今よりましな人生を送るために考えた事の記録 1994年生まれ 東京→大阪

今よりましな人生を送るために考えた事の記録 1994年生まれ 東京→大阪

最近の記事

死にたくなくなった備忘録

いつからだろう、不意に死にたいと思わなくなったのは。 年が明ける前後くらいから、なんとなく回復し始めている予感はあった。 3月に外出自粛がはじまり、一人暮らしの家を手放して実家で在宅勤務をするようになって どこか抜けてる母と妹のたわいもないやりとりに笑いころげながら夜を過ごして 久しぶりに友達に会ってたくさん笑い合ったあとは心から幸せだなあと感じたまま眠りにつく。 時間を持て余せばピアノを弾いてチェロを弾いてベースを弾いて絵を描いて本を読んでアニメを観て…そもそもやりたいこ

    • 恋愛完璧主義とメンヘラ

      社会科のテストで1問だけ逃して97点とかだったときの、逃したそのたった1問を、今でもしつこく覚えていたりする。 97点分のよく出来たところよりも、 出来るはずなのに出来なかった3点にばかり意識がいく。 心から喜べるのは、 ノーミスで100点をとれたときだけ。 100点をとれたときは本当に気持ちいい。 社会科はとくに、基本一問一答形式だったから完全勝利がしやすかった。 だから社会科が好きだったし、しつこすぎるくらい重箱の隅を突きまくる勉強をしてた。 部屋はすぐ汚くなるし

      • 自粛中メンタルを保つ本の処方箋

        自宅に居続けなければいけないということで、いつも以上に読書が捗る。 とはいえ、ずっとも読んではいられないので他にもヨガしたりピアノ弾いたり絵を描いたり、なんとか1人でたくさん遊んで暮らしてる。 そろそろ自分はラプンツェルなんじゃないか?と錯覚してきた。 ちょっとくらい強引にでも忙しく楽しくしてないと、SNSやテレビから流れてくるネガティブな気分やお外に出れない・会いたい人に会えない抑圧感、退屈感で一瞬でメンタルぶっ壊れそうな状況。 物理的なウイルスの危険はもちろん

        • ひとり鎌倉散歩の記録、海と花と時々猫

          もう先々週末のとこだが、はじめてひとりで鎌倉まで散歩をしに行った。 元々割と賑やかな街に住んでいるので、 最近の週末はひとりで近所のカフェとか 雑貨屋、家具屋、花屋、本屋なんかを ぐるぐる巡って自由を謳歌していたのだけれど 「ちょっとだけ遠くて楽しいところに遊びに行ったらもっと楽しいよ、鎌倉とか」 と遠距離恋愛中のメンタル最強彼氏(大阪在住)のアドバイスを素直に頂戴し足を伸ばしてみた。 最寄りから電車でだいたい1時間くらい。 ちょうど、面白いけど小難しくて長い本が途中だ

        死にたくなくなった備忘録

          アイデンティティの形成がやっと始まった25歳

          いつも、求められることに応えるので精一杯だった。 そうしていれば人に敷いてもらったレールの上を歩ける。その方が安全だし、上手く、速く歩ければ褒めてもらえるし、それでよかった。 学生時代の勉強、就職活動、 新卒時代のOJT下での仕事、 はたまた女としての役割でさえ 何が求められているのか? その目的をどう達すればいいか? を理解して実行出来ればよかった。 実際、その文脈では (自分で言うのもなんだが) わたしはめちゃくちゃ優等生で、 たいした苦労もせずここまできてしまった。

          アイデンティティの形成がやっと始まった25歳

          メンタル回復のブースト要因を考える

          なぜかここ数日ありえないくらい メンタルが安定してる。要因を少し考える。 影響度高そう順。 ①セントジョーンズワート飲み始めたしょっぱなから怪しいの出てきた。 ハーブ屋さんでなんとなく見かけたサプリで 「不安で眠れない方、抑うつ状態に」 みたいなPOPが気になって買ってみた。 毎日一粒飲み続けてみて、今日で6日目。 びっくりするくらいメンタルが安定してる。 いつもだったら夜になると 謎のひとり不安反芻会がはじまって、 ありもしない不安が頭から離れなかったり 謎ロジ

          メンタル回復のブースト要因を考える

          「人間力」という言葉が気に食わない話

          定義が曖昧なわりに強い言葉で、 その言葉を使う個人の価値観で あたかも人間としての普遍的で本質的な評価を下されてる気分になるからだと思う。 公式に提唱されてる「人間力」の 具体的要素のようなものもあるけど、 こんな複雑でよく分からないことも多い 人間という存在や、社会や世界や宇宙の中で 人間としての普遍的で本質的な価値の体系の ファイナルアンサーがそれなのだとしたら 歴史的哲学的大発見ではないか。 そんなわけで、「人間力」という言葉からは ちょっと傲慢な印象を受けざるを得

          「人間力」という言葉が気に食わない話

          質の良いモチベーションを作るコツ『モチベーション3.0』

          ダニエル・ピンク氏による 『モチベーション3.0』および TED talks『The puzzle of motivation』 の記憶&理解を深めるための図解メモ。 ビジネスにおいて従業員を動機付け、 生産性を向上させるため当たり前のように使われてきた「インセンティブ」という手段が 実は現代的な仕事においては逆の効果をもたらしている可能性があるという話。 ここでは、「インセンティブ」というような 外発的動機付けは前時代的な モチベーションシステムとされる。 「

          質の良いモチベーションを作るコツ『モチベーション3.0』

          今更ながら2020年目標の共有

          なんだかんだでここ5年間くらい、 毎年目標というよりテーマのようなものを 設定して生きている。 今年のテーマは 「楽しいと感じることに一生懸命になる」 今年は珍しく決めるのにかなり手こずって、 いつもは11月くらいには決まるものが 12月末ぐらいになってようやくまとまった。 多分、手こずった理由は 2019年のテーマが自分で自身を苦しめるものになってしまったことにあると思う。 ちなみに2019年のテーマは 「モチベーションの源を自分の中に持って 自分の機嫌を自分でとっ

          今更ながら2020年目標の共有

          少女漫画と幸せになれない女〜りぼんっ子の場合〜

          「りぼん乙女ちっく」なる言葉をご存知だろうか。唐突で恐縮だがまず下記の引用文を読んでほしい。 主に学園などの日常舞台に、「誰にも理解してもらえない自分」が恋愛において成就されるというパターンの作品を描くいわゆる「りぼん乙女ちっく」の代表的な作家。「乙女ちっく」には「かわいい」という男性側から発せられた価値評価を、むしろ自分たち女性の価値基準として捉え直し、記号的な消費を肯定する新しさがあった。 この文章をはじめて読んだとき、 多分4年前ぐらいだったかと思うけど 雷をくらっ

          少女漫画と幸せになれない女〜りぼんっ子の場合〜

          丁寧な暮らしと自己実現的人間

          少し前まで「丁寧な暮らし」という言葉に対して「ひどい強迫観念に囚われた窮屈そうな暮らし」だな、という偏見をもっていた。 いつでも部屋をきれいに保たなきゃとか、 選び抜かれたおしゃれな皿を使わなきゃとか、 無駄なものを持たずに積極的にものを捨てなきゃとか、、、 だけど松浦弥太郎氏の 「しあわせを生む小さな種」を読んだり 実際に身近で「丁寧な暮らし」のようなものを実践している人を観察して 確かに「丁寧な暮らし」の実践の先にそういうぴかぴかの状態に行き着くことはあるかもしれ

          丁寧な暮らしと自己実現的人間

          症状別アニメの処方箋

          心のMPが低めなときは 体もあんまり元気に動けない。 かといって下手にドラマとか映画を観ると 登場人物に感情移入して (架空の)他人の(架空の)言動で 勝手に傷ついたり落ち込んだりして 余計にMPを削ったりする。 そういうときはひたすらアニメを垂れ流す。 アニメならまだそんなに深く感情移入もせず 個人的によくドラマや映画で傷つく 浮気・不倫とか裏切りの場面もそんなにない… 以下、独断と偏見によるその時の 気分に合わせたアニメの処方箋まとめ。 ①まじでもうだめ電池切れ死に

          症状別アニメの処方箋

          独り言の効用と音声入力

          仕事で英語でスピーチする機会があり、 英語が苦手な私は練習のためひたすらSiriに向かって英語で話しかけている。もちろん1人で。 この文章もほとんど音声入力で書いてみてる。 なんだかよくわからないけどハマった。 人と会って話をしたり電話で話していると元気になるのはもちろんだけど、 1人でお風呂でぶつぶつ話したりSiriに向かって1人で話しているだけでもなんか元気になってくる気がする。 端から見たら不気味なのはわかっているけど その不気味さがおかしくて ひとりでで

          独り言の効用と音声入力

          死にたい正月明けの備忘録

          死にたいなんて軽々しく言うもんじゃないと怒る人もいるけど、 だって死にたいとしか言えないようなこの未来への期待の無さと無気力、なにをしても楽しくない感じ、 明日からどうしてまた頑張って生きなきゃいけないのさ、この気持ちを死にたい以外なんて言えばいいのさ、と心の中でつぶやく。 それが正月明け三連休最終日の夜のこと。 だからといって飛び込んだり飛び降りたりで死んでしまうのは面倒だなあと考えて 翌日の夜このまま0キロを目指せばいいんじゃ?と謎のひらめき、夜ごはんを甘酒で済ませた

          死にたい正月明けの備忘録

          思考デトックス

          朝起きてから出勤するまでの間とくに、頭の中がうるさい。 考えごとがぐわっと押し寄せてきて、 なんの結論も出せないまままた次の考えが押し寄せてきたかと思うと またさっきの考えごとに囚われる。 考え続けてると落ち込んでくる気がして、 今度は貪るようにSNSやニュースアプリ、電子書籍をチェックする。 なんだかもっと健康的に毎日を過ごせないのかなあ、と。 それで、閃いた。思考デトックス。 サウナで汗を出し切るみたいに考えごとを書き出して、 スッキリ整いたい。

          思考デトックス