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越冬小松菜収穫のあと、わたしたちがやっていること。春の作業あれこれ

みなさん、こんにちは!谷口めぐみ農園です。

なかなか状況が好転しないコロナウイルスの状況に、モヤモヤとする毎日が続きますね。GWも外出を控えていた方が多いかもしれません。

札幌では、桜はGWの時期に咲きます。長い冬を乗り越え、やっと春がやってきました。わたしたちの農作業も、そろそろ本格始動です。

今回は小松菜を収穫したあとから6月上旬くらいにかけて、谷口めぐみ農園でどんな作業をしているか簡単にお知らせします。

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畑の片付け 

越冬小松菜が終わったら、ハウスの中の片付け。
切った根や葉っぱを拾い集めて外に出します。

「温床」の準備

温床とは、苗床の一種で人工的に加温して外気温よりも高く保つようにしたものです。片付いた畑に熱線を張っていきます。そのためには、土を掘って熱線を張り巡らせなくてはなりません。終わったら、土をかけてもとに戻します。

種まきの準備

土を入れた育苗箱を温床に並べます。土を平らにならしたら、水をたっぷりと。
ここからは、温床の温度をかけて土を温めます。

種まき

たっぷり水をかけた土に種を蒔きます。種と種の間隔を空けて、発芽した時に葉が重ならないように注意。育苗箱ではなく、セルポットに植える種もあります。

大抵の種の発芽温度は25〜30℃です。温度と水の管理が大切。気が抜けません。

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発芽後

発芽後も温度管理、水を切らさないようにします。天気の悪い日や夜間は気温が下がるので、熱線の温度をあげて、ビニールを二重にかけて保温します。

ポットに移植

発芽して大きくなった苗を土に入れたポットに移植します。根を切らないように大事に育苗箱から取り出して、ポットに植え直しのがポイント。

定植

定植とは植物を栽培する最終の場所に植えること。
温度や水の管理をして大きくした苗を畑に植えていきます。

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このような順番で作業をしていき、育った野菜をみなさんの手元にお届けします。野菜がおいしく育つように、意外といろいろ作業があるのです。

というわけで、今日もがんばります!!

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