【2023年版】今年観た映画を振り返る。
今回は、2023年に観た映画について振り返る。
私のエンタメ摂取源は主に読書だが、時間があれば、たまに映画を観ることもある。
今年は、年始に「Filmarks」というアプリで映画記録をつけ始めたこともあり、例年に比べて、積極的に映画を観た1年だった。
まずは、1月から12月まで、今年観た映画を順番におさらいする。
意外にたくさん観ていて驚いた。書き連ねてみると、40作品も観てきたことがわかった。
ジャンルにあまり統一感はないが、比較的、新しめの邦画が多い印象だ。アニメーション作品も好きでたくさん観た。
90年代の少し古い映画は、映画好きの友人に勧められて観たものばかり。今年は「往年の名作」と呼ばれる作品にも触れることができた1年だった。
最も印象に残っている作品は、「BLUE GIANT」だ。
原作を一切知らない状態で映画館に足を運んだのだが、ジャズの世界に圧倒され、呼吸を忘れるほどに引き込まれた。
エンドロールが流れ始めたときのあの放心状態は、人生で初めての体験で、いまだによく覚えている。
この作品を観た後、ジャズ音楽をひたすら聴く生活が続いたり、実際にジャズライブを聴けるお店を訪ねたりと、かなり影響を受けた。
そういった部分も含めて、2023年で最も印象的な作品だった。
知ることができてよかったと思うのは、「グランド・ブダペスト・ホテル」。
2023年夏に天王洲で開催されていた「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」という写真展を訪れ、ウェス・アンダーソン監督の映画をどうしても観たくなり、鑑賞した作品。
異常なまでにこだわり抜かれた構図と色彩に、「映画ってこういう楽しみ方もあるのか」と衝撃を受けた。
どのカットを切り取っても絵になる映画。ウェス・アンダーソン監督の作品は、これからもチェックしていきたい。
岩井俊二監督の「ラストレター」も良かった。
こちらも映画好きの友人におすすめされた作品。本当にありがとう。
こちらも映像がとにかく美しい作品で、特に光の表現が素敵だった。
子供の頃「夏」に感じていた印象が、そのまま映像に表われているような懐かしさを感じた。松たか子さんの演技が素晴らしかった。
主題歌の森七菜「カエルノウタ」は、映画とあわせてぜひ聴いてほしい。
本当に良い曲。夏の淡い記憶を呼び起こしてくれるような、優しい歌だ。
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