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子どもが本好きになるには?

私たち夫婦の趣味は、読書である。
休日になると図書館に出かけて、
私の本・夫の本・子どもの絵本と、
10~20冊くらい?まとめて借りてくる。

正直、ジャンル的には夫と全く合わないのだが
(私はホラー・ミステリなどの小説、育児書が中心。夫はほぼビジネス書)
それでも「読書」という趣味は共通している。


そんな私たちにとって、本を読むということは日常的に当たり前に行っていることで。
子どもが一人遊びしてくれている時間にちょっと読み進めたり、子どもが寝てからがっつり読んだり。

けれど、それって実は当たり前じゃないんだな?!と気づかされる出来事があった。


小学校低学年の子を持つ友達と話していたとき。
「うちの子って、全然本読まないんだよね。読んでも漫画。ゲームばっかり」
まあ、あるあるな話だと思う。
「めいたは、昔から本が好きでずっと読んでいたよね。どうして本が好きになったの?」

そう、私は昔から本好きである。
友人と出会った高校生のころには、通学時間の暇つぶしとしていつも本を持ち歩いていた。
今だったら、スマホをぽちぽちすれば暇つぶしができるけれど、当時はガラケーの時代。ガラケーじゃそんなに時間をつぶせない。だから本を持ち歩いていた。一日に1冊くらいのペースで読んでいたんじゃないかな、と思う。
彼女はそれを覚えていたらしい。


なぜ本が好きになったか。
振り返ってみると、3つの要因があったのかな、と思う。

ひとつめは、本が当たり前にそばにある環境で育ったこと。

絵本から児童書から、大人向けの本、漫画、我が家には本がたくさんあった。
絵本や児童書の大半は一回り近く年上のいとこからのおさがりで、本や漫画は主に父と祖母のもの。
父も夜、時間があるときには本を開いていたし、祖母は暇さえあれば手芸か読書をしていた。3つ年上の姉も、当たり前のように1日のうちに必ず本を読む時間があった。

身近にいつも本がある環境、というのはやはり、本に興味を持つきっかけだったのかな、と思う。


ふたつめは、本を読むと褒められていたこと。

我が家は自営業で、「おうちにお父さんお母さんはいるけれど、忙しくてかまってもらえない」という環境だった。

特に幼稚園くらいのころは、13時くらいに帰ってくるし、田舎だから周囲にお友達は少ないし、お姉ちゃんは小学校だからまだ帰ってこないし…と、一人遊びをする時間がかなり多かった。

そんな中、本を読むのは楽しかったし、何よりも本を読んでいると母に褒められたのだ。

たぶん、「本を読む=勉強になるしえらい」というよりも、
「本を読んでいる=おとなしい=危ないことをしていないから安心」
という意味で褒められていたような気がするが(笑)

本を読むことに次に大好きだったおままごとは、やっぱり相手が欲しくなる。そして忙しい母に話しかける。
母は仕事が進まない。
みたいな状況だったのかな、と。

そんな中、本を読んでいれば母は仕事が進むから助かったのかな、と今になって思う。

どんな理由であれ、子どもにとって母親に褒められるというのはやっぱりうれしいもの。

本を読む→褒められる→もっと本を読む→本の面白さに気づく

というのが、私が本好きになったプロセスだったのだと思う。


みっつめは、読書が家族間コミュニケーションの手段になっていたこと。

私が小学生くらいになると、姉とは当たり前のように読む本を共有していた。追いかけているシリーズや作家さんの新作が出るとお小遣いを出し合って買っていたし、時には祖母も参入?!して気に入ったシリーズを全巻一気に購入、なんてこともあった。

新しい本を読む順番は決まって姉→私→祖母。
「おばあちゃんどこまで読んだ?」
「あーそこか!もうちょっと先がね…」
なんて話したり、
全員が読み終わったら感想を話し合ったり。
次の展開を予想しあったり。
所謂活字本だけではなく、漫画も同じように楽しんでいた。

本を読み終わる→みんなで楽しくお話できる!
という環境が、本好きを加速させることにつながったのかもしれない。

ちなみに姉とは、未だに共通して読んでいる作家さんの新刊が出ると、感想を話し合ったりする。
小さい時から本を共有していたからか、趣味が合う部分も多くてよき読書仲間である。読書仲間、だいじ。


こんな過程を経て私は順調に本好きになっていった。
今にして思えば、そういう環境を準備してくれた親には頭が上がらない。

夫がどんな過程で本を好きになったのか、はわからないけれど、
少なからず私と共通する部分もあったのかな、と思う。

そんな感じで友人に話をしたところ、
「ちょっと図書館から本借りてくるところから始めるわ」
と言っていた(笑)


読書って、めちゃくちゃコスパがいい趣味だと思う。
図書館に行けば本はたくさんあって、無料で借りられて、
しかも1冊の本を何度も楽しむことができる。

私自身、子供の頃は1冊につき最低10回は読み返していたし、
今でも気に入った本は数回、読み返すことが多い。

どうしても気に入った本とか、推しの作家さんの新刊!とかはもちろん買うが、それだって結局何回も読み返すし、楽しいし、楽しいし、楽しいし!!
1冊600円、700円、高くても2000円くらいで数年単位で楽しめる。

語彙も増えるし、たくさんの本を読んできたからか、私は昔から文章を書くのが苦にならない(得意とか、上手いかとかは置いといて)。
これって高校・大学でレポートや論文を書く時も大きなアドバンテージになった。


子どものときも、大人になってからも役立つ趣味・読書。

もしお子さまを本好きにしたい!という方がいらっしゃったら、私の記事が参考になれば幸いである。


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