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ネガティブ感情と向き合う時の3ステップ

こんにちは、やつ子です。


出かける支度が遅いわが子にイライラする。
感情的にカッとなる自分をどうしたらいいか…
これまで押さえ付けてきた感情が まだたくさんあるように感じる…

という内容のお悩みを公式LINEにいただきました。

そこで今日は
自分と向き合う事が好きすぎてYouTubeチャンネルを作ってしまった私めげないやつ子が、

負の感情をどう扱うかについて
ご紹介します。


結論から言うと『感情を扱うには正しい順番がある』という事です。

カッとなりやすいタイプの人やイライラが抑えられない人、そんな自分が嫌な人に参考にしてもらえると嬉しいです。

自分と向き合う事をしていくなら、自分の負の感情について対応する時には3つのステップがあります。
順番に見ていきましょう。


【ステップ1】感情にOKを出す

まず受け止めるような言葉を自分に言ってみるって事をします。

自分から出てきた気持ちはそれがどんな感情であってもOKにするっていうのは、自分と向き合う時の基本なので、まずはそれをやります。


【ステップ2】気持ちをチェックする

ステップ1でカッとなった自分にOKを出してみたら どんな気持ちになったのか見ていきます。

『そうだよな』と納得できたのか
『OKなわけないでしょ』と反発したくなったのか

言葉にならないけどザワザワモヤモヤ嫌な感じがしたのか
言葉にならないけど安心感に包まれたのか

自分の気持ちに気付くという事を意識します。


この時にポジティブでハッピーな感じがしたなら、とりあえず今回はそれでOKです。

が、例えば、
「納得できないモヤモヤした気持ちになった」なら、そこを見て自問自答して下さい。


どうして納得できないのか

この問いに答えがすぐ出ない場合は、過去(小さい頃)の記憶と紐付いている可能性が高いです。

小さい頃に似たような気持ちになった時の事、今回のテーマでいうとカッとなったり負の感情が出た時の事を思い出してみて下さい。


ちなみに私はカッとなる自分が嫌でした。

イライラしたりカッとなるたびに自分を責めてきたようなところがあります。
私は感情のコントロールも出来ないダメな奴だ…という感じです。

だからステップ1の自分にOKを出す時も抵抗がありました。


悔しい気持ちに近いような、でも言葉にならない感情になっていました。

でもOKすること自体は嫌な感覚ではなかったので続けていました。


ある日ふと『母が私の怒りの感情を認めてくれなかったんだ』と、発見みたいな気付きがありました。

私のカッとなる性格は父譲りです。
私がカッとなると、母は「お父さんそっくり」と言って嫌がりました。

そう言われた時の私はどんな気持ちになっただろう…と、考えてみました。


本当の気持ちは古い記憶すぎてわからなかったのですが、「もしかしたら」という切り口で当時の私の気持ちを想像してみました。

この時の大事なポイントとして
正解を出そうとしなくてもOKという事です。

絶対に正しく思い出さなければ…という事でもないように思います。

自分のために一生懸命思い出そうと考えている
それがもう自分で嬉しい事なんです。



私は仮説として
『私のカッとなった気持ちなのにお父さんに似てると言われて悔しくなったのかな』と考えてみました。

だってその瞬間に生まれた感情って『私の…』なんですよね。
確かに父と子だから似てるかもしれないけど、私が思った私のものなんです。



『お父さんと似てる』の言葉で片付けて嫌そうにされたのが悔しかった。
私の気持ちとしてちゃんと聞いてほしかった。

って事なのかい?
と自分に聞いてみました。

この時 私は涙が出てきたのできっと当たりです。

でも当時の小さな私がここまで言語化できるとも思えないので、心の中でモヤモヤした気持ちを封印したのかなと思います。


「悔しかったね。」

つぶやいてみました。
「ちゃんと私の気持ちを聞いてほしかったね。」

心の反応は少し軽くなったような気がしました。
(気がするで大丈夫です)


次に似たようなカッとする出来事があった時に、自分のリアクションが少し変わっていると思います。


【ステップ3】負の感情への価値観を見直す

ずばり、カッとなる事は悪い事ではないです。
むしろ当然の気持ちです。

冷静に考えてみるとわかるのですが、押さえていたいのに思わずカッとなるって事はそれだけ自分にとっては嫌なことなんだと思います。


カッとなるのを我慢する方が心の健康に悪いです。
負の感情も自分の大事な気持ちなので、仲間に入れてあげて欲しいなと思います。


楽しくて明るい感情だけが自分ではないので、負の感情も生まれたならそうなのだと認めて下さい。

それを良い悪いとかジャッジするのとは違います。
その気持ちになったのなら、それがあなたの正解なんです。
そう思いたかったという正解です。



カッとなる自分は別にダメじゃないと何となくわかってきたら、

カッとなる事が減っていく もしくは怒っていた時間が短くなっていく等の変化が見られるようになります。
不思議ですよね。


という事で今日は自分の負の感情について解説しました。

ステップ1、負の感情であってもポジティブ感情と同じように認めてあげる。

ステップ2、感情を認めた時に出てくる気持ちをチェックする。

ステップ3、負の感情への価値観を見直す。


3つの順に自分と向き合ってみてもらえたらと思います。

続けていくとだんだん心が軽くなって、似たような場面での自分の反応が変化した事に気付くと思います。


自分の変化に驚くその瞬間が何とも嬉しくあたたかく、安心が積み重なっていきます。


それではまた(^-^)/





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