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紙もの、素敵なパッケージ、展覧会を追いかけながら 美味しいものも探しています。

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コーヒーを飲む権利

大のコーヒー好きです。 平日の朝は、準備が全て整ってから、コーヒーを淹れて、少しリラックスしてから出かけます。 朝のニュースやお天気、ワイドショーの喧騒から一旦離れると、ほっと一息です。 フィンランドには「カファヴィタウコ(kahvitauko)」という言葉があるそうです。 カファヴィ(kahavi)はコーヒー、タウコ(tauko)は時間。コーヒータイムですね。 カファビタウコは法律化されていて、勤務時間にもコーヒータイムを入れるのは義務のこと。 寒い国、綺麗な水

    • 動物が暮らす空間にお邪魔する

      動物好きな人に悪い人はいない。 と、動物の専門学校に通っている子が言っていました。 中学や高校では他人の顔色を伺いながら過ごしてた。 けど、専門学校では、みんな動物ファーストで動いてる。 だからとっても優しい、と。 動物園や水族館もそんなあたたかい空気を感じます。 が。本当のことをいうと 動物園にいる子たちはかわいそうだな…という思いがあって素直に楽しめない。 日本の気候に合わない環境で、小さな檻で何周もぐるぐると歩き周るトラやクマを見ていると辛くて見ていられません。

      • アメリカへ渡った印象派

        東京都美術館にて開催中のウスター美術館所蔵 「印象派~モネからアメリカへ」に行ってきました。 「モネ~連作の情景」展でたっぷりとモネを堪能したばかりでしたが、 今回は印象派を作ったモネがどのように海を越えアメリカ大陸へ渡ったのか。 印象派の、モネの、続いてゆくストーリーです。 構成は全5章。 この展覧会を見た後は視界が一気に広がります。 前回のモネ展では、 モネが旅をし、居を構えた、パリ郊外、ノルマンディー地方やロンドン橋や 終の棲家となったジヴェルニーの庭など 定点

        • サブウェイのスーパー店員さん

          noteを書きたくなる瞬間ってふとやってきませんか? あ、これ、noteに書きたいな~って思った出来事。 前日の夜、食べすぎて胃がもたれてるな~ そんな日は、たまにサブウェイにお世話になります。 パンはあっさりだし、野菜をパリパリ食べると前日の罪悪感が消される気がするのです。 そして今日は久々のサブウェイへ~ 何度も通っているのに、いつまでたっても慣れないオーダー時の緊張感! 入る前には必ず深呼吸。 今日は、私の前に、サラリーマン、その前に女子高生5人。 女子高生

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        コーヒーを飲む権利

          ネイティブキャンプはじめてみたよ

          数か月に1回、ボランティアで訪日外国人の東京案内をしています。 帰国子女でもなく、英語圏に留学した経験もないのですが。。 ただの語学好きが高じて。 毎日、昭和のサラリーマン生活を送っている日々に変化が欲しくて5年前から始めました。 先日、コロナ以来、3年半ぶりくらいにゲストをお迎えしました。 オーストラリア、ブリスベンからの4人家族。 鼻ピアスにレッドヘアがファンキーなママ。 グローサリー経営のおっとりパパ。 おしゃべり大好きオリーブとちょっぴりシャイなチェスター。

          ネイティブキャンプはじめてみたよ

          イルカに出会えた幸せ

          人生において感動する瞬間を何度も経験してきましが。 まさか。 この歳になっても、さらに感動する光景に出会えるとは! 先日、ハワイ島の海で野生イルカたちに出会えました。 群れを作り、大海原を自由自在に泳ぐ。 のんびり。楽しげに。 遊ぼうよ!こっちおいでよ! 小舟に乗った私たちの周りをぐるぐる、ぐるぐる。 何度も近くに寄ってきます。 見て見て!楽しいよ! 時にはジャンプ。時には華麗にスピン。 何頭も何頭も、出迎えてくれました。 私たちが今回出会ったイルカは 世界

          イルカに出会えた幸せ

          いちご欲が満たされた

          苺の季節がやってきましたね。 スーパーの果物コーナーは真っ赤に染まり、 ホテルではいちごビュッフェが開催され、 駅ナカではいちご狩りのポスターがお出迎え。 デパ地下のスイーツコーナーはバレンタインに負けないくらいのストロベリー推し。 さあ、みんな、苺の季節だよ~!目覚めよ~! ニッポン総いちご党並みの煽りに、食べなくちゃ!と焦る気持ち。 そんな2024年マイファーストいちごデザートは、ロイヤルホストのいちごフェアでした。 メニューを目の前に、これ全部ください!って言え

          いちご欲が満たされた

          「菓」の西洋史

          銀座のメインストリートから少し離れた静かな場所。 レトロ建築の一階にぽっと灯りがついていた。 「森岡書店」 店主の森岡さんが、1冊の本を売る書店というコンセプトで始めたとても居心地の良い書店。 紙ものを好きになってからその魅力に沼ってしまった、イラストレーター「いのうえ彩」さん。 いのうえ彩さんが装丁、挿入絵を手掛けた「菓の辞典」の原画展。 焼き菓子の販売が期間限定で行われるとのこと。 会社帰りにお邪魔しました。 いのうえ彩さんはガリ版を元に絵を制作されています。 そ

          「菓」の西洋史

          100% モネ、モネ、モネ

          2024年の展覧会はじめ。 ずっと行きたくてスケジュールが合わず、ART PASSを2回変更してようやく会期中に行くことができた「モネ展」。 上野の森美術館へ行ってきました。 とってもとっても良かったです! モネの作品は、海外でも国内でも、訪れる美術館に1枚はある。 ここにも睡蓮?あれ?違う美術館でも見たけど・・・ 調べてみたら、睡蓮だけで200点以上あるのですね! 数点のモネ作品なら別に行かなくてもいいかな、と思っていたところ。 60点以上ものモネ作品が一度に集まると

          100% モネ、モネ、モネ

          クリスマスマーケットが素敵すぎて涙した夜

          年始から災害、事故、事件、立て続けに起こり、不穏な幕開けとなった2024年。あまりお出かけする気分にもならず、家籠りが多かった年末年始でした。 長年、友達以上恋人未満(という言い方はもう古いですね笑)の関係が個人的には心地良かった人。 クリスマス前にお別れしました。 なんとなく、老後もずっと一緒にいれたらいいな、と勝手に思っていたので正直、驚きました。 私の中で思っていた大切な気持ちと彼の想いが少しずつずれていったのでしょうか。 なんだか心の支えを失ったようで寂しい。

          クリスマスマーケットが素敵すぎて涙した夜

          やまと絵展と応挙館

          銀杏並木が黄金色に輝いた秋。 秋晴れの上野公園へお散歩しました。 幼い頃、家族で岡山から上京。 それ以来ずっと東京の西側に住んでいるので、 谷中、蔵前、清澄白河、人形町、神保町… 東側には好きな街がたくさんあります。 江戸時代から文化の中心。 ウエストサイドでは感じることのできない品格があって好きです。 そんな文化のど真ん中。 上野公園にはパフォーマーやミュージシャンが音楽を奏で、のんびりと過ごす人達で賑わっていました。 ずっと気になっていた「やまと絵展」へ。 ほぼ

          やまと絵展と応挙館

          寒い朝、コメダに駆け込む

          12月。 今日は一段と寒い朝でした。 一歩外を出た途端、きーんと冷えた風が顔にあたる。 火曜日はコメダモーニングをしてから出社するのが最近のご褒美。 からんからんと扉を開けた、今日のコメダはいつもよりあったかい。 冬のコメダって格別ですね。 木のぬくもりに包まれて。 いつも見慣れた赤いビロード地のソファーも。 冷えた体をおいでおいで、と迎えてくれる。 出てきたおしぼりは熱々で。 湯気がでるほど。 「熱いので気を付けてくださいね」 って言われてたっけ。 気分はいちごジ

          寒い朝、コメダに駆け込む

          一品入魂、お蕎麦に湯葉丼

          人生一度は行ってみたい名店は数あれど、 予約困難だったり、行列に並ぶのは苦手。 普段は人気店を泣く泣く諦めて、直観で良さげなお店に入ることが多いのですが。 ラッキーなことに、立て続けに人気店を訪れることができたので記録しようと思います。 松本「野麦」の九割蕎麦 シンプル イズ パーフェクト! 恒例の紙の祭典「紙博」が松本で開催され、初めて訪れた街。 評判通り、温故知新の魅力溢れる素敵な街でした。 弾丸松本行きを決めたので(後日書こうと思います)下調べもないまま。

          一品入魂、お蕎麦に湯葉丼

          ムーミン谷がすぐそこに

          ごめんなさい。 ムーミンバレーパークを経営されているプリンスホテルさん。 最初から謝ります。 ムーミンバレーパーク、テーマパークだと思ってあまり乗り気じゃなかったんです。友達がチケット取ってくれたから、まあ、行こうか、と。 でも。 ムーミンバレーパークは、ただのテーマパークではありませんでした。 未踏で憧れの北欧ですが、まさにわたしのイメージしている北欧が広がっていたのです。 お天気も味方して、澄んだ宮沢湖が目の前に広がりました。 ちょうど季節も肌寒くなったころ。 朝

          ムーミン谷がすぐそこに

          紙博 in 大阪市中央公会堂

          8月6日 真夏ど真ん中の大阪へ行ってきました。 あの美しすぎる東京駅を設計した辰野金吾氏が設計をされた、大阪市中央公会堂。 まさに、美しく優美な紙の祭典(おおげさ笑)にぴったりの場所での開催にこころ躍る。 実際のところ、首にタオルをまいた汗だくの女性たちが開場前からだるそうに列を作り。 重要文化財ゆえ、クーラー設備のない、蒸し風呂のような室内で、買い物熱にうなされ、過酷な数時間を過ごしたことは内緒です。。 それでも空間やステンドグラスが素敵で、大阪まで足を運んで良か

          紙博 in 大阪市中央公会堂

          グレースの履歴

          「人生というものは決して振り向いてはいけないものなんだと思います」 by グレース・ケリー 主人公、希久夫は妻を突然の事故で亡くす。 妻の遺した愛車は名車、真っ赤なホンダ「エスハチ」。 妻はその車に「グレース」という名前をつけていた。 運転免許も持っていなかった希久夫は、妻の遺したカーナビの履歴を辿る旅に出る。 はじめて気づいた妻の夫への想い。 そして、決意。 ロードムービーのような「グレースの履歴」を読みました。 さすがNHKドラマで評判が良い作品だったとのこと。

          グレースの履歴