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風木 愁 -Syu Kazaki-
2022年9月29日 21:07
蕭条とした夜に燻る紙煙草
2022年9月28日 18:26
大荷物持っては登れぬ富士の山
2022年9月27日 05:43
珈琲や冷り朝焼燃ゆ火種
2022年9月23日 08:35
「高台の蟻」いつもの場所で一服していると一匹の蟻が登ってきたここには餌はない只の鉄塊の塔であるそれでもここに登ってきたのは何かを得たかったのだろうか餌ではない、何かを孤独の蟻よ、何を思う。
2022年9月17日 07:59
「火種」ゆらりふらりと 燃え盛り千度に近い その塊は踏み潰される迄 燃え続くやがてその 小粒の焔は生き延びようと 何かを燃やしそして軈ては 全てを焼く迄燃え続く事を 止めはしない全てが灰に なる前に小粒の火塊で ある内にその足裏で 踏み潰せ
2022年9月5日 21:50
深夜起き 身体動かぬ 九月朝先輩の 買い出し補助し 珈琲屋通院日 煙草を流す 秋風や完治せぬ 病と付き合い 夕涼み家事終えて ほっと一息 ナポリタン明日からは 残暑と共に 着るスーツ今日の日を 纏め呟く 五七五
2022年9月3日 00:20
僕は、その曲を知らない。何故か、君が口ずさむその曲は何故か、何処かで聴いた記憶がある何処で聴いたか覚えていないのに確かに何処かで聴いた記憶はある何故だろうかどうして聴いたことがあるのだろうか分からないまま、日々は光陰の如く朧気なまま過ぎ去ってゆく。