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『騎手は振り落とされても再び馬に乗るものだ』

【善き人のためのソナタ】

■ドイツ/2006年 ■監督・脚本: フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク■ 出演:  ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ

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海外映画のミッション: インポッシブルや007やキングスマン、日本の漫画や小説やアニメなどでもスパイものは人気高いですよね。私も大好きです。しかし、そのほとんどは華やかでエンタメ要素の強いものが多いのですが、善き人のためのソナタは地味で孤独なリアルなスパイが描かれています。

冷戦時代のドイツが舞台で、物語の終盤にはベルリンの壁が崩壊します。その辺りの時代のお話です。東ドイツの密警察局員のヴィースラーは反体制派と疑われている劇作家のドライマンを監視するように命じられ、彼の家を盗聴します。物語の7割くらいはヴィースラーがドライマンの家を盗聴しているという視点で進んでいきます。

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ある日、ドライマンの部屋から聞こえてきたピアノ曲「善き人のためのソナタ」にヴィースラーは心惹かれます。次第にヴィースラーはドライマン達の思想に共鳴するようになり、自分の上司に虚偽の盗聴結果を報告するようになっていきます。。。

リアルなスパイを描いている分、前半は結構地味なのですが、ラストは感動でした。


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【マリアンヌ】

■アメリカ/2016年 ■監督:ロバート・ゼメキス■脚本: フ スティーヴン・ナイト■ 出演: ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール

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こちらはスパイのお仕事というより、恋愛映画的な要素の強い作品です。スパイであるマックスは(演:ブラッド・ピット)スパイでありながら、任務の最中惹かれあったマリアンヌと結婚します。しかし、マリアンヌに敵国に加担した二重スパイであるという疑いがかけられ、二人の結婚生活は一変していきます。

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物語りの終盤は、第二次世界大戦下での諜報部員としての責務と、大切な人を想う自分の気持ちとの間で揺れ動くマックスとマリアンヌの心情が心苦しいです(;_;)

ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールという超美男美女で、本物スパイとはかけ離れていますが、ラストはやっぱり感動でしたね!


<一言メモ>

アクション性の高いスパイ映画も見ごたえがありますが、人情劇てきな映画も感動ものでいいですよね。こちらの韓国のスパイを題材にした映画もおススメです↓↓

https://note.com/meigen_eigadrama/n/n949b671adc33


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