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#私の作品紹介
草の舟は冬ヶ丘を目指しいた。
草の舟が冷たい草原を駆けて
冬ヶ丘を目指していた。
夏でも冬の風が吹いている。
男の子は草の舟から手を出して
草原の水面をなでた。
天気が目まぐるしく変わり
水しぶきが頬にかかり
虹が出たり消えたりした。
いままでたまっていた
涙がたくさん出た。
草の舟は冬ヶ丘を目指していた。
「dryad」発売。
「dryad」発売。
心の深くに浸透してゆく
新しい神話。
写真70枚
短篇22篇
144ページ
文庫サイズ。
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あなたがうまくいかないときも
疲れ果て嫉妬と悪意にとらわれ
わるいことだけを数え
気づけないときでも。
奥の奥の奥の奥底では
黄金色の音楽が続いている。
自分の風景を未だ知らない。
「dryad」表紙。
つくることは
自分の生の風景を新たにひろげ
同時に自分の根源を紐解く。
それは好きな作品に
触れるときも同じ。
どこまで行けるだろう。
どこまで帰れるだろう。
未だ知らなかった
自分の風景に出会う。
眠る前になでる本。光に透ける魔法付き。
#chigaya_morishita にて
「眠る前になでる本。光に透ける魔法付き」完売にて、追加納品させていただきます。
ちがや森下でご購入いただいた方
ありがとうございます。
ちがやさんがきっかけでできた本。
光で遊ぶ本です。
夜明けだけに花が咲く。
世界の果てのある国では
夜明けだけに花が咲く。
まあたらしいいちにちを
祝福するために。
やりなおすいちにちを
つぐなういちにちを
成長するいちにちを
めぐりあういちにちを
祝福するために。
みなが眠る青い夜明けに
花たちは咲きこぼれる。
まあたらしい
いちにちが
はじまる。
詩集「果肉」草舟あんとす号さんにて再び完売。
詩集「果肉」
草舟あんとす号さんにて
再び完売とのこと。
ありがとうございますね。
手のひらサイズに
ぎっしりつめこんだ言葉の情景を
好きなところからひらいて
無闇に旅してくださいませ。
すぐに追加納品
させていただきます。