山藤篤志

山藤篤志

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元伊藤忠社長の教え「仕事と心との流儀」まとめてみた

名著から人生100年時代を生きるためのエッセンスを学ぶこのシリーズも今回で6冊目!前回の本セコム創業者、飯田亮さんの「正しさを貫く」に続き、今回は元伊藤忠社長、丹羽宇一郎さんの「仕事と心の流儀」を取り上げます。 丹羽さんの哲学はこれまでの名著に共通するように、仕事、成長、人生についての長期的で本質的なエッセンスが紹介されています。この記事ではそんな丹羽さんのメッセージを自分なりの解釈と実体験を踏まえつつまとめました。以下では本書の構成に沿って、5つの章に分けて丹羽さんのメッ

    • モバイル業界分析〜5G普及の起点とは?〜

      こんにちは! 前回のメディア業界に続き、今回はモバイル業界の分析をしていきたいと思います!(前回のメディア業界分析が気になった方はこちらからどうぞ) 5Gの登場、楽天というビッグプレーヤーの参入など変化の激しいモバイル業界ですが、基本的な業界構造から最近の流れ、5Gの行方までを分析してみたいと思います。「モバイル業界の最近の流れが気になる」という方には発見があると思うのでぜひ最後までお付き合いください! 数あるトレンドの中でも今回は5Gを起点に分析・戦略提案を行いました。

      • 「正しさを貫く」〜事業において、ビジネスマンにとって大事なこと〜

        名著から人生100年時代を生きるためのエッセンスを学ぶこのシリーズも今回で5冊目!前回の「影響力の武器」に続き、今回は「正しさを貫く」を取り上げます。 この本は日本におけるセキュリティ事業のパイオニア、セコムの創業者である飯田 亮(いいだ まこと)氏の仕事と経営哲学をまとめたものです。 その哲学には効率化・多様化を極める今の時代と一見逆行するものも少なくありません。しかし根本には事業とは何か真摯に向き合い、成果を出し続けてきた飯田氏の捉える事業の本質が詰まっています。

        • 【小手先のテクニック?】「影響力の武器」を「7つの習慣」と読んでみた

          名著から人生100年時代を生きるためのエッセンスを学ぶこのシリーズも今回で4冊目!前回の「7つの習慣」に引き続き、今回は「影響力の武器」を取り上げます。 「影響力の武器」は著者で社会心理学者のロバート氏が、フィールドワークや心理学実験を重ね、人に影響を受ける要素を6つの法則に切り出し、法則を巧みに利用し他者に影響を与える人のやり口と、各法則に対する防衛法を一冊にまとめて紹介している名著です。 「いらないはずのものを気づいたら買っていた」「冷静になれば馬鹿げている選択肢を、

        元伊藤忠社長の教え「仕事と心との流儀」まとめてみた

          【初読で陥る】「7つの習慣」実践の落とし穴

          この記事ではいわずと知れた名著であり、最も有名なビジネス書とも言える「7つの習慣」をついて扱う。「7つの習慣」を初めて読んでから、今回一年ぶりに読み返して気づいたこの本の実践の落とし穴と対策について、実体験をもとに解説する。 落とし穴と対策まず結論から言うと、「7つの習慣」を実践する際の落とし穴は、習慣が身につくまでモチベーションが持続しずらいことである。そして僕が考える一番有効な対策は、第3の習慣で紹介されている「1週間の計画を立てる」ことを実践することである。本書の内容

          【初読で陥る】「7つの習慣」実践の落とし穴

          二つの変化から見るメディア業界分析

          社会の変化に伴いメディア業界は劇的に変化し、非常に多様で複雑な発展をしてきた。近年もコロナの影響から企業が広告を控えたことで多くのメディア企業は大きな打撃を受けた。そのなかでもコロナ下で急成長するメディアも存在するなど、ひとつの側面からだけではメディア業界を理解することはできない。この記事では二つの側面からメディア業界の変遷をまとめ、さらに現在の流れについて分析していく。 情報取得方法と購買行動の変化からみたメディア業界の変遷この記事の前半ではメディア業界について理解を深め

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          入社一年目の教科書

          社会人としていち早く成長し活躍するために必要なことはなんでしょうか? そんな疑問に三つの原則と50の行動指針によって答えてくれるのがこの「入社一年目の教科書」です。 この記事は三つの原則と、学んだことを実践した際の気付きについて紹介します。 記事でとりあげる内容はごく一部ですので、興味を持った方はぜひ実際に読んでみてください! 学生から社会人へのゲームチェンジサッカーしかやってこなかった人が野球を始める時、いち早く活躍するためにまず抑えるポイントはなんでしょうか?

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          「持ち物リスト」で進むモノの資産化とリユースへの影響

          フリマアプリの登場依頼リユース業界は大きく変化している。その手軽さからフリマアプリが普及したことにより、中古品に対する人々の抵抗感は薄れつつある。また不用品をリユースできる「資産」として捉える価値観が醸成されつつあり、リユース市場は今後とも成長すると予測されている。そんなリユース業界で今後キーポイントとなる「モノの資産化」と各企業の動きについて分析する。 フリマアプリによるリユース市場全体の成長2012年のラクマ、翌年2013年のメルカリの登場依頼、その手軽さからフリマアプ

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          わかる社会人基礎力

          新しいモノや情報が次々と生まれ急速に変化する現代では、学校で勉強した知識だけでは解決できない複雑な問題に対峙することが求められる。そのような時代に社会で働くための基礎力である「社会人基礎力」について、学術的背景を踏まえながら簡潔に解説し、それらを培うため道筋を示したのがこの「わかる社会人基礎力」である。 この記事ではこの本で解説されている社会人基礎力についてまとめ、この本から学んだことの実践と得られた気付きについて紹介する。 3つの能力と12の能力要素社会人基礎力は以下の3

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