『病院薬剤師』として患者と生きる
病院薬剤師は、目立たず、感謝もされず、言うなれば日陰の仕事である。
しかし、私は病院薬剤師という仕事が大好きだ。仕事にプライドを持って臨んでいるし、患者さんを愛している。私の生き甲斐であり、生涯の仕事だ。
最近は病院薬剤師を主役にしたドラマが放映されているが、あれはあくまでもドラマである。私たちは医師から治療方針について相談を受けたり、治療法の変更を提案したりすることはあるが、あそこまでの圧は出さない。もちろん診断と治療方針の決定は医師の専売特許だからである。特になんの権