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#ひとり暮らしのエピソードマガジン

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『はじめてのひとり暮らし安心ガイド』の発売にあわせて、みなさまんが書いてくださった #ひとり暮らしのエピソード をマガジンにまとめました。 お部屋探しから引っ越し、暮らしのあれこ…
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【企画】今年はテーマ2本立てでやります!#ひとり暮らしのエピソード #お部屋探しのエピソード(募集期間2024/1/25~4/15)

今年も「ひとり暮らしのエピソード」企画やりたいなあと思いつつ、まったく同じだと楽しくないかなあと悩んでいたら、1月が終わりそうに…。 考えているだけでなにもしないのは一番つまらないやつだ。少しでも参加してくださる方がいればうれしいし、過去の記事を読み返してくれる機会になるかもしれないし。 3年目だし、スピンオフしてみます! 今回は基本テーマと別に、違うテーマも作ってみます。 テーマ #ひとり暮らしのエピソード     #お部屋探しのエピソード ひとし暮らしのエピソード企画

「エッセイ」一人暮らし

耳の奥が静寂に満ちていく。 それを妨げるかのように、しーっとした音にもならないような音が響いている。 なんだ、これは? ああ、部屋の隅に設置した空気清浄機が、静かに自分の仕事を全うしているのか。私が働かせているのに静寂の邪魔をする機械を横目でちらっと睨む。右手に挟んだ細いケントが悪いのに(苦笑) そうだ、こういう時はお風呂を沸かそう。 こんな孤独を感じる日は、心の代わりに身体を暖めてしまおう。 私が純粋な一人暮らしをこのアパートで始めたのは、今から六年程前に遡る。それ以前

セキュリティは何より大切です。【メディアパルさん企画参加記事】

メディアパルさんの企画に参加します。 これは「お部屋探しのエピソード」「ひとり暮らしのエピソード」 両方に在する昔話ですが #ひとり暮らしのエピソード として以下を綴ります。 あれは、社会人となり賃貸アパートを借りて一人暮らしを始めていた私が借りた、三代目の部屋でのことだった。 父は転勤族。私が社会人となった年、何度目か数えるのも億劫になるほどの回数を重ねた父に、また転勤の命が職場から下っていた。慌ただしく父の知人の紹介で「一軒家の二階を間借り」するという、時代錯誤(苦笑

人生初のひとり暮らし、カナダで引きこもり

初めてのひとり暮らし、不満だらけで終わった。受け身でいるのも、理想を持つのもほどほどに。 今から9年前、ケローナという町からバンクーバーへ引っ越した。初めてのひとり暮らしは広いワンルームの地下。そこは薄暗くて寒いから、何か”出そう”で少し怖かった。 外に出れば、そこは便利なエリアだった。ドラッグストア、日本食店、スタバ、スーパー、駅がある。バンクーバーは都会で、娯楽もいっぱいあって退屈しない場所。 それなのに、ひとり暮らしにワクワクするどころか、疑問からスタート。どう生

わたしの部屋とお別れをしてきました。

2月28日、本日。 4年とちょっと過ごしてきたお部屋の鍵を返して、 お別れをしてきました。 きょうから本当の二人暮らしの始まりです。 これがまた結構、気持ち的に違ってくるものでして。 「とうとう逃げ場がなくなってしまった」 「本当に二人暮らしになるんだなあ」 と寂しさも感じると同時に、 覚悟を決めなくてはいけない日になりました。 本当に本当に大好きなお部屋で、 夏場の暑いときにコバエが出てくるのが うっとうしいくらいで春には桜、秋には銀杏と 四季を感じられる場所にあ

【企画参加やってみた♪】教えて♪ ひとり暮らしのエピソード②

先日も参加させていただいた、 ハッシュタグ#ひとり暮らしのエピソード企画! 思い出せるエピソードとして ①電気配線火花事件 ②噂の変な人が来た事件 ③見知らぬ男に殴られる事件 この3つを挙げました。 先日は電気配線火花事件が思いのほかボリューム出てしまったので、分割しての参加です! 先日の記事はコチラ↓ では さっそく続きのエピソードを始めます。 噂の変な人が来た事件 初めて一人暮らしをする状況は、今の時代で言うとやはり高校を卒業して、大学進学をきっかけにというパ

高校生までの当然が不便に変化した

ひとり暮らしの期待は 両親が不安そうな顔で見送ってくれたのを尻目に 空港の搭乗手続きから始まっていた 「わたしなら、上手く暮らしていける」 19歳になったばかりの自分は虚勢で始まり 入学式で、鼻を折られた わたしと一緒に都会へ来たスーツは、皺 予定では、新品のスマートな姿を想像していた パンプスだけは、磨かれて だけど、肝心なスーツに皺があった 実家なら、ここで 「おばあちゃま」祖母に差し出し アイロンをかけてもらう 高校生までの当然が、不便に変化した 入学式は、大

自分が気付かない心の状態を、代わりにキャッチして、伝えてくれる人がいること

子供の頃から自分の夕飯を作ることもあったし、お米を研ぐことも、茶碗洗も出来ていた。服も自分のセンスで選んでいたし、経済的にも自立していたから一人暮らしで不便はなく、むしろ完璧で楽しいだろうと思っていた。 しかし、日常業務を熟す能力があることが、一人暮らしができる能力を持っていることと異なると知る。 なぜそんな当たり前なことに気づかなかったのだろう。 …………… エスカレーターを降りたとき、 「ちょっと待って」 と話しかけられた。振り返ると、後ろから来たのは細マッチョのイケメ

ひとり暮らし

 人生のどの時期にひとり暮らしをするかで、ひとり暮らしの捉え方というのは大きく変わる、と思う。  私のひとり暮らしは、高校を卒業した18歳の時に始まり、22歳で大学を卒業した時に終わった。4年間だった。  推薦受験で大学がかなり早い時期に決まったので、ほかの同級生より余裕をもって準備ができたはずだが、準備として何をしたらいいのかなんて実はさっぱりわからなかった。  わからないのに、母には 「ほっといて。全部自分でするから」  と言った。    アホだなぁと思うが、まあ若

たった1年だけ一人暮らしをしたときのこと

一人暮らしのこと書いてみようかなと 記憶を辿ってみたら という事実に気付きました。 なんだかびっくり。 遡れば30年くらい前のことです。 時は春、 当時女子の多くは 高校卒業後の進路には 四年生大学ではなく 2年間の短大を選んだものです。 私も御多分に洩れず 短大進学、東京で新生活、を 選んだのでした。 ちなみに、 その後親元に戻って就職。 というのがよくあるパターンでした。 今では考えられませんが、 金融機関の新卒採用は 親元から通うというのが 採用のポイントでした

一人暮らしのメリットと、「坂ノ途中」との出会い②

この記事は、メディアパルさんの企画に参加しています↓ そして、こちらの記事の続きです↓ 「野菜を摂取せねば。」 切実な思いを胸に抱えた私は、まず、根本となる原因に迫ることにした。 なぜ、こんなに野菜を食べないんだろう?? 考えた結果、以下の答えにたどり着いた。 ↓ ・野菜をすごく美味しいと思っていない ・たまに食べようと思っても、同じ野菜で、同じ料理しか作らないため、飽きる ということは、美味しく、バリエーション豊富な野菜を食べる必要がある。 いつもスーパ

一人暮らしのメリットと、「坂ノ途中」との出会い①

この記事は、メディアパルさんの企画に参加しています↓ まず、一人暮らし歴10年以上の私が今思うことは、 「一人暮らしって最高!!」ということだ。 (決して人のことをとやかく言うつもりはなく、あくまで「自分にとって」ということです。) 実家での過干渉にうんざりし、高校・大学での寮生活で集団生活が苦手だということを痛感し、気の合う姉との楽しい共同生活を経ての感想だから、心の底からそう思っているのは間違いないと思う。 私にとっての一人暮らしのメリットは、 ・何時に帰って