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【日記】初めてのお客さん。また行きたいカレー屋さん。

退勤後に美容室に行ってきた。
美容室後の自分は最強だ。誰よりも美しい気がしてしてしまう。

そんなことはさておき。

本日は、新米美容師さんの練習モデルとして、カラーをしてもらった。
先輩美容師さんの指導のもと、新米美容師さんはカウンセリング、カラー決めが行われた。
新米美容師さんと会話をしたあと、先輩の指導が入る。
先輩美容師さんが「どうして今これを聞いたの?」「ここを伝えないとわかってもらえないよ」とサポートをしている。心の中で「頑張れ」と囁きながら、見守りつつ、改めて仕事は「どんな人と接するか」が全てだよなぁ。なんて、考えてしまった。

私は、最初の上司が合わず、何度も潰れかけた経験があるのだが、その人は全く指導をしないタイプだった。さらに、(今思うと)新人にやらせるとは思えないほどの難題を平気で押し付け、できないと機嫌が悪くなり、問題が起きると全て責任を押し付けてくるような人間だった。振り返ると、教わったことは「この世には自分の想像の範疇を平気で超えてくる人が存在し、あろうことか人を指図する立場にいることもある」ということだった。人生において、ある意味大切な教えかもしれないが、思い出すだけで、あの日々にはもう戻りたくないと心から思う。

おっと、暗い話になってしまった。

そんな私から見て、今日の先輩美容師さんは、とても丁寧だった。年の離れた先輩らしい「(一種の)冷たさ」はあるものの、「足りないところは足りない理由とともに指摘する」ところは教わる身としてはとてもありがたい。練習モデルとして行ったので覚悟はしていたが、私の目の前で言われてしまうのは少し心苦しいところはあったが、でも、きっと、それも修行のうち。
とはいえ、気にしないで!!という思いを込めて、私は必死に新米美容師さんに向けて「大丈夫だよ!気にしてないよ!頑張って!」と渾身のオーラでエールを送っていた。

無事にカラーが終わり、最後に話をしたところ、彼女はこの4月に美容師歴2年目となり、実際にカラーをする練習を始めたところだという。そして、私は最初のお客さんだったようだ。意図せず、大事な瞬間に立ち会ってしまった。美容師さんは、なりたての数年間の下積みが道をわけると聞く。ここを乗り切れないと美容師としてやっていくのは難しい。華やかでありながら力仕事で職人気質。勤務時間も不規則で星の数ほど存在するライバル。初めてのお客さんと言われ舞い上がってしまった私だが、その立場も相まって、心から乗り越えて頑張ってほしいなんて、おこがましくも思った。

その帰り、美容室後の無敵な私は、下北沢のおしゃれなカレー屋さんに立ち寄った。素敵な思いをしたあとは、一番好きな料理と言っても過言ではないカレーを猛烈に食べたくなった。

「最後の食事は何にする?」と聞かれたら「カレー」と答えると思うほど、好きなカレー。
料理をする気がなくてもつくるカレー。
(それもカレー粉とスパイスでつくる)
そのくらい、私はカレーが好きなのだ。

早速お店を調べたところ、近くに美味しそうなお店を発見。

レコードが流れるおしゃれな店内だが、カップル、友だち同士だけでなく、一人のお客さんも性別問わず入りやすい素敵なお店だった。

注文してしばらく待つと、トロトロに野菜が煮込まれたカレーが出てきた。スパイスの辛さと野菜の甘みがちょうど良い。ミニトマトがジュワッと口の中に広がった。美味しすぎてつい顔がニヤける。

欧風のドロッとしたカレー。お家のカレーをさらに煮込み、おしゃれに、スパイシーにした感じ。スープカレーも、インドカレーも大好きだけど、やっぱりドロッとした野菜たっぷりのカレーが1番好き。とにかく美味しかった。

う〜ん!ここは通いたい!!

野菜カレー 1,400円
下北沢カレー食堂 茄子おやじ
ビルは絶賛工事中。

久しぶりに、また来たい!と思うお店に出会った。
今日は素敵な出会いばかりだ。


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