短いおはなし7

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さ、あきらめて、好きなように。

みんなに
社会に
評価されたいよ。
子ぐまが言った。 #お洒落なオカマのきつね
が言った。
社会って病みきったこの社会に?
言っとくけど
あんたはただの樹で
ただの海なの。
あんたはどんなに
いびつでも
たゆまなくそよぎうねる
ただの音楽なの。
さ、あきらめて
好きなようにうたいなさいな。

愛でるからこそ。

ある町に
みんなが可愛い、お洒落と
思わないものを
たくさん愛でる男の子がいた。
いつも可愛がり手当てして
一緒に暮らした。
いつしか町の人たちは
それがとても可愛くてお洒落に
思えてきた。
やがて町の人たちは
自分を、自分の暮らしを、
たくさん愛でるようになった。

「愛でるからこそ」

富裕層のみをだます詐欺師たち。

‪富裕層や腐敗層のみをだます、‬
‪ふたりの女詐欺師がいた。‬
‪彼女たちは入念に計画をたて‬
‪完璧に遂行した。‬
‪やられたら‬
‪冷静に周到に完璧に‬
‪やり返した。‬
‪現実や運命が彼女たち‬
‪から奪ったものを‬
‪彼女たちは‬
‪なんの泣き言も言わず‬
‪奪い返す。‬
‪まだまだまるで足りない。‬

魅力と才能のなさ。

‪ねこたちが‬
‪クスクス笑いながら‬
‪言い合った。‬

‪魅力や才能がないって‬
‪うなだれてるひとがいるね^_^‬

‪そうだね^_^‬

‪魅力や才能がない‬
‪ってうなだれてるひとは、‬
‪魅力や才能がないって‬
‪うなだれていることが‬
‪魅力のなさや‬
‪才能のなさだね^_^‬

‪そうだね^_^‬

家事教会。

‪きつねは‬
‪やりきれなくなると‬
‪家事教会を訪ねた。‬
‪家事教会の神父が言った。‬
‪シンクと洗面所を磨きなさい。‬
‪あなたの保身を‬
‪洗い落としなさい‬
‪洗濯をして現状を‬
‪風に乾かしなさい。‬
‪かんたんな料理をして‬
‪時間をかけて味わい、‬
‪こころの声だけでなく‬
‪野菜や身体の声を聞きなさい。‬

不幸を自分で盛ってるときがある。

きつねは
晴れたから
ねこのトイレを丁寧に
洗って干した。
ついでにお風呂場も丁寧に磨いた。
しつこそうな汚れを見て
げんなりしていたけど
なかなかやる気になれなかった。
でもいざ洗うとすぐに落ちた。
げんなりを自分で
盛ってることがあるよな。。
と、きつねは
いちいち教訓にした。

きみがいないとつまらないから、生きていてくださいね。

クマはうさぎの女の子に
手紙を書いた。

元気ですか。
ぼくは相変わらず怯えて
生きています。
疫病にではなく
きみの才能に。
美しくないものばかりで
イライラして生きています。
相変わらずうたの中にしか
居場所はありません。
きみがいないとつまらないから
生きていてくださいね。

それを優しいと思えた、あなたのこころがあれば。

‪神父が‬
‪きつねに言った。‬

‪ここに‬
‪批難があります。‬

‪でもあなたは‬
‪それを否定することなく‬
‪成長に変えるでしょう。‬

‪あなたがいままで見てきた‬
‪美しいものの記憶と‬
‪それを美しいと思えた‬
‪あなたのこころがあれば。‬

‪あなたが出会った優しさと‬
‪それを優しいと思えた‬
‪あなたのこころがあれば。‬

しかたないよね

雨の日。
きつねは憂鬱な気持ちで
カフェにいた。
レコードプレーヤーが
古いジャズをうたった。

♪うまくいかないこともあるさ
人生は花畑ではなく
雨の中を生きるものかもしれない
でも、ときより雨の合間に
とてもきれいな
光が射し込むことがきっとある
しかたないよね
またいちからはじめよう

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しかし。。
いろいろさせていただいたり
つくらせていただいたりして
いますね。。
ありがたい。。

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