ティシュ美

アラサー無職女の楽しい毎日。

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最近の記事

女ひとりインド③世界遺産カジュラホへ

何年も前の話で、きっかけは全く覚えていない。 どこかで愛し合う男女の像がびっしりと彫刻されたカジュラホ寺院の写真を見ていつか自分の目で見てみたいと思った。 いつからかカジュラホ寺院のあるインドに行くことは私の人生の目標になっていた。 若い頃はインドに一人で行く勇気もなく、一緒に行ってくれる人もおらず(インドはやっぱみんな遠慮する) ようやくこのタイミングで行くことができた。 ちなみに、カジュラホは他の観光地と比べてややマイナーなので情報があまりなく、不安だったので知り合いのツ

    • 女ひとりインド②電車旅、デリーからアグラへ。

      インドへ着いて3日目、私はデリーからアグラ(タージマハルがある街)へ行く電車に乗るため、駅へ向かった。 「インドって電車何時間も遅れるんでしょ?」 「インドって人が電車に乗り切れなくて溢れてるんでしょ?」 そんなイメージがある人も多いのではないだろうか。 かくいう私もそんな情報をよく耳にしていたので、真偽は不明だがある程度の覚悟をもって旅に臨んでいた。 インドの電車は何番線に向かえば良いか、自分の乗る車両はプラットフォームのどこらへんに来るのか、駅に着いてみないとわからない。

      • 女ひとりインド①無職日記

        1人でインドに来ている。みんなが働いている間私はインドにいる。 思えば10年くらいインドに行きたいと思っていて、ようやく実現した感じ。 なんでインドに来たかったのかというと、行きたい寺があること、インド映画やアートが好きでインドのカルチャーに興味があることが主な理由である。 でも私は暑さに弱いし体力ないし、治安とか不安だしやや潔癖な面もあるので…行きたいようで気が乗らないような、なんとも不思議な感情がインドに対してあった。 長期休みに行っても良いけど、なんか暑そうだし無職にな

        • 同僚を無視する教員は地獄に落ちなさい無職日記

          3月に教員を辞め、念願の無職生活を送っている。 無職といっても単発でヌードモデルのバイトをやったから無職と言い切れないかもしれない。 予定がない日はズル休みしてる人の気持ちでなんとなく後ろめたい生活を送っていたが、わりと遊んでくれる友達がいて毎日楽しい。 前の前の学校の先生たちと集まる機会があって、よく決断できたね〜!私にはできない!と言われた。 年齢的なことももちろんあるかもしれないが、私は直感で生きるタイプ(簡単に言うとバカ)なのでフットワークが軽い。 やめるのなんて簡

        女ひとりインド③世界遺産カジュラホへ

          仕事やめたからヌードモデルやった 無職日記

          仕事を辞めたから、ヌードモデルのアルバイトをやった。 やろうと思ったきっかけは、「私、知らない人の前だったら余裕で脱げるぞ?」とある日ふと考えたからである。 そういう人ってそんなにたくさんいないだろうし、せっかくならその才能(?)を生かしてみたいと思って。 あと自分が予備校生時代にヌードを何度も描いたので、大体の雰囲気がわかるから抵抗がなかったからというのもある。 そんなわけで実際にやってきた。 私がやったのはクロッキーのモデルである。 クロッキーは短時間で形や量感を捉えて

          仕事やめたからヌードモデルやった 無職日記

          無職日記4~6日目

          4日目 剛毛は眉毛を脱色しよう。しばらく布団の中でうだうだ過ごし、朝食兼昼食を食べたあと、眉毛の脱色をした。 髪の毛をオレンジにしてから私の黒々とした剛毛眉毛の存在感が気になるようになり、私の眉毛の存在感を消してくれる眉毛マスカラを探し求めていた。数えたら4本も買ってた。 そこでようやく気づいたのは、眉毛を脱色するのが一番だということ。 ということで昨日買ってきた脱色剤を使って眉毛に塗りたくった。 まあまあ色が薄くなり、眉毛コンシーラーなるものを塗って、さらにオレンジ色の眉毛

          無職日記4~6日目

          教員辞めたらやりかったことリストをこなす無職日記3日目

          過去9年間、教員やめたいと思った瞬間を明確に覚えている。 ・出勤中歩きながら朝ごはんにバナナを食べていると言ったらガチで怒られたとき ・出勤中の朝8時、朝帰りの若者たちがタクシーに乗り込みながら「◯◯も呼ぼーよ!」と大騒ぎしていてもう朝なのにまだ遊ぶ気かよ!と思ったとき ・土曜授業の振替の平日休み。お散歩してたら気持ち良かったとき あ〜やめてえな〜と思ったとき、私は決まって妄想の世界に意識を飛ばしていた。 ど平日に、みんなが働いている時間、どこかのリゾートで、海に浮き輪でぷ

          教員辞めたらやりかったことリストをこなす無職日記3日目

          3万歩あるいた、無職日記2日目

          友人と桜を見に中目黒に行った。 桜は思ったよりも咲いていて、平日のためそこまで混んでおらず、天気も良く全てが最適解という感じであった。 平日にゆっくり桜を見に中目黒へ来れる、これは無職の特権かもしれない。 普段だったら授業開き前の一番バタバタしている時期だ。 目黒川沿いにぼんぼりがたくさん並んでいて、「祝マロン2歳」「◯◯ちゃん入学おめでとう」「祝イヴ・サンローラン平野紫耀」などみんながいろんな思いを抱えて応募したメッセージが書かれていた。 正直桜よりもそのメッセージの方を

          3万歩あるいた、無職日記2日目

          教員やめました。無職日記1日目

          4月1日だ。 私は9年間務めた教員を3月でやめた。 今あるのは遊ぶ予定しかないカレンダー、転職活動への不安、仕事がない開放感、のみである。 最終出勤後、まずしたこと まず、髪の毛を派手な色に染めた。 多分、教員には服装や身だしなみの細かいルールはないため厳密には染めても問題はない。 それぞれの学校独自にGパンはダメ、とかネイルはシンプルなものを、とかふんわりとした空気感が流れているだけである。 実際今までロン毛・ヒゲ・メッシュ・金髪・ジェルネイルなどおしゃれを楽しんでいる

          教員やめました。無職日記1日目

          学校の先生やめます。あと40日くらい

          実はこのnoteは当初教員退職日記だった。 約9年続けた教員生活がもうすぐ終わりを迎えようとしている。 今の心境としては楽しみで仕方ない。 仕事決まってないしこの年齢だし新しい環境に適応できるのか?など不安はもちろんあるけど、しばらく訪れる無(職)の日常や公務員じゃなくなるから何でもできるじゃん!というワクワク。 教員の仕事は、エキサイティングでやり甲斐のあるものだったと思う。 退屈な仕事ではないし、いくらでもやりようがある。私の場合は周りにも恵まれて困った時助けてくれる

          学校の先生やめます。あと40日くらい