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主婦が家族を置いて旅に出る


「ワクワクに従って生きる!」と決めたので、実行あるのみ!



「主婦が家族を残して、1人で熊本に遊びに行く」
をやってみました!

「シルク・ド・ソレイユのダンサーだった人が日本を自転車で1周して辿り着いた地、熊本県菊池市。そこで自然と共に暮らす人達と一緒に「農業エンターティメント」という何か面白い事をしているらしい。そして6月の週末に宿泊イベントを開催!さらに「上達論」著の方条遼雨先生の古武術ワークショップも畑で開催!」

ここまでの情報で、何か面白そう!!
うちのキャンプ場でもそうゆうのやりたい!と思ったので行くと決め、申し込みしました。

ハートがキャッチしたこの「何か面白そう!」という単純明解なこの感覚、これに従ってみること、それこそが私のやるべか事なのだから、
場所がどこであるだとか、詳しい内容とか、うちのキャンプ場でもできるのか、とか家族の了解は?とは全く関係ないのです。
行くと決める!これが第一歩です。

熊本の神社にて撮影


主婦にとっての旅行とは?

いつもの私の旅行・・・
場所がどこであろうと、家族と行く旅行での私のポジションは、合宿引率の先生、コーチ、顧問、あくまでも主役はこども。
私は引率。そして責任者。
家族全員の下着から着替えまでをギュウギュウと鞄に押し込み、
人数分の着替え、パンツ、靴下、枚数を全てを頭にインプットし、
どこにしまったかまで覚えておかなければなりません。
(柄の違う洗濯ネットをセリアとかダイソーで購入し、それぞれの子供ごとに洋服と下着に分けて、人数分パックするのが便利です)
緊急時に備え、子供の保険証やら最低限のレスキューグッズに
子供の年齢によっては、軽食、オムツ、持ち運び用の着替え、おもちゃ・・・それらを一身に背負いながらの行脚(子供が小さければ子供も背負うゼィ)
そして公共の交通機関を利用して出かけるなら、トイレの確認、
荷物の確認、子供が騒いだ時用の隠し玉仕込み、
周りの人たちにへーこらと頭を下げながら、ベビーカーを押し、たいがい、端っこにある遠くのエレベーターまで移動し、何とか電車に乗った瞬間、
子供が真顔で「うんこしたい」とか言だし白目になるという・・・・


そんな私が、1人で!!自分だけの荷物で!
旅行へ出かけるなんて事が許されるのか⁈
なぜか、家族はあっさり了解!!
下の子2人は意味がわかってなかったらしく、行く前になってメソメソしてましたが、振り切ってきたぜぃ!!

さて、そんな私の今回の熊本一人旅ですが・・・

私の中でブレていたものがバチっとハマりました!!

ねぇ、この宿、本当にすごくない?
これでこの値段だよ。

やっぱりね、こだわりと愛には勝てんのですよ。
利益率やら効率やらを足りない脳みそで考えるより、どう生きたいのか、そこだよね!!そこ!

うちのキャンプ場も、一応、シャンプーやリンスはもちろん、掃除にも、タオルやらマットの洗濯に使う洗剤も、食器を洗う洗剤も、自然由来のものしか使わないという地味な私のこだわりがあるのですが・・・
しかし、地味!そして、どれだけの人がここを求めているのか?
私自身、ガチガチの自然派ではなくて、
便利なものも必要だし、見た目が可愛いプラスチック小物も好きだし・・・と普段から自分自身に矛盾を抱えて生きてるような者ですから
そんな私の考えることにも当然ながら、矛盾が生じてくるわけなのです。
どこまでこだわったらいいのかブレてました。

でも、今回、本気の自然派宿に宿泊して、身体で良さを体感してみたら、やっぱり、この心地良さ、これだよね!!これ!!これがいい!!
ってなんか本当にバッチと自分にはまりました。

パックスナチュロンの洗剤やEM石けんが置いてあります


せっかく場所を提供して商売しているのだから、
私もスペシャルに心地よい場所を作って行けばいいし、
普段の生活とは違う場所だからこそ、とことん自然派にこだわってみるのも
いいかもしれない!!家庭でそこまでやるのは難しくてもね。
そしてそこをあえて説明しなくても、ちゃんと感じることができるのが
わかったので、自信を持って提供できるって事も理解できました。

ちなみに、最終日は空港の近くの普通のホテルをとりました。
清潔でおしゃれなお部屋だったけど、リネン類から漂う柔軟剤の香がきつい…😭
やっぱり見た目だけじゃわからない心地よさを人は求めている!!
本当に良いものを選ぼう!そこはブレたらダメだ!
と改めて気づかされました。


食べることは生きること



さてさて、宿では、隣接されたレストランにて、本気の自然食を
提供して下さいました。
ここの調味料から材料からお酒にお肉に至るまで、
全て生産から顔の見える人たちで作られたものばかり。
全ての食事が美味しくて優しい。
噛み締めて食べました。初めは大量の食材を見て、
そんなに食べれないかも〜って思っていたけど、
最終的には誰よりも食べました。



毎日鍛えてる主婦の残飯への処理能力、半端ない。
しかし、結構、お酒も飲んだし、分厚いお肉も食べたのに、
翌朝の目覚めも、胃腸もスッキリ!!
やっぱり、全然違う!

はぁ〜と、幸せなため息がでるほど、美しく、良い場所でした。
そんな場所を作りたいって強く思いました。
ちなみに私はベロベロになってしまい、写真が全く撮れてなかったので
友人の写真を拝借してます。素敵な写真をありがとう。

最強なビジネスの本質

今回の旅の目的「農業とエンターティメント」
主催のUmiさんの考え方や、やっている事が本当に素晴らしいのでぜひ、興味のある方は熊本で定期開催されてる農タメに参加してみて下さい。
土に触れることで見えてくるものがたくさんあると思います。
私はいつも土に触れてるくせに、とても感動しました。


銭湯上がりに芋掘りする私


Umiさんがやっている挑戦は、自然と共にくらす豊かな生活の延長にある挑戦。
だから、「失敗しても成功しても、今の豊かな生活は変わらない」
成功したら、もっと幸せになるだけで、失敗しても今の幸せが続くだけ。
Umiさんのこの理論に、私は感動しました。

だって、こんな最強な理論がありますか?
「失敗しても成功しても幸せ」
これって、もうビジネスの本質ですよね。
どっちに転んでも幸せしかない選択をすれば、失敗という概念すらなくなる・・・すごい!
umiさん、パフォーマーなだけあって、畑での所作も全て美しく、
本当に農業とエンターティメントの融合!という誰にもできない芸術を体現されていてとても素敵な方でした。
でも1番衝撃だったのは、日本1周したという自転車が、普通のママチャリだった事です。

私の新たなチャレンジ

実はもっとガチな築100年以上とかの古民家の再生をしたいと思っています。今の古民家キャンプ場ではなく。
でも、それはビジネスとしては大きな挑戦になるし、迷いがありました。
でも、私の考える古民家再生、どっちに転んでも幸せしかないなって思ったので、これはもうGOサインですよね。

壊して新しいものを建てるのではなく再生。
日本の伝統的で美しい建築。その周りを囲む美しい自然
それらは手入れをしなければすぐに廃れてしまう。
コツコツと自然に敬意を払いながら、手入れをし続けていく。菌ちゃんと共に。そう、循環型の生活システムを体現していきたい。
そしてそんな風に作り上げた素敵な場所を提供して喜んでもう。
もう、それができたら私が嬉しい。
だから、ビジネスとして成功があるのかないのかは置いておいて、
それをやることが私の喜びなのだから、もうやったらいいと思う!
もちろん、予算もプランも何もないのですが。
あるのは直感とワクワクする気持ちと妄想(笑)

でも、それだけあればいい。人生なんて妄想。
ワクワクしただけで終わっても、幸せしか残らない(笑)

学びの多い3日間でした。
快く送り出してくれた夫や家族に感謝です。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
さて、次回
「重力に勝てるのか⁈アラフォー主婦、古武術にハマり夫に技をかけまくる」
「お土産何がいい?の答えがゲームかお金!と言われた時の母の正しい対応とは⁈」
「いきなり待っていた現実!帰るなり洗濯物3日分回して、夕飯作ってたら、息子が発熱⁈」
の3本です!お楽しみにー!




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