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いじめは絶対にだめ!

昨日仕事から帰宅して、noteの世界に来てみたら、いつもは朝、更新されることが多いcoucouさんが記事が更新されていました。

いじめ』について書かれていました。

coucouさんは、ここnoteの世界の誹謗中傷などに書かれていて、私がコメント欄にコメントを書いたところ、ご自身のお友達がいじめにあわられたことが書かれていました。

『いじめは絶対にだめ!』です。

でも、『いじめ』はSNSの世界、実世界においても、今もはびこっているという、悲しい現実があります。

私の今まで生きてきた、身近なところでもそれはありました。

皆さんの何かの参考になればと思い記事にしてみました。

私の記憶で一番古い、いじめは私が小学校6年生の時でした。

私は直接関わったりはしていないのですが、クラスの女子のグループでいじめは発生しました。

当時は、交換日記が流行っていました。1冊のノートを仲良しどうしで、書いて回していきます。

そのいじめが発生してしまったグループには、ボス的存在な子がいました。

クラスでも一番人気の女の子、美人で頭もよく、スポーツ万能で私からみても憧れの子でした。

そのグループでの交換日記は2冊あって、1冊は恐ろしいことにその、ボス的な女の子の悪口書きまくり日記でした。

その日記を、ボス的女の子が見にしてしまうことがおきて、学校に来れなくなり、その子は転校して行ってしまうという悲しい記憶が今でも残っています。

新しい学校では、笑顔の彼女で卒業できたのかなとずっと心に残っています。

中1の時には、私が加害者になってしまったことも経験しています。

相手は担任の男の新任の先生、私達のクラスは先生にとって、最初に受け持つ記念すべきクラスでした。

そんな、一番な思い出のクラスでいじめだなんて、今、大人になり、かなりの年数を重ねている私は大変申し訳ない気持ちでいるのです。

いじめの内容は授業の妨害、みんなで一斉に筆箱を落としたり、先生に紙飛行機を作って投げつけるという、なんとも幼い、恥ずかしい行為です。

皆で一緒にやれば怖くない的な気持ち、それを楽しんでしまうという、最低な心はその時、私の中にもありました。

私が思い出せる先生の顔って、いつも悲しげな顔なんです。
そして20代前半という年齢だったのに、頭は白髪だらけでした。

結局、先生は私達が高校へと進学すると同時に退職することなったんです。

その時の先生のスピーチが忘れられません
今日で皆と同じく、この学校を卒業しますが、本当は卒業したくありませんでした。」という先生の本心の詰まったスピーチでした。

自分が先生と同じ年齢になった時に、仕事の大変さなどを感じるようになり、この時のいじめの後悔はとても強く感じ、今でも時々、その当時のことを思い出しては、先生は今、どこかで幸せに暮らしているのかな?と思い出します。

そんな、私が再びいじめと思しきことに巻き込まれるのは、娘が幼稚園年中の時でした。うちの娘は嫌なことがあると、寝る前の私とのお話タイムで話してくれるのです。

その日も、クラスの〇〇ちゃんに、髪の毛をひっぱられたり、後ろから蹴られたりするのが嫌だって言ってきました。私びっくりしちゃって、翌日、幼稚園に電話しました。

担任の先生の答えは「知っていた」との事でした。

先生が知っていたって、どんだけ、いじめられちゃってたの?と思いましたが先生は、すぐに先生、いじめてる子、娘の三人での話し合いの場を作ってくれたのです。

原因は女の子同士の「三角関係

娘にはベストフレンドがいてその子と幼稚園年少、年中と同じクラスで仲よしでした。

娘のベストフレンドと友達になりたい子がそんな娘に対しての敵対意識からくる「いじめ」でした。

その後、娘はその子と仲良く過ごすことができてました。

そして、幼稚園年長でアメリカへ引っ越し、アメリカの小学校に娘は通うようになるのですが、入学して1ヶ月もたたない時にその問題は発生しました。

クラスの男子生徒から、娘はなにもしていないのに、叩く、蹴るという行為を再びされるというものです。

原因はクラスの整列時の先頭になりたい、娘とその子との争いが発端となっていました。

小学校のイベントに行く機会があり、私がその時にクラス写真を撮っていたのです。そして家で娘と一緒に見ていたら、娘が一人の男子生徒を指さして、毎日、叩かれたりして嫌だって私に言ってきたのです。

私、びっくりしちゃって、即、担任の先生にメールです。

アメリカの先生との連絡は全てメールです。このような重要な問題ですと、1時間もしない時間で返信が来ます。

先生に呼ばれて、私は学校に赴き、この子に娘はいじめられていますって、その画像を見せて先生に言いました。隣には娘もいたので再度確認もさせました。

でも、最初の担任の先生の言葉は、「写真の子は良い子でそんなことするような子ではない」でした。

この時私は、私達はアメリカに来て1ヶ月あまり、言葉も通じない人たちで、うちの娘の言っていることなんて先生は聞き入れてくれないだろうと言う悲しい気持ちでいました。

私はどうしたら良いのだろうか?という気持ちになり、アメリカで長年暮らしているお友達にその日相談したんです。

日本でもそうなのかな?そういう問題事が起きた時は、アメリカでは担任(hometeacher)ではなくて、校長(Principal)へ言わなくてはダメだって数人の人から言われました。

私は、担任をこえて、校長へ相談というのは少々行き過ぎかと思うのと同時に、そんなことをしたら、今後、担任の先生が娘に向ける目はより差別的になるのではないか?って心配してしまったのです。

そんな、娘は自分の置かれている状況からか、体調不良になり、たまたま、その翌日に学校をお休みしてしまったんです。

その日担任の先生がクラスの生徒全員に
「〇〇が体調が悪くて学校に今日は来れていません。〇〇は嫌な行為をされて困っています。そのような〇〇に対する行為は、このクラスには存在するのですか?」(〇〇はうちの娘の名前です。)って聞いてくれました。

すぐに、何人かのクラスの子が「そのような、行為を見かけたことがあります」って言ってくれたと聞きます。

そして、今後は、そのような行為が行われないためにも、私達が〇〇を守りますって宣言してくれる子もいて、クラスの女子の多くは一致団結して、その後、娘に気配りをしてくれたようです。

この話は、担任の先生からのメールがあり「クラスでこういう話し合いを持ち、娘のいじめに対する事実は確認できました。いじめた相手には良く言い聞かせて、親御さんにも報告しておきます。」とのことでした。

その後の、アメリカでの小学校生活は概ね順調で、娘は病気でない限り、今までも学校に行くのが嫌だって言ったことがないんです。

アメリカは「自己主張」の国、幼い時は日本でも、子供が心無いことを言って人を傷つけてしまったりすることがあると思います。

でも、自分が嫌なことをされて、黙ってがまんするなんてことはない、お国柄。

娘もこの事件以来、担任の先生から困りごとは、逐一、先生に報告するように言われて実行しています。そして、それは日本の小学校へ通う、今でも実行されています。

自分のことだけのことでなく、クラスの困り事にも関与して、先生に言ってしまいます。

そういうのは日本では「告げ口」そして、今度は娘がいじめを受けてしまうのではないかと私は心配していました。

いまのところ大丈夫そうです。小6の今のクラスはベストフレンドとも同じクラスにもなれ、学校内では仲良くしているようで、とても楽しく学校に通えています。

でも、家の娘って、私以上に「ゴーイングマイ・ウェイ」、他人のことを気にしないで、自分の心に素直に行動しちゃっているんです。

ベストフレンドとはご近所なので、学校後も遊びたいって、ずっとママ友にも言われています。でも娘は疲れているので、学校後はゆっくりしたいって話していて遊んでいません。

疲れているのではなくて、学校後は、他の友達(主に男子)と大好きなオンラインゲームをしたり、少し遠くの公園でサッカーなんかしちゃっているんです。そういうのは、ベストフレンドの子も誘って皆で遊べばって私は言ったことがあるのですが、遊び方が違うから一緒でない方がいいなんて言っているので、本人にまかせています。

今後、成長とともに、娘のこういう性格が良い方に生かされれば良いと思っています。

どの世界でも、個々の人々の暮らしが「居心地のよい」

『いじめのない世界』

を切に希望します。














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