ADHDですけど何か?-お暇いただきます。
ADHDを拗らせた結果、僕は先日書いた記事の通り
大型商店に行けなくなり、風呂に入れなくなって、マルチタスクになると頭が爆発して真っ白になるようになった。
諸々の経緯からすでにADHDでは??という心当たりがあったので心療内科に行くことにした。
今回は心療内科で僕が受けたカウンセリングの流れを書いていきたい。
みんな鬱。
「もう無理です、働けません。」一度挫けるとわりかし開き直るのか、僕はいかに頭が真っ白になるかを会社に述べて医者にかかかることにした。
が、しかし医者が見つからない。
というか。
予約が全く取れない。
ぼくの住んでる土地は年間の晴れ間が少ないゆえに、うつ病患者が多いと聞く。
都市伝説なのではと思っていたけど、これほどまでに…と、げんなりする。
医者が足りないという不満という以前に、ケアや予防に力を入れるべき土地なんじゃないかと、別の不満さえ感じてしまう。
治療より予防に力を入れるほうがずっと安上がりだと思う。
住んでいるところよりずっと離れたところだけど、予約外でも診察をしてくれる病院をみつけて診察を受けることが出来た。
兎にも角にも待たされるのはやっぱり時間の無駄を感じてしまってそわそわする。
アンケートとカウンセリング
ほどなくして、自分の番が回ってきた…かと思ったが看護師(?)によるカウンセリングが先に行われた。
これまであったこと、しんどかったこと普段の職業や前職もろもろ聞かれたけどこのタイミングでようやく心境を吐き出せて少し楽になったのを覚えている。
不満はさっさと形骸化したほうがいいなという一例かと思われる。
僕の場合の診察はタブレットによるアンケートだった。
IQテストのようなものもあるらしいが、ネットに上がってるようなADHD診断に近いものだった。
「こんなんでわかれば苦労しないって。」なんとも思ったけど、自分のこれまでの生活を振り返って入力をしていく。
なんとも長々として終わらない。
ようやくの入力を終えて看護師さんたちにタブレットを返却して呼ばれるのを待つ。
診察室は5分と経たず次へ次へと患者さんが出入りしていた。
休職しましょう。
僕の番が回ってきた、何を言われるかもさっぱりわからないし
何かに答える気力が薄れていくなかでの対人はなかなかしんどいモノがあった。
グーグルマップでの評価も低くてドキドキしていた。説教食らったらもう立ち直れる気がしない。
実際のところ先生は、特別親身という感じではなかったけれど淡々と症状を確認してくれて診察してくれた。
アンケートの内容は加点式ではなくある箇所に対してADHD特性を持つ人がつけるであろう答案箇所にどれほどチェックを入れているかというものを見る内容だった。
僕の場合はわりかしグレーゾーンなものであった。
ただ、個人的にはめちゃくちゃ努力して人並み以下の集中力を保っているので気をぬくとぶっちぎりでADHD診断に至る回答をかける気がする…。
僕の場合はカウンセリングでの“風呂に入れない、商業施設がつらい、マルチタスクで頭が真っ白〜”といった内容がADHD診断の決め手になった。
「どうされます??」
お医者さんからの質問。ネットで調べた通りだった。
お医者さんからの提言もあるけれど、自己申告が多いことも聞いていた。
「無理っす、働けないっす、休みたいです。」
「では、休職しましょう。」
そういってお医者さんは診断書を書いてくれた。
そう、休むには自己申告する勇気がちょっと必要なのです。
勇気というか、諦めの心というのが正解なのか。
“何もしない勇気”って現代社会で必要な勇気だと思う瞬間だった。
この間の相談内容は他と変わらず5分ほど。
正直スマートに済んで良かったと思う。
仕事は早いに越したことはないみたいな気持ち。
そして休職からの養生と、体にあった投薬の調整が始まるのです。
次は会社からの休職手続きと、投薬がなかなかしんどかった話をまとめたい。
次回、僕氏、海に出ます。
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