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ここは多元宇宙の中の一つ

人生ってただ、“死”というゴールに向かって進んでいるだけだと思う。

ただ、そこに辿り着くまでに何万通り、何百万通り、何千万通り、何億万通りともっともっと数えきれないくらいの進み方があって、それぞれの選択で途中過程が変わる。

そして、その選択で分岐して自分が選んだ世界線とまた選ばなかった世界線もあるのだと思う。
よくパラレルワールドと言われる世界。
これが多元宇宙なのかな。

この世は無数にも枝分かれしていて今見ているものだけが現実ではない。
自分にはこの世界線しか見えないから現実のように見えるだけ。

今、不幸なら過去に他の選択をした場合の世界線では幸せなのかもしれない。これは誰にも分からない。

エヴァンゲリオンが好きだ。
エヴァンゲリオンはやり直しの話だと思う。
ループして自分が幸せになれる道を探しているのかもしれない。
TV版、旧劇場版、漫画版、そして、新劇場版。
それぞれの結末があって面白い。

「あの時こうしておけば良かった」だとか、
「あの時あぁしなければ良かった」だとか。

人生ってその繰り返しだと思う。
だからこそ、エヴァが刺さる。


多元宇宙って面白い。
各々の人生で分岐がある。
だから、何億、それ以上もの世界線があって、自分が産まれなかった世界線もあれば、両親が出会わなかった世界線もあれば、そのまた両親が出会わなかった世界線もある。
必然も偶然。
意図的に行われた何かもそれもまた偶然。

この世にあるもの全てが偶然の結果

そう考えたら、なんだか分からなくなる。


また、この世界は仮想現実なのかもしれないとも思う。
プレイヤーがいて、キャラクターをコントロールしそれぞれの人生を選択している。そして、選択と選択が合致した時に他の誰かと出会う。

例えば、何かのゲームで何種類かあるキャラクターの中から自分のキャラクターを選んで遊ぶ。
そして、そのゲームが進むにつれて様々な選択がある。
そして例えば、選択肢が2つあるとする。右と左。
同じキャラクターを使っていても、1人のプレイヤーは右を選んだ。だが、他のプレイヤーは左を選んだ。そうすると、同じキャラクターでも異なる道に進むことになる。
こうなると世界は幾つにも分かれられる。

だから、自分が何かのゲームにキャラクターで誰かにコントロールされていたら面白いなとも思う。

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