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文字に色を感じる共感覚とは? ①

共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、英: synesthesia, 羅: synæsthesia)は、ある1つの刺激に対して、通常の感覚だけでなく 異なる種類の感覚も自動的に生じる知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、味や匂いに、色や形を感じたりする。 (Wikipediaより引用)

これで言うと私は文字に色を感じます。
よく色が見える、という言い方をするけど、私の場合は「感じる」という表現が当てはまります。
というのも文字に色が見えるというか、パッと色が浮かぶ。
という感じなのです。

パッと色が浮かぶ程度、しかもケースバイケースすぎて私は自分のことを共感覚者かどうかまだ疑っています・笑

文字に色を感じる共感覚者同士が同じ文字が同じ色に見えるわけでもないというのもどこかで読んだので、中々難しいですね。

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例えば「月曜日」という3つの漢字をセットとして意識すると、
月曜日は「赤です」

ただ、「月・曜・日」と単語単体にすると各漢字の色が変わります。

そしてこれを「げつようび」や「ゲツヨウビ」とひらがな・カタカナにするとまた色のイメージがガラッと変わっていきます。

英語でも変わる場合があります。
Mondayの場合はメインの色が赤は同じで、それに茶色とオレンジとほんの少しだけ黒が混ざってる感じでしょうか。

そしてややこしいと思うのが、
同じ言葉でも毎回同じ色というわけではなく、
色が変わるものとそうでない言葉があること。
また、意味や人柄を知ってるとその意味や人柄のイメージなどにも引っ張られてつく言葉や単語(名前など)もあること。

つまり私の場合は、
言葉の意味が色と関係が「ある」場合と「ない」場合があるのです。

あと隣にある文字に影響されるケースも多いです。

例えば「ある」だと<あ>は黒寄りの濃い赤で<る>は深緑。
これが「あり」だと<あ>は明るい赤になり、<り>はオレンジ。

海外の共感覚の説で「A」が赤く見える共感覚者の人が多く、これは語学教材の色付けのほとんどがAが赤であるからかもしれないという説を読みました。確かに小さい頃のイメージや見たものが残っている、という可能性はありそうですよね。日本語でももしかしたら同じような説が言えるかもしれません。

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さらにもう一つ例をあげると、
「水」という漢字から水色・青・黄色と見えましたが、水や青は完全に「水」そのもののイメージに引っ張られてる気がしています。

まずは自分のケースをどんどん検証してけたらいいなと思っています。
そして表現がとても好きなので、イラストや絵に何かこの世界観を表現できたらいいな、とも思っています。

ちょっと長くなってしまいましたが、
読んでいただき、ありがとうございました!

トップの画像は2、3年前に歌手のNina Simoneから見える色をデジタルで描いてみたイラストです。

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