谷口めぐみ農園

札幌中心地から車で20分。札幌市内とは思えないほど自然豊かな西区小別沢にある小さなシテ…

谷口めぐみ農園

札幌中心地から車で20分。札幌市内とは思えないほど自然豊かな西区小別沢にある小さなシティファーム。曽祖父の代から続く農家の4代目。父の畑の隣に自分の畑を持ち、無農薬栽培を目指して野菜を育てています。シェアファームや直売、CSAなど、新しい農家のあり方を探しています

最近の記事

2024年「育てる人」と「食べる人」の関係をフェアでサステナブルに変えていく【シーズン会員】

2024年今年もどうぞよろしくお願いします。 元旦の地震に始まり自然の脅威は突然やってきますね。被災された方々にはお祈り申し上げます。 2023年の猛暑・異常気象やパンデミックなど地球規模での災害や混乱が起こり私たちは脅威を感じずにはいられませんでした。とうもろこしは猛暑の影響で周りの農家でも不作で、ご注文いただいた分も発送できず、返金対応せざるを得ない状況でした。ご迷惑をおかけいたしました。 被災された方々にはお祈り申し上げます。 農家として、日々自然の中で野菜を作って

    • 【2021年から2022年の変化、自分たちと社会】

      昨年、無農薬・無化学肥料栽培に移行し(父と共同栽培の白いとうもろこしは減農薬、他の農家さんの農作物は除きますが)、2年目の今年を無事に終えました。会員のみなさんは楽しんでいただけでしょうか。 私たちの野菜づくりでとても重要なのは、健康な苗作り、そして気温と適当な水分です。天候に恵まれた2022年は露地野菜が特に順調に育ちました。定植後、気温と適度な雨が降り、しっかり根を張ってくれたので病気や害虫に負けず強く育ったと思います。失敗や不作なども経験しましたが、おかげで肥料や農薬

      • シーズン会員2022、募集にあたって── 無農薬・無化学肥料栽培に完全移行できました!

        2020年にスタートしたシーズン会員。2021年も無事終えることができました。会員のみなさま、応援してくれたみなさま、本当にありがとうございました。 料理を作ってInstagramにアップしてくれたり、使いづらい野菜にも積極的に調理にチャレンジしてくれたり、本当に感謝しきれません。ありがとうございます。 祝!無農薬・無化学肥料栽培に完全移行!実は、2020年と2021年で大きく変わったことがあります。それは、みなさんにお送りする野菜を無農薬・無化学肥料栽培に移行できたこと

        • とうもろこしの調理法とおすすめ料理

          みなさん、いかがお過ごしですか? 札幌は8月上旬の猛暑に比べると、暑さは少しずつ落ち着いてきました。 今回もいろいろレシピをご紹介します! めぐみの白いとうもろこしのおいしい調理方法まずは生で爽やかな甘さを体感してみて欲しいです。調理することにより爽やかな甘さからまろやかな甘みに変化します。 ◯下準備 とうもろこしを調理する直前に、薄皮を1〜2枚残して皮をむきます。皮を残す理由は水分の蒸発と乾燥を防ぎ、鮮度をキープするのと、とうもろこしの白さを残すためです。 ◯蒸す 

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          夏の野菜のハイシーズンスタート!おすすめ野菜レシピ、いろいろ載せてます!

          こんにちは!谷口めぐみ農園です! いよいよ8月に入り、夏の野菜のハイシーズンに突入しました! 札幌は記録的に雨が降らず、苦戦中ですが…ナスが実り、ハーブも育ち、ニンニクを収穫したりと、日々あっという間に時間が過ぎていきます。 今年の気候は厳しいですが、野菜たちは雨が降らない中なんとか頑張ってくれています。一緒に美味しくいただきましょう! 5月1日に種をまいた2000本の白いとうもろこしですが、雨不足の影響で生育にばらつきがあります。最初に入るとうもろこしは大小様々な大

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          毎年大人気の"アスパラガス"の発送がスタート!

          シーズン会員のみなさま! いよいよ毎年大人気のアスパラの発送がスタートします! 祖父が17年間続けた無農薬・無化学肥料のアスパラ栽培。 どれだけの苦労と努力があったか。本当に大変だったと思います。そんな祖父への感謝と技術への尊敬をできることならこれからも続けたい考えて、数年前から谷口めぐみ農園の一角に無農薬、無化学肥料でアスパラを育ててきました。今年で4年目です。 今まさに収穫の最中です。初々しいアスパラを収穫できる喜びとほっとした気持ち。シーズン会員の皆様と一緒に味わ

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          越冬小松菜収穫のあと、わたしたちがやっていること。春の作業あれこれ

          みなさん、こんにちは!谷口めぐみ農園です。 なかなか状況が好転しないコロナウイルスの状況に、モヤモヤとする毎日が続きますね。GWも外出を控えていた方が多いかもしれません。 札幌では、桜はGWの時期に咲きます。長い冬を乗り越え、やっと春がやってきました。わたしたちの農作業も、そろそろ本格始動です。 今回は小松菜を収穫したあとから6月上旬くらいにかけて、谷口めぐみ農園でどんな作業をしているか簡単にお知らせします。 畑の片付け 越冬小松菜が終わったら、ハウスの中の片付け。

          越冬小松菜収穫のあと、わたしたちがやっていること。春の作業あれこれ

          冬の寒さを乗り越えて育った"越冬小松菜"の発送がスタート!

          みなさん、こんにちは! まず、2月13日の福島県沖を震源とする地震被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。 谷口めぐみ農園では、昨年の10月にタネをまき、2月3日の立春まで畑で冬を越す「越冬小松菜」の発送が始まりました!谷口めぐみ農園では、ハウスを一切加温せず北海道の極寒の下で育てています。何度も凍り、そのたびに自ら蓄えた糖分で復活を繰り返すので、とても甘く育ちます。 今年の寒さはとても厳しかったので、例年よりシワが多く小ぶりです。でもその分、いつもにも増して

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          「育てる人」と「食べる人」の関係をフェアでサステナブルに変えていく【シーズン会員】募集!

          みなさん、こんにちは。 谷口めぐみです! 昨年から、誰もが体験したことのない日々。誰もが正解のわからない日々を過ごしています。それでも、植物は育つし、野菜は実る。自然の偉大さと厳しさを実感しています。みなさんはどんなふうに過ごしていますか? 2020年はたくさんの会員のみなさんに支えられて、豊作も不作も悩むことなく野菜づくりに専念することができました。 こんなに安心して1年を終えられた年は今までありませんでした。本当にうれしいです!ありがとうございました! \\ 🍅

          「育てる人」と「食べる人」の関係をフェアでサステナブルに変えていく【シーズン会員】募集!

          【Q&A】札幌の小さなシティファーム「谷口めぐみ農園」のシーズン会員

          2020年に引き続き、2021年もシーズン会員を募集することにしました!昨年の会員さんのご意見を反映しながら、より良い谷口めぐみ農園コミュニティを育てていきたいと思っています。ご興味あるかたは、ぜひ検討してみてください! 2020年の会員さんからいただいた質問などにこちらでお答えしてきます。 どんな野菜が届くの?例年の作付けをもとに計算したものです。内容は変更になることがあります。シェアの生産物の量は目安になります。また災害や盗難など予期せぬ事態が発生した場合には、内容が

          【Q&A】札幌の小さなシティファーム「谷口めぐみ農園」のシーズン会員

          めぐみのひとり旅いってきます

          11月2日に北海道を出発して約1ヶ月半、12月16日の今日2011年まで住んでいた東京江戸川区にある家に来て、思い出に浸りながらこの記事を書いています。 別名 めぐみのくいしんぼう旅 好奇心旺盛な私は全国の美味しいものをたくさん食べて、見て、触れてたくさんのものを吸収しようと旅に出ました。来年の畑にそれらを全力投球したい。そして来年のテーマが見つかりました。 それは愛でした。 今回の旅で一番美味しいと思ったのは福井県越前町の地元のお母さんたちがやっている手打ちのお蕎

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