千星めい

中身はごく一般的なそのへんの働く女24歳。旅行と観劇とドラマ鑑賞、そしてお酒が生きがい…

千星めい

中身はごく一般的なそのへんの働く女24歳。旅行と観劇とドラマ鑑賞、そしてお酒が生きがい。過去の体験談や感想、恋話に、考え過ぎちゃったことなど、あらゆる「好き」にまつわるエッセイを綴っています。せきららに。たまには日記も。

最近の記事

想い入れのあるペンネーム。

NOTEを始めこの週末で1ヶ月が経った。 意外にも続いてちょっぴり嬉しい記念に、今日は大事な「千星めい」というペンネームについて、書きたいと思う。 小学生の頃、友達から聞いた初夢に着想を得て、それなりに長い冒険小説的なものを書いたことがある。全体的なストーリーはありつつも、一話完結スタイルをとっており、登場人物も回を追うことに増えたり減ったり、これが意外とちゃんと物語になっているのだ。しかし、話はちょうど3.11の頃で打ち切られており、残念ながら未完。小学生だから書けたので

    • 本当に愛される女性の輝き。

      初めて、友だちから「結婚報告」なるものを受けた。 「直接会ってから報告したかったから、伝えるの遅くなっちゃってごめんね!!」と幸せいっぱいに言う彼女の輝きに思わず、おめでとう!!という前に、息を飲んでしまった。 私は恋愛運がないうえに、かなりの恋愛下手でもあり、かといって割り切った結婚を受け入れられるほど大人な心を持ち合わせておらず、おそらく結婚はできないと思っている。最初は言い聞かせて自分を励ましていたが、なんだかんだあり、このところ、かなり覚悟が決まってきたのだが、そ

      • 【日記】生きる気力と食べたい気持ち。

        先日、父方の祖母(83)が緊急入院をした。 胆石による激しい腹痛に襲われ、体調回復と検査入院のため、そのまま入院をすることになった。 祖母はこれまでも何度か胆石を繰り返してきたのだが、今回は場所が深く、常時飲んでいる薬の影響もあり、すぐに手術をすることができなかった。体がそもそも手術に耐えられるかも関わってくるため、まずは検査をして、結果をみて、これからの治療法を決めていくになった。 父によると、祖母は手術をする場合、薬を1ヶ月ほど止める必要があるため、早くて8月になる

        • 言葉はなまもの。

          今日、すごくドラマチックな夢を見た気がする。 話の始まりから終わりまでちゃんとストーリーとなっていて、アクションあり、サスペンスあり、恋愛もありな、なかなかなものだった。気がする。 気がする。 というのは、確証はなく、残念なことに朝起きたら全部忘れてしまったからだ。残ったのは、夢を見たという「感覚」だけで、実に悔しい。 あ~あ、ちゃんと覚えていたら、今ごろ面白い物語が書けたのになぁ~ 昼間、家の掃除をしながら、また何か物思いにふけり、「そうだそうだ」と納得することを思

        想い入れのあるペンネーム。

          【日記】初めてのお客さん。また行きたいカレー屋さん。

          退勤後に美容室に行ってきた。 美容室後の自分は最強だ。誰よりも美しい気がしてしてしまう。 そんなことはさておき。 本日は、新米美容師さんの練習モデルとして、カラーをしてもらった。 先輩美容師さんの指導のもと、新米美容師さんはカウンセリング、カラー決めが行われた。 新米美容師さんと会話をしたあと、先輩の指導が入る。 先輩美容師さんが「どうして今これを聞いたの?」「ここを伝えないとわかってもらえないよ」とサポートをしている。心の中で「頑張れ」と囁きながら、見守りつつ、改めて仕

          【日記】初めてのお客さん。また行きたいカレー屋さん。

          お気に入りの洋服は、母と祖母のお下がり。

          いつの間にか「青春」と呼べる年頃は過ぎ、それにより、私の心にはポッカリ穴が空いているように感じている。 「青春」の定義はそれぞれだが、私にとっての「青春」は 「胸が高鳴るドキドキを感じ、」 「夢中になって」 「(自分らしく)表現をする」 の3つを持ち合わせたものだと思っている。 社会人となり、気づくとそのような「青春」と呼べるものはどこかに置いてきてしまった。 話は変わるが、私のお気に入りの服は、母のお下がりだ。 ロングコート、ブラウス、ジャケット、セットアップ。 ここぞ

          お気に入りの洋服は、母と祖母のお下がり。

          1人だけを愛する人。1人だけを愛せない人。

          「生涯、君だけを愛する。誓うよ。」 と、少女漫画で使い古されたような甘い台詞。現実では、こんなにスウィートな台詞は聞かないが、「恋人は1人」「結婚したら他に好きな人はつくらない」ということは、言うまでもなく常識だ。 恋愛は「タイミング」。それと、加えるなら「勢い」。 好きな人欲しいな~というタイミングで、そのような人が側におり、たまたま相手も同じように思っていて、たまたま一緒にいられる日程が抑えられ、たまたまその意志を伝えられるタイミングに恵まれた時、成立する。 と、私は

          1人だけを愛する人。1人だけを愛せない人。

          プレゼントしたいから書くのか?書きたいからプレゼントするのか?

          誰かに手紙を送ったのって、最後はいつだろう。 過去をたどっても、なかなか見つからない。たぶん、中学生だろうか。 今や当たり前のようにスマホを持ている。誰かに連絡がしたければ、LINEかインスタのDMかメールか….いくらでも楽な手段があるから、あえて時間も費用もかかる手紙など選ばない。でも、私は手紙が好きだった。 送る相手に合わせて、便箋、封筒を選び、書ききれる分量で話題を絞り込む。鉛筆で書くか?カラーペンで書くか?シールでもはってみるか?なんてこだわりだしたらきりがなく

          プレゼントしたいから書くのか?書きたいからプレゼントするのか?

          失恋を受け入れた女の強さ《光る君へ21話》

          さてさて、ここまで3本、自分の話をしてきましたが、ちょっと箸休め。今回は絶賛ドハマリ中の『光る君へ』に想いを馳せたいと思います。  今回の21話。前半のクライマックスという内容でした。 中宮定子の出家→伊周大宰府強制送還→高階邸火災と定子懐妊→枕草子爆誕→道長とまひろの逢瀬→越前へ出発 文字にしただけでもあわただしい約40分!!! 盛りだくさんな21話。でもやはり、道長とまひろの10年越しの逢瀬が一番、心がぎゅっとなります。なんたってこの二人、これまでずっとすれ違ってばかり

          失恋を受け入れた女の強さ《光る君へ21話》

          心に植えられた永遠の花。

          学生の時、関わった舞台の本番前に「差し入れはお花にしてね💐」などと厚かましく公言していたほど、私は花が好きだ。家にはたいがい花を飾っており、ふと花が視界に入ると、その可愛さにクスッと笑みがこぼれる。「お花とお菓子、プレゼントされるならどっちがいい?」と聞かれれば、私は迷うことなく、花を選ぶだろう。しかし、私と花との関係はちょっと複雑だ。 「人生に一度は一生忘れない恋をする」とよく言うが、私にもそんな恋をしたことがある。と、大々的に書くと、さもドラマチックな恋愛をしていそうだ

          心に植えられた永遠の花。

          書くことで救われる心

          書くことを決めたには、もう少し深い訳がある。 絶賛、『光る君へ』を夢中で観てる私にとって 「書くことで救われる」 ということを、何度も耳にしているのだが、 実はありがたいことに、これまで私自身も 「書いたら良いんじゃない?」 と言ってもらえることがこれまで多々あった。 その極めつけが、先日、ドラマなど全く観ない友だちに言われた 「めいちゃんには書くことをオススメする」 という言葉だった。 ついつい私は、夢中になって光る君へを観てるもんだから、 「私も紫式部になれちゃうかしら

          書くことで救われる心

          抱えきれない想い

          「好きなものに囲まれた生活をすれば、人生楽しくなれますヨ」 ふーん、なるほど。 この春、一人暮らし7年目に突入にした私は、初めてソファを買った。ラグを買い替えた。新しい花瓶も買って、花をさす日が増えた。 休日、パジャマのまま一日ベッドから動かない自分を嘆き、ソファを買ってみたものの、ベッドがソファに変わっただけで、結局ぐーたらな中身は変わらなかった。けど、最近遠ざかっていた、ドラマを観たり、本を読んだりするようになった。そして、ソファ周りの空間を心地よいままにしたいと、

          抱えきれない想い