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2021年6月の記事一覧
高校受験アクシデントで主人公と同じ中堅高校に入学する頭いいやつ。
その言葉が直接的に意味するものとは若干異なる、もしくはそこから類推される意味を持つ表現が日本語には多い気がする。見たままに、思ったままに表現するんじゃなくて。
YouTubeでエンタメ系の動画を見る。心の中で面白いと思いつつも顔は笑ってない。対象と距離がある。対象と、そして同じ対象を見ている人と同じ空間を共有してないからこそノリつつシラケていられる。
『人の現在と未来とを呪縛するのは、この過去を本人の「現在」として、また本人の「未来」として、執拗にその本人にさしむける他者たちのまなざしであり、他者たちの実践である。』
-見田宗介『まなざしの地獄』
人に会うときはいつも何かしらの準備をしてしまう。
言葉にし過ぎてはいけない。
写真を撮りにどこかへ行くより、どこかへ行ったついでに写真を撮る方がいい写真が撮れる。
勉強が得意な人・頭がいいとされている人に対して、そうではない人が「〜は頭がいいからなー」と言う。
こういう分断に対して敏感だった。自分が浮かないように、とはいえ自分を失わないようにその環境のコードに意図的に乗っかったり乗っからなかったりしてきた。