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息子が不登校になった時にわたしが覚悟を決めたこと

こんにちは、やつ子です。


今回も心の中まる出しの
noteになりそうです。

では書きます。


しょうがない事
私にはどうにも出来ない事を
受け入れる。

私はこれがとても苦手らしい。


いや、違う。
本来は大の得意だ。

ずっと母のどうにも出来ない事
受け入れて生きてきた。


でもそれが…
自分が親になった事で

今度は息子に
その役をバトンタッチしたいのかもしれない。


次はあんたの番でしょ!

自分の気持ちは抑え込んでさ
お母さんの言う通りにしてよ…

お母さんずっとそうしてきたんだから
聞き分けの良い子でいてよ…


だから
息子の決断(私にはどうにも出来ない事)を
受け入れられず、
私の都合を押し付けてきた。


息子の願いや思いは一切聞かない。


いーや、
私は母とは違うから
そんな事はしないもんって事で、

聞いてあげてるフリをして
理解ある良いお母さんのフリをする。


息子の思い…そんなもんは押し返して、

私の理想の型になるように
ペタペタと固定観念のコンクリートを
息子に塗り固めた。


小6から中学卒業までの3年半
ずっと不登校だった息子、今は15歳。


仮に、

20歳になるまで家から出なくても
25歳になるまでフリースクールとかに通っても
50歳になるまで自分と向き合えなくても
一生親のスネをかじっていても

それでもいい。


息子の時間がそれなら、

自分らしく生きるために
自分の幸せを知るために
楽しさを見つけるために

息子にとっては
それぐらいの時間が必要なら、

信じて待つ。


私はこの子の親だから信じて見守る。


私がそう思ったのは
息子が中学1年生の夏頃。


それから何度もブレながらも
基本はこの気持ちでやってきた。

ある意味
覚悟を決めたような感じだ。


そしたらね、
息子が動き出した。

あんなに荒れていたのに
お前は敵だとか殺すとか
オレの人生終わったとか
死のうかなとか言ってたのに。


料理をしたり身だしなみに気を使ったり
オレは恵まれている
自分の事が好きだ
なんて言うようになった。


中3の秋には
自分で高校に行きたいと言い出して
あんなに嫌がっていた進路の話も
私の話も聞いてくれた。


6校の通信制高校を見学し
今はその中から決めた1校に通っている。


私はこの2ヵ月で
忘れてしまったのだろうか…


20歳になるまで家から出なくても
25歳になるまでフリースクールとかに通っても
50歳になるまで自分と向き合えなくても
一生親のスネをかじっていても

それでもいい

という気持ちを。


自分らしく生きるために
自分の幸せを知るために
楽しさを見つけるために

そのために必要な時間があって
それは私が決める事ではない。


それがどんなに世間の当たり前と
かけはなれていても
息子の人生を私が奪ってはいけない。


先日、

通信制高校に行くなら
目的を持つのは当たり前だと、

息子に話した。


でもその目的のペースは
あなたが決めていいと伝えた。


仮に1単位でもいい。
いや、取れなくてもいい。

単位を取るために行動するのが
通信制高校だと思ったからだ。


信じて待つ


私の言葉はそれとは遠いものだったらしい。


信じて待つ、見守る、

親だからこそ難しいよ。
酷だよ。


ほんの数ヶ月前までは
私の覚悟は生きていたんだけどなぁ。

当時を振り返っても
よく自分でも変われたなと思う。


息子の人生だから
息子が決める事。

動く時も息子が決める。


ほんの2ヶ月前まで
ずっとそう思ってた私が、

その事を忘れて
今回話した事が
信頼を失うほど、なんだね。


「勉強でも何でも
 本気で取り組む事はエネルギーが必要だから、

 それがまだ無理だと思ったら
 今お母さんが話した事も目的の事も
 考えなくていいよ。」

とも言ったんだけどなぁ。


もしかしたら私の心の中には

“動いてくれ!”
“せめてこれぐらいやってくれ”っていう

強い念みたいなものがあった、のかもね。


そもそもこんな提案をすること自体が
私の思いを込めていることなのかもしれない。



私にはどうにも出来ない事を
受け入れる。

だって息子の人生だから。


また1から
やっていこう。


あきらめない事が
唯一バカな私にも出来る事だ。


仮に、

20歳になるまで家から出なくても
25歳になるまでフリースクールとかに通っても
50歳になるまで自分と向き合えなくても
一生親のスネをかじっていても


それでもいい。

息子に必要な時間がそれなら。


自分らしく生きるために
自分の幸せを知るために
楽しさを見つけるために

息子にとっては
それぐらいの時間が必要なら、

信じて待つ。


それではまた。


★★★

後日、息子と話をしました。
ここで書いた私の見解は違っていたようなので
追記として書いています。


目の前の霧が少し晴れてきた気がします。
よかったら読んでみて下さい。






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