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独りには慣れっこです

これは特技といって良いのか分からないのだけれど、僕は独りに慣れている。だから大学の大きい講義室で一人でポツンと授業を受けることに対して何も感じないし、行きたいところがあれば一人で行くし、キラキラの象徴であるスタバだって一人で買いに行ける。

別に敢えて独りを選んでいるわけではない。

新しい環境が始まれば友達を作ろうとそれなりに努力をしてみたり、時には友達と遊びに行きたいと思うこともある。

だけど結局いつも独りでいる。

人にはその人の持つ雰囲気のようなものがあるけど、たぶん僕は普段から話しかけないでオーラが出ているのだ。だから普段人に声を掛けられることなんて滅多にない。街中で視線を奪われるような人を見つけた時に話しかけたいけど近寄りがたい人っていると思うけど、たぶんそんな感じ。

他人が感じ取れるくらいの「俺に近づいてくるな」オーラを出してしまっているのだ。何も自慢できることじゃないんだけどね。

独りでいるのは最近になってからじゃない。

小学生の頃からずっと一人だった。同じ地区に同級生の子がいなくて帰り道が一緒の子も全然いなかったからそのころから一人で帰ることが当たり前。田んぼの横を本を読みながら帰るなんとも小学生らしくない小学生時代。

中学生になると同じ部活の人とか、別の部活だけどよく話していた人たちと一緒に帰るようになって一人でいる時間はそんなに多くなかった。だからといって今も連絡を取るような交友関係までは築き得なかった中学生時代。

でも高校生になるとまた家に帰るまでの道のりは一人になるのがほとんど。しかも高校のクラスの人とはそこまで馴染めなかった。べつに仲が悪いっていうわけじゃないけど、いつも一緒に行動するような特別仲がいい人はいなくて一匹狼状態。ただ体と年齢が少しだけ変わった高校生時代。

こんな感じで子供のころから独りでいる状況が当たり前すぎて独りには慣れっこ。

人によってはこういう過去って話そうとは思わないものだろうし隠したいものかもしれないけど、自分にとってはただの過去にすぎない。だから書いている今も平然と文字を打っているし悲しみなんて感情は一切湧いてこない。

それくらい独りでいることが当たり前すぎる。それは今もそうで、大学生になっても常に独りでいることを好む人間だから友達なんてできやしないし、せっかく一人暮らしをしてるってのにどこにも遊びに行っていないや。かといって今の現状に文句は無いからこの生活スタイルを変えようとも思わないけど。

独りでも自分が楽しいと思えればそれだけで十分。

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