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SMA Megが彼氏の家族&友達と会うとき。When I meet to my bf's family and his friends.

ワタシは重度障害者。

そんなの知ってっから!

って話なのだが、
こんなワタシにも彼氏がいる。


馴れ初め諸々はこちらから見て欲しい。
興味ナイって方はスルーでおけまる👌🏻


重度障害=恋愛出来ない

と、私の国、世間では思う人が多いとかとか。

勝手に決めんなよ、出来るからな!!!!!😡


ちなみに、彼は健常者である。

突然その時は訪れた

障害がある者にとって、
恋人の家族や友達に会うというコト。

それはそれは、一つの大きな課題ではなかろうか。

少なくともワタシにはそうだ。

非常に大き過ぎるイベントである。

ワタシを見たとき、
一体どんな反応をされるのだろうか。

不安が常に頭を常によぎり、吐き気🤮
安定の豆腐メンタルが炸裂してしまう。

会うのがコワイ😫

しかし、その日は突然やってきたのだ。

彼は草野球をやっているのだけど、

野球の試合観に来ない?

、と誘われた。

ワタシは嬉しかった反面、素直に喜べないジブンがいた。

そのチームには、
彼の友人はもちろんのこと、彼の弟も在籍していたのを知っていたから。

彼は友人や弟に

ワタシのコトを何て説明するのだろう。
彼女ってちゃんと説明してあるよな、、
😧

そんな考えがひたすら脳内を支配し、ぐるぐるしていた。


聞くに聞けない

誘いを受けるべきか、断るべきか、
毎日鬼のように悩んでいた。

付き合ってはいるが、
彼は、彼の家族は、彼の友人は
ワタシと一緒にいるコトを
どう思うのだろうか。


聞きたいけれど、怖くて聞けない日々が続いた。

でも、このままでもいられず
思い切って聞いてみた。(安定の吐きそうになりながら🤮)

ワタシはさ、見た目に障害がモロ出てるじゃん?🤷‍♀️
腰や首が曲がってるワタシを見られて、
恥ずかしいと感じたりしないの?
もし、野球友達とか、弟がワタシのコトを見て、
良く思わなかったらどうする?

気持ちのまま、彼に言葉をぶつけた。

普段から、
声帯をどこかに置き忘れて来たんじゃないか?
と、思うくらい物静かな彼だが
少し間を置いてから、落ち着いた口調で淡々と話し出した。

恥ずかしいと思ってたら誘わないでしょ。
もし友達や弟がMegを悪く言ったり、思うなら、
野球チーム辞めるからそれでいい。
車椅子の彼女連れてくからって話してある。

彼はそう告げた。

ワタシは嬉しい反面、自分が恥ずかしくなった。

彼はそこまでの覚悟を持って、
誘ってくれていたんだ。

と、その時に知ったから。

こんなに大事にして貰っているのに、
ワタシは自分のコトを大事に出来ていないな
と感じた瞬間でもあった。


SELF LOVEの難しさ

少なからず、ワタシの自信の無さは生い立ちもきっと深く影響していて、

自己愛の部分が著しく欠落していたりする。

厳しく育てられてきたせいか、

障害もあるし
ジブンは常に頑張っていないと人から好かれない。

周りから認めて貰えない。
両親から褒められない。

何をしても、ワタシってまだまだだな。

という考えを、小さい頃から抱いてきた。

ずっとその呪縛が解けずに、32年生きている。


簡単に言うと、

極端にジブンに自信が全く無い

のだ。

それに繋がるようなエピソードがあって、
ワタシは小学校3、4年の時に

ストレスにより、夕食を食べては気持ち悪くなり、毎晩トイレにこもり吐く。

という拒食症のような症状に襲われた。

体重も当時、15kgしか無かった。

それは
常に両親の期待に応えなきゃと当時から思っていて、

"夕食を完食しなければならない"

という、無言の圧力をプレッシャーに感じてしまっていたからだ。

完食出来ない→がっかりされる→駄目なワタシ

単純に言うとこんな考え方。

ジブンを好きになりたいのに、なれない。
いつも、何をしても、どうしても今の自分じゃ満足出来ず、
更に上を目指さないといけないと思ってしまう。


上に上にあがったところで、もう両親から褒められるわけでもないし、
何かがあるわけでもないのだが、
そんな無限ループからいつまでも抜けれずに、今も共存している。

大人になったから言えるコトだが、

障害があろうが、無かろうが、
自身の子供に高いハードルを与えて、厳しく育て過ぎないであげて欲しい。

そして、周りに親バカと思われるくらいに褒めてあげて欲しい。

どの立場から言ってるんだと思われたらそれまでだが、
我が子を恐怖で支配したら
将来的にメンタルに支障をきたす可能性が高い。

今のワタシがそうだから💣

ワタシみたいになっちゃいかん!!!



話を戻そう。

今回の彼氏との話で尚更感じたが、

ワタシはもっとジブンを愛したいし、自己愛が重要なのも心では分かっている。
自信を持って生きなきゃ、時間が勿体無い。


と、痛感した。


そしてその日はやってきた

結局、ワタシは彼の試合を観に行くコトに決めた。

当日までずーーーっと不安だった。
(雨降らないかな。。と、何回も思った🙄)


でも、ここで会わないで後悔するより、
難しいことは考えずに、まずは会ってみようと思った。

彼との関係が、一歩前進するかもしれないし。


その日、見事に雨は降らず快晴☀️w

第一印象は重要だ。
それは障害があろうが、無かろうが、関係ない。

当時のワタシは髪の毛が真っ赤だったので、キャップでそのレッドヘアーを隠し、メイクも必要最低限にした。

グラウンドに着き、車からワタシを降ろすと
彼は試合が迫っていたがために早足でチームメイトの元へ行ってしまった。

まだ弟や、友達の顔を知らないので、
どの人が弟で、どの人が友達なのか分からず、チキンなワタシはとりあえず遠くから見守る事にした🙃

すると、こちらに走って来た人に、

ソコからだと見にくいから、
もっと近くにおいで!

と話し掛けられた。
それが、彼の友達との初対面であった。

試合観戦後には、彼の弟に

兄がいつもお世話になっています🙇‍♂️

と、挨拶された。
いやいやお世話になってるのは、こちらの方です。

嫌な顔1つされなかった。

むしろ、雨降ったら濡れるからベンチに来なよ!とか、また見に来て!と、言って下さった。

弟とは、3人でたまに遊んでいる✊🏻
ワタシの病気のコトは詳しく話してないらしいけど、そんなのどうだっていい。

彼の友達と弟に少しでも理解して貰えたコトに、
世界がまた1つ広がったコトに、
そして彼に、感謝している。


ワタシたちは重要な決断をしなければならない時が、人生に時々訪れる。

そのアンサー次第で、"これから"に影響したりもする。

今回、ビビリながらも会う決断をして、
本当に良かった
🌈

と、心から感じる。



彼の周りは優しい人でいっぱいだ。
彼が優しいからだろう。

ワタシもそんな優しい人間になりたい。

ワタシの記事を読んで良いと思ってくれた方、サポートしてやってもいいよ💪🏼って方、お願い致します!🙇‍♀️ 半年に一回の入院費に充てさせていただきます🥺💜