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自分の顔を特別扱いする脳:ドーパミン報酬系と美加工の心理学 🧠💄

1. 自分の顔に強く反応するVTA(腹側被蓋野)🎭

  • VTA(腹側被蓋野)は報酬に関連する脳領域 🧠

    • 自分の顔と見知らぬ人の顔写真に対する脳の活動を調べた研究で発見 🔍

  • 自分の顔を見ると、VTAが強く活動 😊

    • 報酬をもらえたとき、もらえそうなときに反応 🎁

  • VTAからドーパミンが放出され、注意とモチベーションが高まる 🚀

    • 報酬=自分にとって価値のある手に入れたいもの 💎

    • ドーパミンは、その情報により注意を払い、収集するよう他の脳領域にメッセージを送る 📩

2. 美加工された自分の顔に反応する側坐核 💄

  • 側坐核は、やる気や夢中の状態に関わる脳領域 🧩

    • VTAとドーパミンを介してつながっている 🔗

  • 自分の顔写真に美加工を加えると、側坐核が強く活動 😍

    • 他者の顔写真が加工されても反応なし 😐

  • 美加工によって自分の顔がより美しく変化したときに反応 💫

3. ドーパミン報酬系:モチベーションと依存の両面性 🎭

  • VTAと側坐核を通る神経経路がドーパミン報酬系 🌟

    • 「ドーパミン報酬系」と呼ばれる 📛

  • 目標に向けて頑張るモチベーションを生み出す 💪

    • 長期的な損得をもとに最適な行動を選べるようにするシステム 🧭

  • 一方で、依存とも深く関係している 😵

    • 働き方次第でポジティブにもネガティブにもなる 👍👎

4. 顔写真の加工と不気味の谷 🎭

  • 極端に加工された顔写真は、扁桃体を活性化 😱

    • 扁桃体は脳の中でも不安や恐怖の感情と関係する領域 😰

  • 「不気味の谷」現象が生じ、側坐核の活動にブレーキ ⚠️

    • ロボット工学者の森政弘さんが提唱した概念 🤖

    • ロボットの見た目が人間に似るほど、わずかな違いが不気味な印象を与える 😨

  • 写真の加工が度を超すと、「人間の顔はこういうもの」という概念から外れ、違和感を生む 😖

5. 自分の顔と他者の顔で異なる加工の許容度 🎭

  • 自分の顔は、他者の顔よりも強い加工を好む傾向 😊💄

    • 30人の大学生の顔写真を8段階の加工レベルで比較した研究で判明 🔬

  • 最も魅力的だと感じる加工レベルは、自分の顔が「4.3」、他者の顔が「3.5」 📊

  • 自分の顔に対してだけ、加工を強化する作用が働く 🚀

    • 自分自身の満足というより、社会的な自己イメージを高めるため 👥

6. 社会的な自己イメージと自分の満足のバランス 🎭

  • 顔写真の加工は、社会的な自己イメージを高めるためという側面が強い 👥

    • リアルな社会ではなく、自分の中で想像した社会から見た自己評価を想定 🌍

  • 自分の顔について悩んだり、加工したりするのは、他者や社会の視点を内在化しているため 👀

    • 「自分」をとらえるときに他者目線を切り離すことが難しい 🙅‍♂️

  • 女性は幼い頃から、「かわいい女の子のほうが得」という社会構造的な刷り込みが根深い 👧

    • かわいい女の子が王子様に見初められてお姫様になる物語などから影響 👸

7. 「他者の目線」から自分を解放するために 🎭

  • 自分にとっての心地よさを、その時々に表れる快・不快の感情で判断 😊😔

    • 「これなら褒められるんじゃないか」といった他者ベースの基準に惑わされがち 🤔

  • 他者や社会から見た自分の評価と、自分の心地よさのバランスを取る ⚖️

    • バランスが崩れると、不安やプレッシャーに押しつぶされそうになる 😰

  • 自己意識や自己評価に他者を取り込みすぎないよう注意 🙅‍♀️

    • 他者目線に敏感な人ほど、ソーシャビリティ(社会性に関する能力)が高い 🌟

  • ソーシャビリティの高さを活かしつつ、自分を他者の目線から解放する 🆓

    • 自分が心地よくいられるバランスを取りながら、自分らしさを大切にする 😌

スポーツ心理学的分析 🧠🏀

スポーツ選手にとっても、自己イメージと他者からの評価のバランスは重要なテーマです。選手自身が心地よくパフォーマンスを発揮できることが基本ですが、同時にコーチやチームメイト、ファンなどの期待にも応えたいと考えるでしょう。

時には、他者の目線を意識しすぎて、本来の自分のプレースタイルから外れてしまうこともあるかもしれません。そのようなときは、自分の感情に立ち返り、何が自分にとって最善なのかを見極める必要があります。自分らしさを失わずに、他者からの評価とうまく付き合っていくことが求められます。

また、SNSの普及により、選手のプライベートな顔写真も注目されるようになりました。写真への反応を気にするあまり、パフォーマンスに悪影響が出ないよう、適度な距離感を保つことも大切です。自分の満足と他者評価のバランスを保ちながら、メンタル面でも安定したコンディションを維持することが重要です。

笠原彰プロフィール:

作新学院大学メンタルトレーニング教授
とちぎスポーツ医科学センター協力心理相談員 https://tis.or.jp/contact/
プロメンタルコーチ
自己肯定感養成プロコーチ
ライフバランスアーティスト
健康運動指導士
メンタルヘルスファーストエイダー
メンタルヘルス運動指導員

アスリート、コーチ、指導者、ビジネスマン、音楽家など、人生をより豊かにしたい全ての方の挑戦をサポートします。
専門的な知識を習得したプロメンタルコーチとメンタルアスリートを養成しています。完全個別指導でプロメンタルコーチとアスリートを養成します。

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携帯:080‐1152‐6457

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