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#294 【ホル活】インスリンと仲良くして血糖値をコントロール|足からだ健康ラジオ

🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。


皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

きょうもホルモンシリーズの【ホル活】、
第2章『ホルモンを味方につけてなりたい自分を手に入れよう』
ということで、
前回は痩せホルモンのレプチンを味方につけて
効果的に肥満解消をしましょうという話をしました。

インスリンと仲良く

今回はインスリンを味方につけて、
血糖コントロールをしましょう
というお話をします。
血糖値をコントロールする上で
欠かせないホルモンがインスリン。

血糖値をコントロールするホルモンは数種類ありますが
代表的な血糖値を下げるホルモンは
やはり膵臓から分泌されるインスリンだけ。
他はすべて血糖値を上げるように作用し、
血糖値を上げるホルモンのほうが数は多いんです。

ということはそんなにたくさん食べなくても、
ある程度は生きていけるということなんですね。
今は飽食の時代ですので、
血糖値を下げるホルモン・インスリン1種類では
ちょっと難しい時代になっているのかも。
特に日本は糖尿病が国民病と言われるほど増加しているので、
インスリンと仲良くしておくのがとても大切ですね。

インスリンと血糖値の関係


インスリンを受け取るための受容体は
主に筋肉、内臓、脂肪組織の細胞に存在しています。
インスリンは細胞の扉を開ける鍵のような役割をしています。
インスリンが細胞の受容体と結合することで
ブドウ糖(グルコース)を細胞内へ取り込むことができる
という仕組みになっています。

そのため、インスリンが分泌されなければ
血液中にブドウ糖がたくさんたくさん残ってしまい
高血糖状態になります。
その状態が慢性化すると
糖尿病の発症へとつながります。

高血糖がなぜ悪いのか?イメージして


それがどういう状態かイメージしてみてください。
体中の血管が砂糖漬けになっている状態。
砂糖漬けとは、
ちょっと触っただけでポロポロっと崩れるような感じ。
あちこちの血管が崩れるとどうなりますか?
大変な病気になりますね。

それと、ジャム状のべとべとした血液が流れるとどうでしょう?
流れが悪いのでいろんな血管が詰まっていくんじゃないでしょうか。
これもまたいろんな病気になってしまいます。

糖尿病は全身の血管を壊していく、または詰まらせていく。
それで全身状態が悪くなっていくわけです。

目や手先、足先の細い細い毛細血管は
先に狙われることになります。
でもね、人間の体はドロドロの砂糖漬けの状態では良くないので、
ちゃんと手立てもあるんです。

高血糖の救世主 インスリン だが。。。

細胞内に取り込まれた過剰なブドウ糖は、
インスリンの働きにより
グリコーゲンや中性脂肪に変換され、
蓄えられる仕組み
になっています。
油に変えて貯めてしまうんですね。
それで、肥満を発症していくわけです。
肥満の方は糖尿病の方が多いのはこういう理由もありますね。

インスリンと仲良くして活性化させるには
「内臓脂肪」を減らそう!

ここからは血糖値を下げる唯一のホルモン・インスリンと仲良くして
活性化させる方法について話します。


インスリンを活性化させるには内蔵脂肪がポイントになります。
脂肪細胞には大きく分けて
白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。
白色脂肪細胞は、中性脂肪などの脂肪や糖をエネルギーとして加えるものです。
褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼し、熱を産生する働きがあります。
今注目したいのはインスリンの作用に影響をもたらす
白色脂肪細胞のほうです。

近年の研究では白色脂肪細胞によって分泌される
アディポネクチンという善玉物質
インスリンの働きを良くすることが明らかになっています。
でも食べ過ぎや運動不足などでエネルギーが過剰に溜まる
 ↓
白色脂肪細胞が肥大化し、
さらに細胞の数を増やしていく
 ↓
アディポネクチンの分泌が減少
 ↓
逆にTNFα(ティーエヌエフアルファ)という悪玉物質が浄化する
 ↓
インスリンの働きが悪くなる
これを『インスリン抵抗性が高まる』と表現しますが、
インスリンが効かない状態になってしまいます。

TNFαという物質の名前は
以前に糖尿病シリーズでもお話ししていましたね。
(#49〜#54まで糖尿病シリーズの話をしています。
気になる方はさかのぼって読んでみてください。)

そのTNFαによってインスリン抵抗性が生じる
 ↓
膵臓は血糖値を一定に保とうと多量のインスリンを分泌する
 ↓
徐々に膵臓が疲弊する
 ↓
インスリンの分泌が悪くなり
糖尿病の発症へ
とつながる

ですのでインスリンの働きを活性化するためには、
内臓脂肪、白色脂肪細胞の蓄積を減らすことが重要になってきます。

「内臓脂肪」を減らす方法

どうしたらいいんでしょうか?
なんか皆さんだんだん耳を塞ぎたくなっていませんか?
そうなんです。あなたの予想は的中しています。

無酸素運動(筋肉トレーニング)
筋力トレーニングをすることによって筋肉が増えると、
基礎代謝が上がり、
内臓脂肪の軽減につながるので、
インスリン抵抗性が改善されるわけです。
さらに、筋肉量が増えることで
インスリンによるブドウ糖の取り込みがより盛んになるので、
血糖値は下がりやすくなるんです。
ポイントは無酸素運動で筋肉トレーニングをするということですね。

そして有酸素運動によっても
筋肉への血流量を増やすことができますから、
両方の運動を少しずつ取り入れるといいと思います。

ただし、強度の高い激しい運動は、
エネルギーを補充しようとして、
アドレナリンなどの血糖値を上げるホルモンが増えます。
それで一時的に血糖値が高くなることがあるので
ほどほどですよ。

張り切らなくてもいいよ!日常で軽い運動を
「運動」とか「筋トレ」とか言うと
ジムに通ったり、激しい運動を想像されるかもしれませんが
筋肉を動かしてあげればいいので
両手を上げて固まった背中や脇や腕の筋肉を伸ばす簡単なもので大丈夫。
私がおすすめしているのが膝ブラ運動です。

《膝が痛い方に本当におすすめ。膝ブラ運動》
椅子に座って
両手で太ももを下から持ち上げ
膝が浮いた状態になって膝をぶらぶらさせます。
膝をぶらぶら30回、それを1日3回やってみてください。
膝の痛みが取れて動きやすくなります。
そうすると他の動きもしやすくなりますからね。

運動が苦手な方、運動したくないと心から思っている方は、
こういうふうに簡単な動きから
固まった筋肉を動かして
筋肉をほぐすことからやってみましょうね。

ちょっと余談ですが―

筋肉と脳ってつながっているんですよ。
筋肉を動かすと脳に刺激が行きます。
逆に動かしていない筋肉のことは
脳が忘れ去ってしまって
「動け」という命令を出さなくなってしまいます。

ですので、使わない筋肉は
もっと使われなくなって存在すらなかったことにしてしまうんです。
ちょっと怖いと思いませんか?

身体は筋肉がいろんな筋肉が連携して動きますね。
その一つが失われてなかったものにされているとどうなりますか?
ぎこちない動きになってしまいます。
あちこち痛みが生じます。
そんなことにならないように、
ハードな動きじゃなくていいです。
満遍なくいろんなところを伸ばして縮めて
大きな動きを心がけてみてください。

それではきょうも最後まで聞いてくださりありがとうございます。

あなたの健康がほんとに大切です。
自分をある程度大切にしていないと
人に優しくできません。

きょうもゆっくり呼吸をしながら深く眠ってくださいね。
シャローム
またね



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〈自己紹介&メッセージ〉

今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。

日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪

「歳だから」とか「治らない」「仕方がない」なんて、諦めモードの方!自分の人生を他人任せにするのはちょっと早いですよ。自分の身体や心は自分でコントロールできるように素晴らしく造ってあります。身体のシステムを整えれば、もう少し楽に歳を重ねていけます。だから、足を揉んで〜‼︎ もう少しあらがいましょう。

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