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息子のダメなとこは本当は愛されるとこだった

こんにちは、やつ子です。


うちの息子は不登校3年ゴリゴリ反抗期15歳。

発達障害グレーの特性なのかわかりませんが
息子独特のゆっくり時間があります。



時間の見通しが苦手なので
今から自分がやることが
どれぐらいの時間がかかるのか
感覚が掴めません。


なので発言と行動の結果にズレが生じてしまい
周りにいる人は困ります。




例えば一緒に出かける時
(時間は決まってない)

息子が「今から準備するわ」と言うので
それを聞いたこちらは逆算して見当をつけて、

だいたい同じぐらいに終わるように支度しても
息子はまだゆるゆるとして
準備をようやく始めたところで、


こっちの様子を見て急ぐとかもしません。



当然ながらこんなことでは
“みんな” についていけません。

“みんな” とはクラスメートであり
その先の社会です。


時間の感覚、
先を見通す力、
周りと歩調を合わせたり、
周りの動きを観察したり、


こういうことが出来ないと
息子は社会でやっていけない!

と焦った私は、

息子の “こういうところ” を
一生懸命に直そうとしてきました。



今まで…特に不登校になるまでは。




でも違ったんですよね~

直さなくて良かったんです!



何で?って思いますよね。
そんなの社会で通用しないよって
普通はそう思うと思います。





息子のゆるゆる時間が良かったんです。

そこが息子の良いところだったんです。
愛されるところなんです。


ダメなところ扱いせず
直そうとせず
そこを私が愛してあげたら良かったんです。




「そのままで良かったのにね~
 良くないと思って直そうとするなんて
 お母さん本当アホだったよね~」

と、息子に言いました。


こういう話題につながりそうな時は
これまで何度も同じ話をしています。



息子の理解力や成長もあり
話すたびに息子の反応は違っていて、


今日は
息子が
「でも(ゆるゆる時間は)
 オレのダメなとこではあるよね…」

と言ったので


私は
「いいや!あんたの最高に良いとこだよ!」

と言いました。


息子「じゃあオレのダメなとこは?」


私「あんたにダメなとこなんて1つもないよ!」


息子「いやいやいや…」


と息子は不思議そうな顔をしていました。




私が “息子のダメなとこはない”
と思ってるのが
親としてどうなの?

みたいな指摘があるとしても
私にとって実はあまりそこに意味はなくて、

私がそう思ってることが
息子にとって大事だったんだ…と気付いてからは
そっちの方を大切にしています。




苦手なことは
ダメなとこじゃないんです。




私が意識的にこの話題を息子に話すのは
理由があります。


多数派とタイムラグがあるっていうことを
自覚してほしいからです。


何事もそうですが
自覚してないと感謝ができません。



息子のゆるゆる時間は時には
周りに迷惑をかけてしまうことになります。


もしも
それでも問題なく過ごせてる時は
必ず周りの人がフォローしてくれている
ということになるんです。


そのことに気付けるように
何度も話をしています。



私の経験では、
優しい人ほど本当に思ってくれている人ほど
フォローしていることを明かしません。


気付いてあげられないとお礼も言えないし、

優しい人が周りにいてくれてるってことに
気付けません。



息子は小学校の頃の人間関係で
つらい思いをしています。
(そういう記憶が強く残っているため)
人の優しさにあまり触れていないと
信じているんです。



本当は世界には優しい人もいて
息子のゆるゆる時間もちゃんと愛されて
受け入れてもらえる。

でもそれを大切にするには
感謝の気持ちがなくては続かないということを
知っていてほしくて

そんな話をしています。




今日は久しぶりに息子のことを書きました。

この4月から通信制高校に行きます。
少しずつ世界が広がっていく息子です。


それではまた(^-^)/








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