです。3rd seasonの一気読みにオススメです。

  • ラーメン屋である僕たちの物語1st season

    「ラーメン屋である僕たちの物語1st」をまとめたマガジンです。1st seasonの一気読みにオススメです。

  • ラーメン屋である僕たちの物語2nd season

    「ラーメン屋である僕たちの物語2nd」をまとめたマガジンです。2nd seasonの一気読みにオススメです。

ストア

  • 商品の画像

    6/20「ゆうきそば」一名様枠(麺一杯枠)分

    【ゆうきそば営業】一昨年亡くなったJapanese soba noodles蔦の大西祐貴が、生前最後に作った醤油タレ、塩タレを使ったラーメンを提供します。当日は「醤油SOBA」「塩つけSOBA」の2種類のラーメンをご用意する予定です。蔦のラーメンではなく、うずとかみなり大西芳実が弟を想って作り上げたラーメンです。※連食の方は二枠のご購入をお願いします。【翌営業日の優先案内予約ページです】うずとかみなり、ご来店前日予約ファストパスページです。日時にご注意ください。【ご了承の上ご予約ください】必ず内容をご理解の上、ご予約ください。ご予約時点でご了承いただいたものとさせていただきます。【送料無料表記について】システム上「送料無料」と表示されますが、単品を送料無料でお送りする商品ではございません。〈実際のご来店予約〉ですのでご注意ください。【優先案内代理記帳サービスです】うずとかみなりでは店頭記帳制を採用していますが、前日予約ファストパスではご来店当日の店頭記帳の手間なく、店主が代理記帳しておきます。任意のご案内時間をご予約いただき、ご来店ください。ご案内時間内において、ご予約のお客様を優先的にご案内させていただきます。※某テーマパークの旧「ファストパス」の様なものです。店内の状況によりご案内が遅れることがあります。予めご了承ください。※ご案内時間はあくまで目安です。※ご案内時間の【5分前】を目安に店頭の階段前に一列になってお待ちください。※ご予約のご案内時間枠(30分)を超えた場合、その後のお客様へ影響するためご案内できない場合があります。【代表者待ちお断り】グループでご予約の場合、皆さんがお揃いになられてからご案内いたします。店内では待ち合わせできませんので予めご了承ください。【ご予約可能数】一名様名義で同集合時間、他集合時間に8枠までご購入いただけます。⚠️一枠毎に表示価格が発生します※未就学児(基準6歳以下)を除く。未就学児のお子様がいらっしゃる場合は必ず【備考欄】に「未就学児〜名」と記載をしていただき、保護者を含む小学生以上の人数枠をご購入お願いします。【¥1,150の価格について】一枠毎に、デポジット金¥1,000+ネット予約手数料¥150が発生します。※デポジット金¥1,000はご来店時に返却させていただきます。※システム上、合計額「¥1,150(税込)」表示となっています。【ご注文について】「お一人様(一枠)一杯のラーメンのご注文」をお願いします。※未就学児(基準6歳以下)除く【連食について】(人数分以上のラーメンのご注文)は同じ時間帯、もしくは直近の時間帯に〈連食希望杯数分の枠〉をご予約ください※麺一杯につき一枠ご予約の必要があります 【前日ネット予約について】〈翌営業日〉の予約のみ取り扱いしています。翌営業日の予約枠は、前日0:00〜20:00に解放します。【キャンセルポリシー】⚠️締切時間の20時以降に受付完了の代わりに「発送完了」メールを送らせていただきます。・発送完了メール発信後のキャンセルは対応できませんのでご注意ください。・稀にメールアドレスの間違いがあります。正しいメールアドレスを記入お願いします・ドメイン拒否設定されている方は@stores.jp、@gmail.comの受信が出来るようにしてからのご予約をお願いします。・当日ご来店がない場合でも、お席は確保されています。返金対応いたしかねますのでご注意ください。・指定の集合時間内にいらっしゃらない、グループでお揃いではない時はキャンセル扱いとさせていただく場合があります。※返金できません。・臨時休業など、当店都合のキャンセルの場合は全額返金させていただきます。
    ¥1,150
    うずとかみなりonline
  • 商品の画像

    四天王プラス

    『うずとかみなり』の主力商品4種類のスペシャル味くらべセットに、炭火焼きチャーシュー1/2ブロックを同梱した「四天王+ SHITENNO PLUS -」です『うずとかみなり』の味をご自宅までお届けします。麺は国産小麦の自家製麺、スープは地鶏×魚介の完全無化調。いずれも店内でご提供しているものです。●商品内容:醤油RAMEN、塩RAMEN、味噌RAMENガパオ、雷SOBAの計4食セットトッピング用炭火吊るし焼きチャーシュー1/2ブロック(400g前後)チャーシュータレ(150cc)一本※醤油、塩: 麺とスープ、チャーシュー、メンマ※味噌:麺とスープ、ガパオ、メンマ※雷:麺とスープ、肉味噌、メンマ醤油:地鶏と魚介の深遠なる旨味。基本にして至高の一杯。塩:世界一高ミネラルなぬちまーす使用。豚と貝の滋味深い味わい。味噌:四百年の伝統徳島県米味噌使用。ガパオとスパイスの香り、ほのかな甘みと深い旨味の味噌雷:自家製雷油&辛味タレ、スパイス香るエスニック旨辛麺チャーシュー1/2ブロック:四元豚ありすぽーくもも肉の炭火吊るし焼き※ 【発送日】ご入金確認後「毎週月曜日締め切り、水曜日発送」とさせていただきます。⚠️火曜日ご注文は翌週水曜日発送になります。ご注意ください。※冷凍便でお届けします。保存はききますが早めにお召し上がりください。※原材料等の表示情報は画像をご覧ください
    ¥7,100
    うずとかみなりonline
  • 商品の画像

    6/20「ゆうきそば」一名様枠(麺一杯枠)分

    【ゆうきそば営業】一昨年亡くなったJapanese soba noodles蔦の大西祐貴が、生前最後に作った醤油タレ、塩タレを使ったラーメンを提供します。当日は「醤油SOBA」「塩つけSOBA」の2種類のラーメンをご用意する予定です。蔦のラーメンではなく、うずとかみなり大西芳実が弟を想って作り上げたラーメンです。※連食の方は二枠のご購入をお願いします。【翌営業日の優先案内予約ページです】うずとかみなり、ご来店前日予約ファストパスページです。日時にご注意ください。【ご了承の上ご予約ください】必ず内容をご理解の上、ご予約ください。ご予約時点でご了承いただいたものとさせていただきます。【送料無料表記について】システム上「送料無料」と表示されますが、単品を送料無料でお送りする商品ではございません。〈実際のご来店予約〉ですのでご注意ください。【優先案内代理記帳サービスです】うずとかみなりでは店頭記帳制を採用していますが、前日予約ファストパスではご来店当日の店頭記帳の手間なく、店主が代理記帳しておきます。任意のご案内時間をご予約いただき、ご来店ください。ご案内時間内において、ご予約のお客様を優先的にご案内させていただきます。※某テーマパークの旧「ファストパス」の様なものです。店内の状況によりご案内が遅れることがあります。予めご了承ください。※ご案内時間はあくまで目安です。※ご案内時間の【5分前】を目安に店頭の階段前に一列になってお待ちください。※ご予約のご案内時間枠(30分)を超えた場合、その後のお客様へ影響するためご案内できない場合があります。【代表者待ちお断り】グループでご予約の場合、皆さんがお揃いになられてからご案内いたします。店内では待ち合わせできませんので予めご了承ください。【ご予約可能数】一名様名義で同集合時間、他集合時間に8枠までご購入いただけます。⚠️一枠毎に表示価格が発生します※未就学児(基準6歳以下)を除く。未就学児のお子様がいらっしゃる場合は必ず【備考欄】に「未就学児〜名」と記載をしていただき、保護者を含む小学生以上の人数枠をご購入お願いします。【¥1,150の価格について】一枠毎に、デポジット金¥1,000+ネット予約手数料¥150が発生します。※デポジット金¥1,000はご来店時に返却させていただきます。※システム上、合計額「¥1,150(税込)」表示となっています。【ご注文について】「お一人様(一枠)一杯のラーメンのご注文」をお願いします。※未就学児(基準6歳以下)除く【連食について】(人数分以上のラーメンのご注文)は同じ時間帯、もしくは直近の時間帯に〈連食希望杯数分の枠〉をご予約ください※麺一杯につき一枠ご予約の必要があります 【前日ネット予約について】〈翌営業日〉の予約のみ取り扱いしています。翌営業日の予約枠は、前日0:00〜20:00に解放します。【キャンセルポリシー】⚠️締切時間の20時以降に受付完了の代わりに「発送完了」メールを送らせていただきます。・発送完了メール発信後のキャンセルは対応できませんのでご注意ください。・稀にメールアドレスの間違いがあります。正しいメールアドレスを記入お願いします・ドメイン拒否設定されている方は@stores.jp、@gmail.comの受信が出来るようにしてからのご予約をお願いします。・当日ご来店がない場合でも、お席は確保されています。返金対応いたしかねますのでご注意ください。・指定の集合時間内にいらっしゃらない、グループでお揃いではない時はキャンセル扱いとさせていただく場合があります。※返金できません。・臨時休業など、当店都合のキャンセルの場合は全額返金させていただきます。
    ¥1,150
    うずとかみなりonline
  • 商品の画像

    四天王プラス

    『うずとかみなり』の主力商品4種類のスペシャル味くらべセットに、炭火焼きチャーシュー1/2ブロックを同梱した「四天王+ SHITENNO PLUS -」です『うずとかみなり』の味をご自宅までお届けします。麺は国産小麦の自家製麺、スープは地鶏×魚介の完全無化調。いずれも店内でご提供しているものです。●商品内容:醤油RAMEN、塩RAMEN、味噌RAMENガパオ、雷SOBAの計4食セットトッピング用炭火吊るし焼きチャーシュー1/2ブロック(400g前後)チャーシュータレ(150cc)一本※醤油、塩: 麺とスープ、チャーシュー、メンマ※味噌:麺とスープ、ガパオ、メンマ※雷:麺とスープ、肉味噌、メンマ醤油:地鶏と魚介の深遠なる旨味。基本にして至高の一杯。塩:世界一高ミネラルなぬちまーす使用。豚と貝の滋味深い味わい。味噌:四百年の伝統徳島県米味噌使用。ガパオとスパイスの香り、ほのかな甘みと深い旨味の味噌雷:自家製雷油&辛味タレ、スパイス香るエスニック旨辛麺チャーシュー1/2ブロック:四元豚ありすぽーくもも肉の炭火吊るし焼き※ 【発送日】ご入金確認後「毎週月曜日締め切り、水曜日発送」とさせていただきます。⚠️火曜日ご注文は翌週水曜日発送になります。ご注意ください。※冷凍便でお届けします。保存はききますが早めにお召し上がりください。※原材料等の表示情報は画像をご覧ください
    ¥7,100
    うずとかみなりonline
  • 商品の画像

    風雷神プラス

    醤油と塩の基本味2種×2セットに、炭火焼きチャーシュー1/2ブロックを同梱した「風雷神+ -FURAIJIN PLUS -」です『うずとかみなり』の味をご自宅までお届けします。麺は国産小麦の自家製麺、スープは地鶏×魚介の完全無化調。いずれも店内でご提供しているものです。●商品内容:醤油2セット+塩2セットの計4食セット※麺とスープ、チャーシュー、メンマトッピング用炭火吊るし焼きチャーシュー1/2ブロック(400g前後)チャーシュータレ(150cc)一本醤油:地鶏と魚介の深遠なる旨味。基本にして至高の一杯。塩:世界一高ミネラルなぬちまーす使用。豚と貝の滋味深い味わい。チャーシュー1/2ブロック:四元豚ありすぽーくもも肉の炭火吊るし焼き※ 【発送日】ご入金確認後「毎週月曜日締め切り、水曜日発送」とさせていただきます。⚠️火曜日ご注文は翌週水曜日発送になります。ご注意ください。※冷凍便でお届けします。保存はききますが早めにお召し上がりください。※原材料等の表示情報は画像をご覧ください
    ¥6,800
    うずとかみなりonline
  • もっとみる

最近の記事

ラーメン屋である僕たちの物語3rd ⑨

「Dang Dang」 「Prrrrrrrrr」 「Prrrrrrrrr」 夜営業に向けて仕込みをしていると、めじろ川崎店のY太から着信があった。 「P!」 「はい、もしもし」 「芳実さん!助けてください!」 Y太の悲痛な叫びが受話口を超えて、ひなどりに響き渡った。 「Y太!おい!どうした!?」 電話口のY太の剣幕に只事ではない気配を感じた。 「お、親父さんが…!」 親父が!? まさか、親父になにかあったのか。 ラーメン店には事故に繋がる様な仕事が数

    • ラーメン屋である僕たちの物語3rd ⑧

      「These Days」 「店長!久しぶりですな!」 「…Tっさん!」 買い出しから戻るとTっさんがいた。 懐かしい姿がひなどりにあった。 僕は嬉しくて飛び上がり、Tっさんに抱きついていた。 「なんだよ!お見舞いも断るし、退院してから今まで来ないし!つれないじゃんかよ!」 そして思いの丈をぶつけた。 「いやあ、すいません。ちょうど病院が混み合ってて、脳神経外科の病棟に入れられて、正面の爺さんはずっと私を凝視してるし、隣の爺さんは飯のたびに痰をバキュームしていた

      • ラーメン屋である僕たちの物語3rd ⑦

        「BURN」 2005年 12月初旬 AM10:30 「こなぁぁゆきぃ♪ねえ、えいえんをまぁえにぃあまりにもぉろくぅ〜♪あぁあああ〜♪」 最近流行りの歌を口ずさみながら、僕は硬さを増した空気の中を走り抜け、原付を駐輪場に停めて店に向かう。 Gが入店してから、僕は2人に朝の支度を任せて、憧れの「重役出勤」を手に入れていた。 ひなどりの開店は11:30。 僕はそれまでに銀行で両替をしたり、支払いのお金を準備したり、金銭的な業務をしてから開店に備えていた。 ひな

        • ラーメン屋である僕たちの物語3rd ⑥

          青の火の 色無き風と さらさらり 「FLOAT」 湿度を脱いだ風が、夏の終わりを町中にふれ回る。 蒸篭の中にいるような季節を越えて、蓋の抜けた空を見上げると、秋の色を帯び始めた。 気づけば無我夢中のまま、僕たちはまた一つ夏を駆け抜けていた。 「あれ」から3ヶ月が経とうとしていた。 2005年 9月末日 鎌倉麺屋ひなどり PM15:00 「よ〜し! みんなお疲れさん!ありがとう!」 外は涼しさを取り戻して来たとは言え、火を焚き、蒸気が満ちた狭い厨房

        ラーメン屋である僕たちの物語3rd ⑨

        マガジン

        • ラーメン屋である僕たちの物語3rd season
          9本
        • ラーメン屋である僕たちの物語1st season
          15本
        • ラーメン屋である僕たちの物語2nd season
          11本

        記事

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ⑤

          「Rock and Roll,Pt2」 ピ ヒ ョ ロ ロ ロ ロ ロ ・ ・ ・ 高く、高く 水色の中を泳ぐ一羽の鳶が、遠くで鳴いた チャプン チャプン パチャ パチャ 僕は果てしなく広がる青に浮かび揺られながら、遥か遠くの青と青が溶け合う所ー 水平線を眺めていた。 「はーーーーー、やっぱり俺なんてちっぽけなものだなあーーー」 サーフボードの上で大きな海と大きな空に包まると、自分の心を支配していた悩みなど、ほんの小さなものだと思い知らされる。 ー先

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ⑤

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ④

          「The Truth Is No Words」 「てめえ!!!」 「なんでお客さんを 大切にできねえんだ!!」 7坪の小さな店に響き渡る大きな怒号。 怒鳴っているのは、僕だ。 想いが伝わらないもどかしさの中でもがき、今にも暗闇の底へ沈んでいくところだった。 怒鳴ったところで、相手はより強固に心を閉ざすこともわかっていた。 それでも、もう飲み込めないほどのやり場のない感情はコントロールを失っていた。 ただ暗く、冷たい 何もない闇に 僕は飲み込まれようとし

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ④

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ③

          「Neverland」 I 'm not a man! ぼくは、やろうなんかじゃない! I'll never be a man! おとなになんか、ならないんだ! LABOテーマ活動の友 「ピーターパン」より抜粋 ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ 2005年 5月 鎌倉麺屋ひなどり ランチ営業 「いらっしゃいませー!」 「なまず」から数日後 「ありがとうございますー!」 今日も鎌倉麺屋ひなどりは沢山のお客さんにご来店いただいていた。 「いらっしゃいませ

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ③

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ②

          「Another One bites The Dust」 2005年5月 鎌倉麺屋ひなどり 「いらっしゃいませー♪」 「ありがとうございます♪」 Kが入店してから一ヶ月が過ぎ、今年もG.Wを迎えた。 Kは相変わらずニコニコと笑顔で、大きな声でお客さんに挨拶をしている。 いいね。 とてもいい。 それはとてもいいのだが…。 ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ 鎌倉麺屋ひなどり 同日 ランチ営業後 「店長!メンマの仕込みってどうやるんでしたっけ?♪」 怒涛のランチ営

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ②

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ①

          「Bohemian Rhapsody」 ピ | ヒ ョ ロ ロ ロ ロ ロ ・ ・ ・ 高く、高く 水色の中を泳ぐ一羽の鳶が、遠くで鳴いた。 さらり柔らかい風が、段葛をすり抜けていく。 淡く色づいた花弁同士が触れ合うと、サワサワと嬉しそうに囁き合った。 満開の隧道を、人々はその花の可憐な運命にうっとりと魅入っていた。 古都鎌倉に およそ800回目の春が訪れていた ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ 2005年4月 AM8:00 鎌倉麺屋ひなどり 「ハーっクション

          ラーメン屋である僕たちの物語3rd ①

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd 11

          「ロストマン」 後編 是非、再生しながら読んでください 「この曲をかけながら読む」前提で書きました このエピソードの後、ずっと聴いていた 特に思い入れのある曲です ※イヤホン推奨 2005年3月末日 PM16:30 ら〜めん専門ひなどり 店先 「忘れ物はない?」 「はい、大丈夫だと思います」 「もしあったら捨てておくよ笑」 「はい、焼き捨てておいてください笑」 僕とTっさんは、いつものやりとりをしながら笑い合った。 あの日… Tっさんの検査結果を聞かさ

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd 11

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑩

          「ロストマン」 中編 君を失ったこの世界で 僕は何を求め続ける 「癌、ということです」 カチ カチ 僕たちの距離を、重い足取りで時間が歩いていく。 カチ カチ 僕はTっさんの言葉を真正面に受け止めながらも、どこか夢と現実の狭間に彷徨い込んだような浮遊感の中にいた。 カチ カチ 宇宙の隅々まで探しても、Tっさんにかけるべき言葉は見つけられなかった。 カチ カチ なにも見つけられないまま、途方のない時間をTっさんと視線だけで語り合った。 カチ そ

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑩

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑨

          「ロストマン」 前編 状況はどうだい? 僕は僕に尋ねる 旅の始まりを 今でも思い出せるかい? 2005年3月 AM8:00 鎌倉駅前「ら〜めん専門ひなどり」 ゴッ… …ジャーーー …パタン 「はぁ……」 「またですか?店長」 お腹を抑えてため息をついた僕に、Tっさんが心配そうに話しかけてきた。 「うん、今日もけっこう酷かったよ」 「心配ですね」 「うん、ストレスかなあ…Tっさんへの笑」 「それは間違いないですね!笑」 「わはははは!」

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑨

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑧

          「哀 戦士」 後編 よく見ておくのだな 実戦というのは ドラマのように格好の良いものではない シャア・アズナブル ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ 【読者の皆様へ】 ※前中編に引き続き、今話も一部登場人物に対して、大西の「贔屓目フィルター」が過分に影響している可能性があります。 ご理解、ご了承の上、用法、用量を守って、以下略。 ズン ズン ズン ズン 「休みの日は何してるの!?」 大音量の音楽が響く中、僕はNの隣に移動し、 その耳元に話しかけていた。 「だいたい

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑧

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑦

          「哀 戦士」 中編 悔しいけど 僕は 男なんだな アムロ・レイ ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ 【読者の皆様へ】 ※前編に引き続き、今話でも一部登場人物に対して、大西の「贔屓目フィルター」が過分に影響している可能性があります。 ご理解、ご了承の上、用法、用量を守って、正しくご書見ください。 2005年 2月某日 17:45 横浜駅東口 冷たいビル風が、僕たちの脇を子供の様に駆けていく。 僕とTっさんは、仕事を終えた人々が足早に行き交う横浜駅にいた。 約束の時

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑦

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑥

          「哀 戦士」 前編 認めたくないものだな 自分自身の 若さゆえの過ちというものを シャア・アズナブル ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ 【読者の皆様へ】 ※今回の話では一部登場人物に対して、大西の「贔屓目フィルター」が過分に影響している可能性があります。 ご理解、ご了承の上、用法、用量を守って、正しくご書見ください。 2005年 2月 「いらっしゃいませー!」 「ありがとうございまーす!」 ひなどりも2度目の怒涛の正月営業を乗り越え、お屠蘇気分もすっかり落ち

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑥

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑤

          「青い影」 ズッ ズズッ ズズズーッ ランチ営業後のひなどりのカウンター席で 1人の男がラーメンを食べている。 レンゲの持ち方、麺の啜り方、スープの味わい方など、その所作の一つ一つが、この男が只者ではないことを物語る。 その様子を僕とTっさんは緊張した面持ちで見守っていた。 僕たちの傍にはモニターがあり、大きなカメラが捉えた男の顔を映し出していた。 照明やマイクを持った男たちが、その男を囲んでいる。 ゴクッ ゴクッ コトッ 男はラーメンを食べ終わると

          ラーメン屋である僕たちの物語2nd ⑤