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【劣等感】他人と比べられた最初の記憶はいつですか?

こんにちは、めげないやつ子です。


人と比較することは別に悪いことじゃないんじゃない?
という仮説を立てて考えてみようと思います。


人と比べたくなんかないのに、また今日も比較して落ち込んじゃう…

他の子と比べてわが子にダメ出ししてしまう…

そういう経験は皆さんもあるのではないでしょうか。


私はこれまで「何で私はできないんだろう」「どうせ私は…」と悲しくなることが多い人生だったなと思います。


本やネットでは

他人と比較せずに過去の自分と比べる
ネガ→ポジティブ変換し前向きな言葉をかける
自分軸を持つ

こんな感じで言われる事が多いので、誰かと比べるのは良くない事だと捉えられがちだと思います。


でも “他人との比較” ってそんなにダメなことだっけ?

と仮説を立ててみたら、比較する過程で何がつらい気持ちにさせているのか見えてきました。


それら次の2つの視点です。

・心にネガティブを留まらせる要因
・比較とネガティブを繋げている

これらを詳しく解説していきます。


すぐ人と比べるのをやめたい
劣等感がつらい
私なんて…と思ってしまう
誰かと比較せずありのままの子どもを見てあげたい

今回はそんな人に読んでもらえると嬉しいです。


比較には2段階ある

まず比較のメリットです。
これは大きく分けて2つあると思いました。


1つは、比較してその差を縮める努力によって成長できる可能性がある点。

もう1つは、優れている部分がわかり自分に自信が持てる点。


ではデメリットは何でしょうか…

例えば劣等感で落ち込む
自信が持てなくなる

これは普通にある感情ですよね。


これらを1段階目の感情とすると、次の状態は2段階目という事になります。

例えば自己評価が下がる、やる気が出ない、他人軸になる、人に当たってしまう、新しいことに挑戦しなくなる、うつ状態…などなど

比較によって、このような2段階目の状態に移行しているとします。


本やネットで「比較はダメ」と言われているのは、この2段階目のことに対する恐れからきていると思うんです。

なぜなら、1段階目の “落ち込む” や“自信が持てなくなる” は、自分から生まれる大事な感情だから。


ある意味、劣等感を感じて落ち込まない方がおかしいですからね。
比較して劣等感を感じたなら、落ち込むのは当たり前です。


繋がっている記憶


“比較” と “つらかった記憶” がセットになっているんじゃないか

そんな風に考えてみました。


皆さんは幼い頃に兄弟・姉妹で比べられたことありませんか?


私は1人っ子ですが、私の母親には “理想の娘像” というものがあり、それに近い私の友達とそうじゃない私を比べていました。

明るくて賑やかで母に対して優しくフレンドリーな友達のことを「あの子が娘だったら良かった…」
とハッキリ言われたこともあったなぁ…。


今考えると そんなことよく言うね…と思うのですが、言った本人は覚えてないそうです。

ここまでひどくはなくても、皆さんも幼い頃に兄弟や誰かと比較されて傷付いたことはありませんか。


そしてその心の傷を誰にもフォローされずに大人になったとしたら、“比較” と “つらかった記憶” がセットになってしまうのではないかと思います。


例えば比較されたあとに、

「でもこの問題ができたらすぐ追い付けるよ」とか

「あなたにはこんな良いところがあるね」など

比較することで自分の課題や良いところを気付かせてもらえたら、“比較” がネガティブなイメージにはならなかったんじゃないかな…と思います。


ということで、今日は【比較すること】について考えてみました。

1つは
比較すること自体はダメなことではない

もう1つは
比較とつらい記憶がセットになっているために、比較=悪というイメージが定着した


そもそも私たちは小さい頃から競争とか順位とか点数とか (個人的には母から明るさやフレンドリーさ等) ずっと誰かとの差を基準にして育ってきたのに、

今さら急に比べるなと言われても無理があるように思います。


\もちろん/
比べることで誰かを陥れたり、比較でしか自信を持てないといった極端な偏りは良くないのかもしれません。

ただ、比べるのが良くないというイメージだと、比べてしまう自分にもダメ出しすることになりませんか。


比較自体が “悪” ではないし比較して落ち込むのも自然な事です。

自分の気持ちをしっかり受け止める事で、ネガティブ感情が次の段階に移行しない…つまり心に留まらないので、気持ちが軽くなり前に進みやすくなります。

その後で、どうやったら追い付けるのか考えたり…逆に比較した相手にはない自分の良さを見つけてみたり…

違う視点で自分を見るきっかけとして、比較を使ってみるのもいいかもしれません。


それではまた(^-^)/






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