【何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書】中島 輝
この本の著者は9歳の頃から様々な精神障害を発症してしまったそうです。
そんな著者が「病気を克服するに至るまでの実体験」がぎっしりと詰まっています。
「自己肯定感が高まる具体的な方法」を知りたい方には、おすすめの1冊です。
■こんな人におすすめ
自分に自信が持てない
過去の出来事にこだわってしまう
同じ失敗を繰り返す
自己肯定感を上げる具体的な方法が知りたい
■グッときたポイント3選
あらかじめ、どうするか決めておく
尊敬できる人を見つけ、その人の考えを取り入れる
「自分の課題」と「他人の課題」を切り分けて考える
1.あらかじめ、どうするか決めておく
自己肯定感を高めるかんたんな方法。
「もし○○したら△△する」と決めておく。
えっ!そんなこと?
と思われたかもしれません。
でも、あらかじめ決めておくと、悩まずラクに対処できるんですよね。
自己肯定感が低いとき、人間はマイナス思考になってしまいます。
例えば…
家族とケンカになったのは自分が原因かもしれない
もしキライな上司から飲みに誘われたらどうしよう
こんなときは…
家族とケンカになったら、散歩に行って物理的に距離をとる
キライな上司に誘われたら「今日は用事があって…」と断る
このように○○したら△△すると決めておくと、頭と体に負担をかけずに済むんです。
どうでしょう?かんたんですよね?
何より「もし、そうなっても大丈夫」という安心感がスゴイんですよね。
2.尊敬できる人を見つけ、その人の考えを取り入れる
尊敬するあの人なら「どうするか?」と考える。
これによってモノの見方が変わり、視野が広がります。
あの人なら「とりあえずやってみるだろうな」とか「こんな小さい事で気にしないな」と考えると、客観的に自分を見ることができます。
本書では、「スティーブ・ジョブズ」や「坂本龍馬」など、歴史上の人物や偉人をおすすめしています。
でも僕個人的には、インフルエンサーや知り合いでもいいと思います。(そのほうがイメージしやすいですからねw)
ちなみに僕は「Testosterone(テストステロン)」さんが好きです。
とにかくポジティブで、X(旧Twitter)のポストなんか見てると前向きになれるんですよね。
3.「自分の課題」と「他人の課題」を切り分けて考える
「自分の課題」と「他人の課題」を切り分けて考えましょう。
これはとても大事なことです。
自分が変わるか、他人を変えるか、どちらが簡単だと思いますか?
答えは明確です。
自分が変わることの方が圧倒的にラクですよね?
他人を変えるためには、相当なエネルギーがいります。
自己肯定感が低い状態だと「他人の課題」で悩んでるケースが多いです。
こんな時は「自分の課題」と「他人の課題」を切り分けてみましょう。
例えば…
知り合いがお金に困っている
友達が彼氏(彼女)とケンカして困ってる
これらは「他人の課題」に分類されます。
もちろん自分が関わることによって、状況が良くなる可能性はあります。
でも、優先順位としてはどうでしょうか?
ホントに1番優先して考えないといけないことですか?
きっとそんなことないはず!
頭の中が整理できてスッキリするので今すぐにやりましょう。
■まとめ
【何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書】のまとめになります。
あらかじめ、どうするか決めておく
尊敬できる人を見つけ、その人の考えを取り入れる
「自分の課題」と「他人の課題」を切り分けて考える
今回はグッときたポイントを3つほど取り上げましたが、本書には「簡単に自己肯定感が上げられる具体策」が20以上も書かれています。
知っておいて損はない内容とかと思いますので、是非お試しあれ。
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