外の世界

誰も信じられないと思ってたけど
本当は誰も信じたくないの
誰が真実で
誰が嘘つきか
私には見抜けないから
誰かを信じる日がくることはない
それは危険すぎる
私には人というものを
受け入れる勇気がない
人の裏と表と多面性
本当は人を信じるのが怖いだけ
私は小さな子供みたいに
守られた世界の壁から
そっと外をのぞくだけで
決してそこから出られない
その一歩は
いつか私が
外の世界に笑顔が見えたら
外の世界に光が見えたら
外の世界に耐えられたら
そんな日は夢のまた夢
私にとって
外の世界は
死を意味する

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