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今から、大学生の学食のイメージをひっくり返そうと思う。【千葉商科大学】


みなさんこんにちはこんばんは、「かのー」でございます。
noteご覧いただき、ありがとうございます!

内容は、タイトルの通り学食についてです。

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お前は誰ぞや?という方はこちらをご覧ください。



僕の中で学食の定義がぶっ壊れた話


早速ですが、みなさん学食ってありますよね?学生の食堂です。
ごはん食べる所。

イメージしてみてほしいのですが、
皆さんの中で学食ってどんな感じでしょうか?

学食といえば、なんか白っぽくて、机がいっぱい並んでて、パイプ椅子がいっぱい並んでて、学生がいっぱいいて、カレーの匂いがする。




ですよね?


フードコートの延長線にいる存在が学食。
これぞデフォルトの学食。  
そんなイメージが僕の中には浮かび上がります。

長野出身の田舎者のイメージとしてはこんなイメージなんのですが・・・。

そんな僕が初めて足を踏み入れた学食が、千葉商科大学の学食なんです。





その千葉商科大学の学食がこちら

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え?ってなるんですよ、
学食ってこんなおしゃれでしだっけ?何ならカレーの匂いなんてしそうにもなくて、ちょっと寂しさを感じるレベルでおしゃれなんですよ。


もう一回だけ確認してみましょう。


「僕のイメージ」

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まさにこれです、フードコートの延長線。




「The University DINING」

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やっぱりカルチャーショック

こんな学食に出会ってしまった瞬間の気分としては、初めてイソギンチャクから外に出たニモの気分です。

あ、僕はドリーが好きです。




ドリーの話は置いておいて

とにかく、僕のイメージの中にある学食は面影もなく吹き飛ばされ、学食の定義がひっくり返った瞬間でした。

今回はそんな僕の中の学食のイメージをいい意味でぶっ壊してくれた、千葉商科大学の学食。

The University DINING

通称UDについて書きたいと思います。


「読み終わった頃には、皆さんの学食のイメージが変わります。」




UD探検ツアー

この記事を最大限楽しんでもらうために、まず、写真で一緒にUDを探検してみましょう。百聞は一見にしかずと言いますが、まさにそのとおりです。

あと、UDの中にはBGMでちょっとおしゃれな音楽が流れてます。ジャンル的にはジャズとかなので、おしゃれな曲聴きながら読んでいただけると、UD探検ツアーの効能が上がります。(効能ってなんだ)




BGMの用意はよろしいでしょうか?


では、UD探検ツアー in note スタート!!




まずこれがUDの正面から見た外観です。
お洒落なレストランみたいですよね。

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僕はオープンキャンパスの時に、このおしゃれな外観に見事に騙されまして、まさかここが学食だとは思いもせずにしっかり数回通り過ぎました
学食遭難者です。


ではでは、中にはいってみましょう。



中に入ってすぐの場所です。

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最初の写真ですね、この右側に正面玄関があリます。

内装がとても綺麗!
インテリアにもこだわってるのはわかりますが右奥をご覧ください。木が生えています。
大事なことなので二回言いますが木が生えています。

たしかに、インテリアとしての植物って結構王道だと思うんですが、まさか学食に木が生えていると思わなかったので、初めて入ったときに結構驚きました。
建物全体の構造が、木の温かみを感じる建物です。
壁がガラス張りなので、とても開放感を感じる内装となっております。


そして、
あまり見ないかもしれないですが、ちょっと天井見てほしいんです。
おしゃれじゃないですかこれ?


始めて見た時「こういう天井の家に住みたい」って思いました。

天井からも木漏れ日みたいに光が入ってくるんです。


上の写真で気になった人もいると思うのですが、真ん中に孤島がありますよね、この丸っこいランプがあるところです。

ここは学食を受け取る場所ではないんです。

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ここではランチメニューとは別で軽食やコーヒーを売っているんです。


がっつりランチは食べないけどお腹すいた人たちのニーズをガッツリ掴んでいるというわけですね。
しかも、ここのパンが美味しいんですよ。


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よく売り切れてます。
ラインナップが完全にダイエットの敵です。砂糖の罠

特に、女子学生の皆さんは気をつけてこの横を通ってください。
ですが、位置的にド真ん中にあるので、ほぼ避けることは不可能な恐ろしいシュガートラップです。

気をつけましょう。






そして、冒頭でも使ったこちらの写真、ここで食事が取れます。

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カラフルなデザインボードで食事を受け取るスペースと区切られているのであまり、並んでる人が気になるみたいなこともないです。


少人数グループで話し合いをしながら食事がしたい。
そんなあなたにはしっかりソファー席があるのでご安心ください。

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ランチタイムのソファー席は人気すぎて常に埋まっている印象です。



どうでしょうか?かなりイメージが変わってきたのではないでしょうか?


これが、学食です。






UDのメニュー

次はメニューについて触れたいと思います。

もちろん学食なので、メインは食事になるんですが、UDのメニューはワンプレートのメニューがローテーションされて毎日変わるようになっています。

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しかも、一汁三菜。栄養バランスまで考えてくれてあるというありがたさ。
これがワンコインで食べられるって最高ですよね。しかも料理のクオリティもかなり高いんです。

そう、シンプルに美味しい。

学食って言うと素朴なイメージがありますが、盛り付けまでしっかりしていて、完全にレストランのクオリティにたどり着いています。

価格と料理のクオリティのバランスが丁度いい落とし所になっていますがものすごい努力を感じます。



そして、探検ツアーで紹介したシュガートラップの孤島がありましたよね、実は昨年、ここで素晴らしいサービスをしていたんです。

それが50円スープです。

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学生証見せると、カップスープが50円で買えるという期間限定の企画だったのですが、寒くなってからほぼ毎日使ってました。
ミネストローネの日とクラムチャウダーの日があったんですが、どちらも美味しくて最高でした。

大学にお弁当持っていくよ〜っていう学生もいると思うのですが、お弁当って保温機能ついてないと冷たくなっちゃうんですよね。スープを持っていくのは手間だし、インスタントのお湯は行列。
そんなスープ問題に突如現れた革命児でした。

ある意味、お弁当だから学食に行かないという生徒も学食に訪れるようになるという、かなり考えられたものだったのではないかと思います。

そして50円というインパクト

お昼前には、今日はどっちが出てくるか?しか考えられなくなります。






UD誕生秘話

この学食誕生の背景にはもちろん物語があるんです。
2014年のある日、大学に新しい学食を作るという新学食プロジェクトが立ち上がりました。

この時の初期メンバーは教授を含む三名という異色のチーム。たった三人で話し合うところからこの学食が生まれたと思うとかなり驚きです。

せっかく作るのにありきたりな学食では面白くない。
せっかくなら尖った学食を作り上げたいということで、様々な意見を出しながら、大人三人が膝を交えて話し合ったそうです。

どうしたら学生にとって、学校にとって、地域にとってより良い学食が、尖った学食が作れるか、、、。

そして、
その中で生まれたのが「ワクワクする学食」というコンセプト。

学生の立場からすると教授が集まってウンウン頭を唸らせていることを想像するとかなりシュールですが、そこからThe University DININGが誕生したと思うとやっぱりすごいですね。







UDが普通の学食とちょっと違うわけ

実は千葉商科大学にも、伝統的な学食というものはあったそうです。
しかし、学校自体のイメージを向上させることまで目的にされてこの学食は考えられたそうです。つまり、この学食が学校の一つの魅力であり、千葉商科大学というものを知ってもらうきっかけになることを目指して考えられているんです。

私が取材を進めていく中で感じたことが普通の学食とUDのコンセプトの違いです。

普通の学食では学生が食事をする場所、安くお腹いっぱいになれること、などの機能的な部分に集中して作られていることが多い印象があります。

しかし、この学食は「世界一ワクワクする学食」という合言葉が一番根本にあるんです。

この合言葉がとても大きなキーワードになっていると僕は思いました。


これはつまり、
どれだけ学生が訪れても、おいしい食事が提供できても・・・。

ワクワクしなかったら一番の目的は達成されていないということになるのではないでしょうか?
そこを達成するために積み重ねてきた試行錯誤や工夫が、まさに、今のThe University DININGを形作っているように感じます。
すべての場所から妥協というものを感じない本気度。
そんな熱をThe University DININGからは感じます。

食事をするだけの価値ではなく、学生同士のコミュニケーションが生まれる場所であり、空間としての価値など食事だけではない価値まで考えられているからこそ、学食という概念を進化させるような新しい学食になっているのではないかと感じました。

そして、「おしゃれでセンスの良い学食」「地域に開放された学食」という大きな特徴で、様々なメディアにも取り上げられているんです。

実は色々な賞もとってたりするんですね。

2016年:グットデザイン賞
2016年:学食ランキングNo.1(早稲田大学学食研究会)
2017年:日本不動産学会業績賞
2017年:市川市景観賞

などなど


確かに、カルチャーショックを受けちゃうぐらいには、おしゃれで魅力的な学食になっています。自分の学校にそういう場所があるということ自体が謎の満足感につながっている気もします。


しかも、「地域に開放された学食」という意味では、よく地域のママさんたちが訪れていたり、子供が駆け回ってたりしますね。
そういった意味では大学の中では一番外に開いた場所かもしれないです。


教育施設であり、公共の施設であり、さらに商業施設であり、エンターテインメントまで生まれる場所・・・。


かっこいい。





UDと学生の関わり

そして、このUDという場所は学生に対して「学び」という価値も提供しているんです。

一つは学生がUDでアルバイトとして働けること、普通のアルバイトと同じように接客の勉強もできますし、学生との関わりが深いので学生に向けたサービスというものを生で体験できるという部分は大きな強みです。


さらに、The University DININGプロジェクトというものがあるんです(以下UDプロジェクト)


UDプロジェクトとは大学の授業として、UDの運営に関わることができるものなのですが、学生をワクワクさせるには学生も関わるのが一番というのは確かにあるのかもしれません。


学生側としては、学食を通して学校のブランディングという壮大な挑戦に関わることができる。
そして、そこからリアルに学ぶことができる。という面白さがあります。
学生目線で学食というものをより良く、より面白くできるチャンスがあるというのは大きな魅力になるのではないでしょうか。


しかもUDプロジェクトが主催するJAZZ LIVEが毎年あるんです。
今年は11月にオンラインで行われるそうですが、詳しい情報はこちらのTwitterとInstagramからどうぞ!
UDプロジェクトがどんなことをしているのかも知れるかもしれません。

The University DININGプロジェクト公式アカウント
Twitter
https://twitter.com/the_ud_project
Instagram
https://instagram.com/the_ud_project?igshid=1wczxa9rjhg0v

実は、UDプロジェクトメンバーの学生から生の声を聞いているのですが、それはまた次回・・・。

追記:ジャズライブの情報が解禁されました!
こちらのYouTubeにて行うそうです!
↓↓↓



おわり

今回は千葉商科大学の学食The University DININGについてでした。


最後に一つだけ注意点があります

実はThe University DININGもコロナウイルスの影響で今まで通りの営業ができていません。記事内で紹介した部分と変わっている部分がある可能性があるのでご了承ください。
公式な運営方針などは、こちらからご覧ください。
https://www.cuc.ac.jp/bureau/dining/index.html


しかし、ピンチはチャンス!
The University DININGプロジェクトの学生たちが上で紹介した、オンラインJAZZ LIVEはもちろん。
様々なコロナ禍だからこそのサービスを考えています。

そんな学生によるThe UDプロジェクトにフォーカスした記事も後日、掲載します!


一応、もう一回リンクを貼っておきますね。

The UDプロジェクト公式アカウント
Twitter
https://twitter.com/the_ud_project
Instagram
https://instagram.com/the_ud_project?igshid=1wczxa9rjhg0v


最後までご覧いただきありがとうございました!


ではでは、またお会いしましょう!

Part2も書かせていただきました。
続きが気になる方はこちらの画像をポチッと↓


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