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タケノコはbamboo child?ではないよね・・

今回のボランティアガイド。
オハイオ州からお越しのご夫婦をご案内しました。

ご主人が足が悪いので休みながら観光をしたいとのリクエストを頂いていたので、事前に滞在ホテルから皇居~銀座へ、いかに階段を使わずに行けるかのシミュレーションを念入りに行いました。

が。
当日お会いしてみると、想像以上に歩くのが大変そう・・・
そもそも、徒歩のツアーを組むこと自体厳しのでは・・・

でも、ご本人は立派な一眼レフをお持ち、モバイルスイカも使えるようにセットしてあるから(80歳でiphoneを使いこなしていて素敵です)気を遣わないで!って念押しされたので、不安を抱えつつ、スタートです。

皇居まで一番距離が短い大手町駅を降りると東御苑はすぐそこです。
(エレベーターとエスカレーターを駆使し、階段なしでいけました!ぱちぱち)

皇居の案内ってすごく難しくて。。
元々江戸城だったので、まずは歴史の説明が必要。

例えばバッキンガム宮殿やマドリッド王宮みたいに、中に入れるわけではないし、華やかでもない。

午前、午後に皇居ツアーもあるけれど、建物の中に入ることはできず、写真映えもせず、途中離脱できず、これはオススメできない。

さらに、どこの駅からも遠くてとにかく広い!!

とはいえ、皇居周りの雰囲気は品があり、美しいので、お連れしたいところ。

大手門から東御苑へ入口
お天気に恵まれ美しい

今回は東御苑に入り、少しだけ散策してから、お堀の周りを歩き、和田倉噴水公園経由、東京駅まで歩きました。

以前は修学旅行生鉄板の写真スポット、二重橋と伏見櫓へお連れしたのですが、健脚でないとかなり駅から遠いのと、石垣の迫力や江戸城跡はやはり東御苑の方が面白いかと思い、今回は東御苑に。

しかし、こちらもかなり歩かせてしまい、ゲストのおふたりは完全お疲れモード。

どなたかお薦めの皇居観光ルートを教えてください~~~笑

東御苑には竹林にて
「これがバンブーよ、パンダが食べるやつ」
「パンダだけじゃなくて、私達も食べますよ、今まさにシーズンだし」
「What?? Are you eating Bamboo?? No way!!」
「うん。Bamboo Childは私も大好きだし!良かったらランチで食べましょう」
「いやいや、遠慮しておく。Bamboo Child?よくわからないけど、バンブー食べるって人に初めて会ったよ」

そっか~
刺身、納豆、昆布、のり、梅干し、、いわゆる、外国人が苦手だろうと想像がつくものはわかるけど、意外とタケノコ食べるに抵抗があるとは盲点でした。

それにしても、とっさに出てきた「タケノコ」を「bamboo child」と直訳してしまった自分に後からじわじわ笑いが込み上げてきて。

改めて辞書をひくと、bamboo shoot とか bamboo sprout とか言うそうです。ひとつ賢くなりました。

すっかりお疲れでしたが、タクシーも乗らずに頑張るとおっしゃるので、東京駅までひと頑張り。

アムステルダム中央駅をモデルにした、かの有名な辰野健吾設計の美しき東京駅。

憧れの東京ステーションホテルは2階です

私は東京駅が大好きで、是非ここは気合をいれて説明しなくては!とアピールしましたが、世界各国を旅行してきた強者夫婦の反応は。
「うん、西洋建築をうまく取り入れてていいわね」
「東京の素晴らしいところは綺麗すぎるところよ!」
という感じ。

こんなに美しいアーチ型ドームも

やはり和洋折衷より、日本っぽい!か、超近代的!かの方が喜ぶみたい。
個人的には大好きなんですけどね・・明治、大正のレトロ感。

続きはランチ編にて。

今日も最後までお読み頂き有難うございました。

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