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女1人でインドへ、無職日記

1人でインドに来ている。みんなが働いている間私はインドにいる。
思えば10年くらいインドに行きたいと思っていて、ようやく実現した感じ。
なんでインドに来たかったのかというと、行きたい寺があること、インド映画やアートが好きでインドのカルチャーに興味があることが主な理由である。
でも私は暑さに弱いし体力ないし、治安とか不安だしやや潔癖な面もあるので…行きたいようで気が乗らないような、なんとも不思議な感情がインドに対してあった。
長期休みに行っても良いけど、なんか暑そうだし無職になったらインドへ行こう!と退職を決意した時から思っていた。

インドへ来てみて思ったこと

交通ルールはない。

強いて言うなら人を轢かなければいいくらい。
車線は守らないし、クラクションを死ぬほど鳴らしまくる。
最初は気性が激しいのか?と思ったけど、そうではなくクラクションを鳴らすハードルがめちゃくちゃ低いだけだった。
通るよー!先行くよー!みたいなテンションでぷっぷかと鳴らしている。
そして信号がほぼないので、車通りが激しい道を歩行者はタイミングを見て通らなければならない。
私は車の合流とかも苦手なタイプなので、諦めて徒歩数分のところをリキシャに乗ってしまった。
狭いアメ横みたいな道もめちゃくちゃ飛ばす。
歩行者がいてもめちゃくちゃ飛ばす。
よく轢かずに走れるな〜と感心した。

今まで私が感じていた常識は常識ではない。

空港に送迎に来てくれた車に揺られていると、途中で止まる。
知らない人が乗ってくる、日本語で話しかけてくる。
送迎の方と同じスタッフかな?と思ったらどこかで降りて行った。
友人だったのかわからないが、そんなこともよくあるそう。

メトロに乗ろうとしたら、そこは通れないよ、旅行会社を紹介してあげるよ!と言われる。
断ってもしつこくつきまとってくる、自分には日本人の友達がいるんだ!安心だよ!と自撮りの写真を見せてアピールしてくる。
断って立ち尽くしていたらどんどんいろんな人が話しかけてきてプチパニックだった。
でもこういうインド人ってあんまり悪気はないのでは?と思う。
嘘をつくし悪質なんだけどなんか愛嬌があるというか・・・
まあ騙されたくないしお金も払いたくないので適当にあしらいました。
ちなみに通れないよ、と言われたところに行ってみたら普通に通れた!

博物館や美術館に行ったら、監視員はめっちゃしゃべってるしスマホいじってるし寝てるし、展示方法もあんまり気を使われていない感じ。(照明とか)
展示品ではない荷物もドーンと置いてあるし。
日本はかなりホスピタリティがしっかりしているし細かいところに気を配ってきっちりとしているけど、まあこういうのもアリか・・・と思わせてくれる。
展示自体は面白かった。

デリーにある国立博物館


まだ来て2日しか経ってないけど、地理的にも文化的にもすごく遠いところに来た感じがする。
知らない地に一人でくるのってとても不安、しかもインドだし。
でも不安だから宿に引き篭もるよりとりあえず外に出よう!という精神でなんとかなった。
インチキ嘘つきはもちろんいるけど、そうでない人もたくさんいる。
夜出歩かない、知らない人について行かない、自分を信じる、間違えたら誰かが教えてくれる。というのを学んだ。
明日からはデリーを出て電車の旅に出ます〜楽しみ

つづく

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