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教員辞めたらやりかったことリストをこなす無職日記3日目

過去9年間、教員やめたいと思った瞬間を明確に覚えている。
・出勤中歩きながら朝ごはんにバナナを食べていると言ったらガチで怒られたとき
・出勤中の朝8時、朝帰りの若者たちがタクシーに乗り込みながら「◯◯も呼ぼーよ!」と大騒ぎしていてもう朝なのにまだ遊ぶ気かよ!と思ったとき
・土曜授業の振替の平日休み。お散歩してたら気持ち良かったとき

あ〜やめてえな〜と思ったとき、私は決まって妄想の世界に意識を飛ばしていた。
ど平日に、みんなが働いている時間、どこかのリゾートで、海に浮き輪でぷかぷか浮かびながら、ビキニにサングラスでうとうとする自分の姿。
日本でビキニなんか着ない。
そもそも海もプールも行かないし、私の体はちっともビキニ映えしない。
でもリゾート、そうハワイとか。
ハワイだったらなんだか着れそうな気がする。
そんな妄想から生まれた「教員やめたらやることリスト」を書き溜めていた。
教員やりながらでもできるかもしれないけど、教員やめてからやった方が絶対楽しいこと。

そんなわけで、いくつかは早速叶えたり、あるいは着手し始めたりしている。髪を染めたしインスタのストーリーをあげた。
具体的なインド旅行の計画を立てたし、ヌードモデルも多分やる。
自分の実行力に自分でも「まじかよ・・・」と思っている。

ほんとは転職活動しなきゃいけないんだけど、副業でも続けていけそうなバイトの面接×2をした。
仕事をやめて何の予定もないはずだけどなんだかんだ毎日人と会って、しゃべっている。
新しい人との出会いもたくさんあった。
つくづく思うのは、新しい人と出会うのってすごく不安になったり緊張したりするんだけど、意外とみんな優しいということ。
嫌なやつ、苦手なやつっていうのはいるけどなんだかんだ私は人に恵まれている。
外に出て、誰かと喋って、新しい世界へ飛び込むことが私には必要みたい。
仕事も伴侶も恋人もなんにもいないから、自分以外に気にすることがない、どこでもいけるしなんでもできる、あとはお金さえあれば。

つづく

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