症状別アニメの処方箋
心のMPが低めなときは
体もあんまり元気に動けない。
かといって下手にドラマとか映画を観ると
登場人物に感情移入して
(架空の)他人の(架空の)言動で
勝手に傷ついたり落ち込んだりして
余計にMPを削ったりする。
そういうときはひたすらアニメを垂れ流す。
アニメならまだそんなに深く感情移入もせず
個人的によくドラマや映画で傷つく
浮気・不倫とか裏切りの場面もそんなにない…
以下、独断と偏見によるその時の
気分に合わせたアニメの処方箋まとめ。
①まじでもうだめ電池切れ死にたい期
●らき⭐︎すた
原点に帰る。
可愛い女の子がぴーぴー話すだけの日常風景を
無心で観て心を落ち着かせる。
ハラハラする要素が全くないので
観ていて体力を使わないところも良い。
オタクがまだまだ世間で受け入れられてない
時代のアニメだからこそ、
オタクである主人公こなたちゃんは自身がオタクであることに強いアイデンティティもって描かれる。ここに共感できるとさらに救われる。
●キノの旅
落ち着いたテンポ、音、色をぼんやり鑑賞。
傷つくことも起きないわけではないけど、
それを受け止める静かなキノの姿勢を感じて救われる。
●この素晴らしい世界に祝福を!
● 斉木楠雄のΨ難
観るとバカになる。(褒めてる)
無心で観て笑って心のMPを充電する。
②考え事が止まらない頭ごっちゃり期
●交響詩篇エウレカセブン
●ガンダムシリーズ
●攻殻機動隊
●ダーリン・イン・ザ・フランキス
ロボット系アニメには哲学が伴う。
生きるとは?なぜ生きてる?なんのために?
幸せとは?人間とは?この世は何?
なぜ人は戦う?
ロボットアニメを観ていると出てくる
そんな大きな疑問に、考えなくてもいい
自分の不安や考え事や反芻を置換して救われる。
あとはそんな哲学的な問いに
ロボットアニメが答えをくれることもある。
新たな価値観を知り、その後の人生の指針を得る。
とっつきにくいと言われがちなロボットアニメだけど、実はそんな素敵な可能性も秘めてる。
どうしても戦う場面が多くて
観てると体力使うので、残MPあるとき用。
③病んではないけど やる気でない期
●弱虫ペダル
熱い戦いをみて盛り上がって
やる気スイッチを入れる。
多分興奮した時に出るホルモンみたいなのが出る。
つらい場面の応援歌的存在の
田村ゆかりの『恋のヒメヒメぺったんこ』は
後々別途自分を鼓舞する場面で聴くと効果的。
あと病んでないけどやる気出ないだけのときは
アニメ処方しなくてもちょっと身の回りの掃除したり洗濯、洗い物はじめればトントン動けるようになることが多いので、
とっとと動きはじめるのが吉。
④男なんてクソばっか期
●暁のヨナ
●フルーツバスケット
●神さまはじめました
●魔法使いの嫁
現実のクソ男にイラついたり絶望したら
絶対的包容力と忠誠心(愛なのか?)あるいは誠実な心をもった
アニメの中の男たちに癒される。
最初から最後までガチガチのラブストーリー設定でハラハラドキドキするよりも、
家族みたいな見守る存在からゆっくり恋愛に発展したり、しなかったりするストーリーの方が救われる度が高い。気がする。
⑤何かしらBGM欲しい期
●ボボボーボ・ボーボボ
●おねがいマイメロディ
観たことあって一話完結型で
なるべく平和なもの。
(ずっと観てなくても話ついてけるやつ)
ボーボボはOP・EDとも元気でるかんじなので別途自分励まし用に使う。
⑥その他
●HUNTER×HUNTER
何回も観過ぎてBGM化してるけど
一話完結型じゃないので未分類。
魅力的なキャラと深い設定、多層的で広いストーリーに自然に引き込まれるし
純粋な創作物への感動と尊敬を思い出して元気になる。
●四月は君の嘘
若干カタルシスなので映画寄り。
カタルシス系映画だと最近の
『ジョーカー』『ひとよ』がかなり良かった。
以上!!!!!
最後アニメじゃないのも混っちゃったけど
ひとまず処方箋備忘録として満足。
おやすみなさい。
本を買ったりします