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活動日記『2024年度四月鑑賞録と新作映画について』

徐々に新しき顔ぶれが増えてきた今日。ただいま大学はGW中にて部活自体も又休業中。先月を回顧してみる記事である。

新作映画について

我が部に所属するH女史がメガホンを取る短編映画である遂に撮影へ動き出そうとしている。昨年度から度々、脚本が送られて私もそれを閲したがた甚だしい出来栄えとしか言う他無い。そしてまた、それは余りに上質且つ詳細なビジョンがある故どの様に取り扱って良いのか惑い中々撮影のフェーズ他に取り掛かれなかった。が、この度脚本も決定稿となり、台本読みも始め、明日はロケ地を視察するらしい。
続報を待たれたい。

さて、鑑賞録であるが先月は以下の映画を観た。
・はじまりのうた/ジョン・カーニー
・ゴジラ/本多猪四郎
以上の2本である。

はじまりのうた(2013)/ジョン・カーニー

新しき部員が来て一発目に何を観れば良いのか迷った。いきなり縁ないものを見せてもただ困惑するだけであるし、そうそうにこの部活より離脱してしまう可能性も無きにしも非ず。
迷った末、取った戦略はいくつか適当なものをピックアップして新入生たちに選ばされという物だ。そしてこの映画が選ばれた。
ニューヨークを舞台に街頭でアルバムをレコーディングする女性主人公の物語。街の撮り方が巧みで歌われる音楽も良い。ストーリーも単純明快でテンポの良い台詞回しは誰しもが飽きずに観られるものだろう。

ゴジラ(1954)/本多猪四郎

これは新入部員の熱望により上映した物だ。
特撮ファン、ゴジラファンの中でも初代を実は観たいないというのも多いのではあるまいか。
戦争が近いだけあって随所にその影が落とされている。私は別段怪獣に興味はないが戦争の爪痕が残るその時代、戦争とはどの様なものであったのか、がこの映画に現れている。ゴジラが東京の市中を荒らし人々が逃げ惑うその様は正しく関東大空襲のそれではないか。

GWを過ぎればしばらく休みのない大学生活。我らは毎週水曜日に映画を観ているから入部希望を是非送ってくれ。

2024/5/1 ヨモギ記

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明星大学映画研究部。入部者募集中。映画鑑賞及び映画制作を主軸に活動。
部室はPonte(31号館)113に存在する。
活動日毎週水曜日6限。
入部希望者等連絡は次のメールアドレスへ。
eiken.meisei@gmail.com

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