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小学生がピークでした

最近何かと小学生の頃の記憶を頭の隅から引っ張り出すことがある。特に病みかけている時とか、深夜にネガティブな思考が頭の中に充満して負の感情に押しつぶされそうな時は特に当時を思い出す。

小学生の時の自分は自己肯定感高すぎマンだった。

小学5年生の時には運動会のリーダーをやったり、テレビで未来を救う人が日本にいる的な内容の番組を見た時には「もしかしたら俺なんじゃね?」と思ったりするくらい自己肯定感が高かった。

今考えてみるとどこからそんな自信が湧いてきたのか分からないし、何でリーダーをやったのかなんて覚えてない。それに今の自分の考え方は「どうせ自分なんて」が中心。だからこそ小学生の時の記憶が時々出てくるのかもしれない。

今でも笑うことはあるけどそれはテレビとかラジオのようなものを通して笑っているのであって、人間と直接関わった上で笑いあうというのはかなり減ってしまった。

というのも、中学生になった辺りから少しずつ自分って非力だなとか、人間ってめんどくさいなとか思うようになって、人の前に出ることも嫌になってずっと裏の方でひっそりと生きることを選ぶ自分がいたんだよね。

それは高校生になってからも相変わらずそのままだったし、楽しいノリに上手く乗れない自分が嫌でクラスメイトに対して距離を取ってずっと一人でいることを選んでいたはず。

それに今だって一人で大学の図書館に勉強しに来て無表情で文字を打っている(笑顔で文字を打っている人がいたらそれはそれでかなり怖い)

もしかしたら人生を後悔しているように受け取られるかもしれないけど、意外とそうでもない。

後悔しようと思えばいくらでも後悔できるけど、「まあ人生こんなもんだよな」って割り切ってるからこれまでの生き方に関して後悔していることはあまりない気がする。

ただ思い返してみると人生のピークってやっぱり小学生のころだと思う。

自分を無敵と思い込んで、自分が中心の世界の中で、何かに屈することもなく、ただひたすら笑って人生を謳歌していたあの時は今とは見えてた景色が全然違うから。

小学生の頃にも悩んだりとか、一人でいる時間とかたくさんあったけど、それでもあの頃のほんのちょっとのキラキラ感は人生で一番輝いてた。

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