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親が子供のバイリンガル到達レベル(目標)を決める場合は

私のnoteを読んで下さってる方の多くはまだお子様が未就学児〜小学生位なのではないのかな?と勝手に想像しています。何故なら①子供が生まれてバイリンガルに育てたい!育てよう!と思ってネット検索してたらこの様な記事に辿り着くケースが多いから。②実際にバイリンガル育児をやってたら色んな壁にぶち当たるが(私も何回も真正面からぶち当たって時には鼻血を出したままの様な状態で育ててきました。)そういう時に「バイリンガル」「育児」で検索したらこの様な記事が目に付く様になってくるから。です。

でもお子様が中学生〜遅くとも高校生になってくると、もうはっきり言うとバイリンガルの「伸び代」がびよ〜んと伸びる時期はほぼ終わっているので、そして親も子供の事を客観的に見れる様になるし、自分なりの育児をほぼ終えた状態になってるから、もうこういった記事も「用済み」みたいなもんで読まなくなるのでは、と思うんです。バイリンガル育児が上手くいった方は私の記事を読んでも「ふ〜ん、ま、じゅんこさんも頑張った様だけど、私ももっとやってたよ、子供ももっと出来てるけどね。」って思うか、「わ〜、こういう記事読むと、自分がやって来なかった事を思い出して嫌な気持ちになる。でもでも、うちの子は他の事でちゃんともっとすごく出来てるからもうバイリンガルはいい。もうこの記事読むのや〜めよ。」って感じで、どっちにしても親の興味も薄れている気がします。

なので、もし私のnoteを読んで下さってる方のお子様がまだ小学生迄位の場合、なのですが、バイリンガル育児のゴール、つまりお子様の語学レベルの到達レベル想定を親はあまり気にしなくてもいいと思います。というのも日本人的に謙遜も入るんだとは思いますが、大きなゴールではなく、例えば「文章が書けなくてもちょっと読める程度でいい。新聞は読めなくても駅の表示が読めたら。」「学校の授業は分からなくても日常会話ができる程度だったらいい。」とかのレベルをゴールにしちゃうと、はっきり書くのは申し訳ない気もするけど、(きっと)結局はもうちょっと下のレベルのゴールに到達、っていう事になることが多いからです。
ま、これはバイリンガル教育だけではなくて他の事にも言えることですよね。「プロ野球選手になりたい」って言って本当になれる子は一掴みの数人のみ。でもなれたプロ野球選手は、そのほぼ全員が小さい頃からプロになろうと思って頑張ってきたと思うんです。
なので、もし目標(ゴール)を掲げるなら思いっきりデカくお願いします!🌋

因みに私のゴールは「読み書きはちゃんと出来るし、新聞や小説も勿論ちゃんと読めて理解も出来る、文章も書ける、敬語も話せて、日本育ち?って聞かれる位の日本語力を付けられる様に!」っていうめちゃくちゃデカいもんでした。上の子はほぼ到達したと思います。付け加えると予想もしていなかったのですが、ロシア語もペラペラになって、結果トリリンガルになりました。でも下の子は無理でした。下の子は敬語は間違って使うこともあるし、日本の新聞は読みません。(アメリカの新聞も読んでないけど💦。)でももし大きな目標がなかったらきっと私の方が先に挫けてしまって、「鼻血が出た状態」の時に諦めていた、って思うんです。英語で言うDream big、バイリンガル育児にも適用させて下さい!